王子木材工業本社ビル - 木のサンプル帳  (2002年 / 東京都) 
コンセプト 写真 システム
1.木のサンプル帳と領域のグラデーション

新木場の木材会社のオフィスビルである。クライアントの商品である様々な種類の木で構成されたスクリーンを幾層にも重ねることで、領域を生むような空間構成を考えた。前面道路の喧噪から打合空間、執務空間と奥にいくに従い静かな領域へと連続するグラデーションを形成する。ガラス越しに見えるその積層されたスクリーンは、まさに「木のサンプル帳」である。

2.変化する領域とファサード

ファサードを構成する木パネルは、夏と冬の季節に合わせてレイアウトを替え、中庭に面した木ブラインドは陽の角度により一日の中でその開閉角度を変化する。また、打合コーナーの可動扉は利用者の使用スタイルによりその領域を変化させる。

3.変容する光の模様

幾層にも重なったスクリーンが季節、利用時間、利用スタイルにより様々に変化し、街に対し日々違った表情をファサードに表す。時々刻々と変わる光と影がつくる模様は、まるで光のダンスのように見える。