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上板橋の家 new街への開き方に配慮し、住環境を豊かに設える

東京近郊の長閑な住宅地に建つ、子育て世代のファミリーのための郊外型住宅。建主はデザインだけでなく、熱エネルギーなど設備にも興味があり、設計の初期段階から太陽パネル、蓄電池を入れることなどは必須で、それらを生かしたトータルなデザインを思考した。太陽パネルの効率を最大とするために、隣家から影にならないように高いところに33.0度の角度で南向きとした切妻屋根のボックスをまず配置。その外周に街並みにあわせて平屋の屋根を張り巡らせ、少しでも街並みに対する圧迫感を軽減するために、足下を浮かせている。その2つのズレが生じ、空間に動きが生まれている。また、ガラス面を910mm下げた南側は南夏の日差しをカットするという効果もあるが、アウトドアリビングに続く外部空間、さらにその先街並みにゆるやかに繋げている。

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