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目白の家太陽とプライバシーを求め、地下に暮らす

敷地は南側と西側の二つの私道に接しており、南側の私道は袋小路となっている。それぞれの私道を取り巻くように住宅が建ち並び街並みをつくっているが、互いに背を向けているような印象を受ける。 通常、住宅の1階レベルは、プライバシーを確保するため塀で囲うか窓の少ないやや閉鎖的なものが多くみられるが、ここではそれぞれの私道からのエントランス兼ギャラリースペースをつくり、視覚的に私道の歩行者に開放される空間となっている。また、吹き抜けたリビングを地下に配置することにより、プライバシーを確保しつつも伸びやかな内部空間をつくり、その吹き抜け(1階)を戸外の視線が行き交う。 この住宅は互いに背を向けていた街並みをつなぐ役割を担っている。

新建築住宅特集2005年4月号 モダンリビング 160 (2005年5月号) 日経アーキテクチュア (2005-5-16号) ディテール 166 (2005年10月号) 婦人画報 2006年11月号 日本建築家協会優秀建築選 2007 designboom/IT, competitionline.com/DE 未来の都市 日本の地下空間/KR

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