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巨大な浮世絵から見えるもの

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オリンピックで来日される海外の方もターゲットに企画されたであろう展覧会「巨大映像で迫る 巨大五大絵師」に行ってきました。
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実際の大きさぐらいまで拡大されることで、鑑賞者も絵の中に入り込んだような不思議な感覚になります。
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こちらの伊藤若冲の鶏は、拡大されることでまるで虫の視点ですね。ここまで拡大されても全く間延びしない精緻さに驚かせられます。
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こちらが、俵屋宗逹の風神雷神図屏風で、
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こちらが尾形光琳の風神雷神図屏風。この二つを拡大して並べて観せてもらうことで、光琳が何を考えてこう描いたのか?心の内がが見えてくるようです。
今回のこの試みはとても面白いと思いました。単に大きくして見るということではなく、拡大することで見えなかった世界が見えてきたり体感できたりします。本来であれば多くの外国の方に観てもらえたはずなのに大変残念ですね。
それにしても久しぶりの展覧会でした。コロナ禍で旅行や展覧会などに全く行かなくなってしまい、ブログの更新回数もめっきり減ってしまいました。一度、途絶えると習慣はなかなか元に戻りませんね。。。
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