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星空の撮影

知人に誘われて星空の撮影に行ってきました。真冬の隅田川は予想以上に寒く、1時間半で断念。もう少し長い時間撮ると、星のラインがもっと長くなったとは思います。あとISOをあげるか、絞りを一段開けるともう少し暗い星も浮き出てくるんでしょうね。今回は初めての星空の撮影。まずまずの作品では?笑
シャッタースピード20秒(ISO100、f4.5)で200枚近く連写して比較明合成をしています。その後で、空以外は露出をスカイツリーに合わせた一枚の写真を上から重ねています。最後に全体のバランスを整えて完成。そんな感じで、この一枚を作るのは結構大変。こんな撮影方法があるとは!改めて写真の奥の深さを知りました。
ところで、星の軌跡、スカイツリーの上部あたりは右上がりのまっすぐな直線。それより上の方は北極星を中心とした大きな円となっていて、逆に下の方はその反対の円弧になっているのがなんとなくわかりますか?それとは別に、スカイツリーの左、言問橋の上のあたりに、それらのラインとは関係ない曲線が見えますが、それは羽田に向かう飛行機が大きく旋回している軌跡だと思います。

30年前のサグラダファミリア

暇を見つけては昔撮ったポジフィルムをデジタル化して、Instagramの方に随時投稿しています。
30年前のサグラダファミリア。50代前後の人の卒業旅行で見たものはこんな感じだったと思います。改めて最近行った時の写真と見比べると全く違いますね。こちらの写真の方が古いものなのに、遠い未来の廃墟のようにも見えます。

 

ところで最近はどれくらいできてるの?という方がいたのですが・・・、驚くほど完成しています。下の2枚が5年前、2018年11月の写真。

そして、下の2枚30年前。廃墟のような写真です。

サグラダファミリアがつくり続けていることを知らなければ、30年前の写真は未来の廃墟にしか見えませんね?

 

日大生産工学部の卒業設計の講評会

日大生産工学部の卒業設計の講評会に行ってきました。久しぶのリアルな講評会でした。リモートやハイブリットと違って、発表者と先生方との一体感があってやはり良いですね。リアルの大切さを痛感しました。

今年は、一時多かった新たに建築しないリノベーションが減り、ドローンやリモートといったものを設計に取り込んだ規模の大きなものが上位にちらほらと混じっていて、なんとなく傾向が変わってきたと思いました。それは、講師陣の顔ぶれが変わってきたことも関係しているのかもしれません。こちらの大学では、一度任期が切れて1年抜けましたが、15年近く非常勤講師をやっていて、気がつくと専任を除けば一番長いかも?周りがかなり若返りました。

議論と投票の末、最後に6点を3人に分配する投票で、上位3人を決めたのですが、結果的には僕はその上位3つに2点づつ投票していたので、順位こそ少々意外ではありましたが、その順位にもまあ納得。一方で納得のいかない先生方がちらほらいましたが、メンバー、審査のやり方を変えれば順位が変わる僅差だったと思います。
司会の篠崎先生の采配もあるとは思いますが、若手の先生方も講評しやすいフラットな雰囲気もあり、講評会自体はとても良かったと思います。講評会の後はコースの垣根を越えて、布野先生、泉先生、橋本先生といった重鎮や若手の先生方と話をしながらお酒が飲めて、とても楽しい夜でした笑。
上位8人
38点で一等、大槻くんの案
34点で2等、津留くんの案
26点で3等、増子くん
25点で4等、若狭くん

久しぶりのスキー

久しぶりにスキーに行ってきました。10年前、シリウスの戸恒さん夫妻に誘われてニセコに行って以来かも?その時も確か10年ぶりでした。
動画撮ってみました。→こちら
最近スキーをしていない50代の人達からするとなんの違和感もない滑りだと思いますが・・・若い人や時代についていってる人が見ると、かなり古い滑り方なんでしょうね笑
僕は小さい頃、北海道の稚内に住んでいて、スキーを始めたのは5歳の時。まだ、革靴にカンダハー(前でパチンと止めるやつです)の板で、パラレルはクリスチャニアとも言ってましたね。その後、今のようなブーツに変わり、小学生のうちに1級をとっていたのですが、大学でスキーのサークルに入って、最初に滑った時に先輩たちに大笑いされました。先輩方(理科大の大宮教授などは3年生!)のご指導のもと新しい滑り方に矯正していただき、すぐに1級も取り直すことができました。それが1988年かな?この頃はウインタースポーツの過渡期でモーグルは確かその年くらいから人気が出始めていましたし、スノボは91年くらいからですよね?僕は、学生の時は1年生の時からずっとインストラクターのバイトと大会で山にいたので、その時点でスキーは一生分滑った感じです笑
今回は雪山の景色を眺めるくらいの気分で突然スキーをすることになって、山小屋の倉庫に置いてあったかなり古い30年前の板(勿論、カービングスキーではない…笑)で、ストックは知人から短いものを借りてスキー場へ。久しぶりのスキーはなかなか楽しく、今度はちゃんとカービングの板(こちらも20年前のものですが、これも古いのかなぁ…笑)で滑ってみようという気になりました。
ところで、ネットやYouTube で色々調べていると、滑り方の古い新しいなどの白熱した議論、大変興味深いものでした。昨年までの滑りは古く、全日本スキー連盟/SAJの教本も過去に戻る部分もあるとか・・・。随分前に死語となっているウエーデルン(僕はコブの急斜面が最も得意でした)も、部分的には見直されているようですね。本質は変わってないのですが、道具の発達で滑り方は変わるのは当然。その本質も知らず、SAJの作った流行のスタイルの表層だけ追うのは浅いですね。そんなことを調べていくうちに、またきちんとやってみようと思い始めてきました。

「ArchDaily Building of the Year」 にノミネート

世界最大の建築ウェブサイト 「ArchDaily」。そのサイトの年間のトップを決める「the ArchDaily Building of the Year Awards 2023」。MDSが設計した「Tachikawa ANNEX」が、Industrial Architecture部門でノミネートされています。厳選された素晴らしい作品がたくさんノミネートされているので、是非、ご覧ください。

ところで、このアワードは皆さんの投票によって、受賞が決まります。サイトへアクセスすると15あるカテゴリーそれぞれに1票ずつ投稿することができるので、よろしければIndustrial Architecture部門ではTachikawa ANNEXに投票お願いします笑

▼こちらです!
boty.archdaily.com/us/2023/candidates/156104

Tachikawa ANNEX House / MDS
Award Category: Industrial Architecture

投票にはリンク先の[NOMINATE THIS PROJECT]をクリックして下さい。ログイン後、VOTE HEREのボタンが出てきて、それを押すと投票終了!(まだArchDailyのアカウントをお持ちでない方は、その設定後、再度、ストーリーのリンクをクリックするのがスムーズかもしれません。)投票及び閲覧の期限は2月15日までのようです。

 

大河ドラマ「どうする家康」関口家の観音像

今、放映中の大河ドラマ「どうする家康」。その中で登場する今川家家臣、関口氏純(渡部篤郎)、そして娘の瀬名姫(有村架純)は徳川家康(松本潤)の正妻。昨年竣工した杉戸のリノベーションの禅寺は、その関口家とはゆかりが深く、今も寺の総代長を務めているそうです。そして、ドラマの関口家屋敷セットに鎮座する観音像は、住職が美術監修しているそうです。