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「鶴見のリノベーション」祝!竣工

鶴見のリノベーションが竣工を迎えました。

戦前に建主の祖父がこの地に住宅を建て、90年代まで増築を重ねていましたが、その後家族構成も大きく変わり、空き家となっていました。敷地を訪れた際、前庭にはこの家の歴史を見守ってきた老木が佇んでいました。その老木と神棚が鎮座する趣のある中心部を残して、朽ち果てた増築部分を全部取りはずし、改修したこの計画。残す部分は敷地の中心の長方形の総二階。大幅な減築により広々とした庭が生まれ、庭と連続した伸びやかな計画となっっています。仏間と神棚のあった部屋の壁と天井を残し、床や家具などを貫入させることで、連続しながらも、趣の異なる幾つもの居場所を作っています。

日大、地域計画課題の現地調査で原村めぐり

日大生産工学部の岩田先生と大学院生と富士見町、原村をぐるっと一周しました。6月から日大で僕が地域計画のスタジオ課題を出すことになっていて、その舞台は八ヶ岳西麓。その授業の他にも、ペンションベルさんの自転車置き場を学生と一緒にデザインしていて、今回はそのプレゼンも。あと、富士見高原リゾートさんの使われていない施設や、その周辺の同様な施設を案内していただき、現在のリゾート地が抱える問題を共有させていただきました。大学院生の一人はこのテーマを深掘りして論文を書くとのことです。その他には、八ヶ岳美術館、私の八ヶ岳アトリエ、エコーライン沿いのハマラノーエンなどをまわりました。ハマラノーエンでは、時間外にもかかわらず代表の折井さんがご丁寧な説明までして下さり、話も大変盛り上がりました。近々に面白いことをご一緒させていだけそうでとても楽しみ。この地域をよりよくすることに貢献できると嬉しいです。

今回は富士見高原リゾートさんのご厚意で、車を出していただいた上に案内までしていただき、学生にとってとても充実した一日になったと思います。どうも有難うござました。

Hat on the ridge ギャラリー訪問

Hat on the Ridge (鎌倉浄明寺の家) がギャラリーになっていることは以前 こちら の記事でご紹介しておりましたが、最近さらに本格的にプロデュースも開始されているとのこと。

訪問したのは、「視差と時差」城田圭介 という展覧会。

写真と絵画の「視差」を絵画に閉じ込めた静物画が、空間に穏やかにおかれていました。それ自体が時間の流れを背負ったギャラリー所蔵の「骨董品」と現代の生活用品等のモチーフを組み合わせて題材にしていることで骨董品にも不思議な親近感が沸く稀な感覚で拝見しました。

実際に描かれた骨董も合せて展示されていました。

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雑誌「I’m home. 」で「南青山の家」記事に

インテリア雑誌「I’m home. 」の最新号 No.136で、MDSが設計した「南青山の家」が記事になりました。

大きなキッチンでご友人の方と一緒に料理して食事を楽しむ生活を送っていらっしゃるとのこと。

本日発売です。ぜひお手に取ってご覧ください。