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「横浜のリノベーション」祝!竣工

横浜のリノベーション が竣工を迎えました。趣のある瓦屋根が特徴的なこの家は施主の生家。状態の良かった瓦の屋根と建ったときの姿を残していた2階の内装を保存して、1階を暮らしやすいモダンなワンルームに改装したこの計画。随所に施主のこだわりのアートや家具がちりばめられました。

詳しくは 作品詳細ページ をご覧ください。

「鶴見のリノベーション」配筋検査

「鶴見のリノベーション」の配筋検査に行ってきました。

解体してみると、基礎は建築年代から想定していた「無筋コンクリート」でもなくコンクリートでできた縁石でした!構造設計者に補強の方法を相談して、宅内に新たなベタ基礎を設け、耐力を負担させるよう計画しました。

日大、最後の卒業設計講評会

日大生産工学部の卒業設計講評会に行ってきました。1等は三野さんの歌舞伎町再開発、2等は長津くんの漁村を分断する防潮堤のあり方を変える提案。ウチにバイトに来たこともある三野さんの作品はコツコツと詳細まで設計した力作でしたが、僕が最終投票で押したのは劇的に街を変える提案をした長津くんの案。この対照的な二つの作品は3位以下を大きく離して一票差でした。細いフレームを使った新しい作り方の提案したもの(写真3枚目)や、北品川の昔の地割の記憶を生かした建築空間(写真4枚目)なども、なかなか良かったと思います。今年はダントツに面白くもあり完成度も高いというものはなかったですが、僅差で力作が並んでいたように思います。

15年間の日大生産工学部の非常勤はこれでおしまい。逆に、僕の方が多くのことを学ばさせていただきましました。そして、とても沢山の出会いもありました。皆様、どうもありがとうございました。

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植栽工事立ち合い・照明調整 @上板橋の家

上板橋の家の現場に行ってきました。
こちら住宅の外構は室内と連続さた庭を作っていて、食べられる庭、季節を感じられる庭など、それぞれの場所ごとにテーマを決めていています。植木屋さんと相談しながら、木の配置や向きなどを決めました。夕方からはシリウス(スカイツリーの照明計画で有名)の戸恒さんと一緒に照明調整と照明シーンの設定をしました。
内装も照明もいい仕上がりです!竣工、引き渡しまであともう少し。頑張っていきましょう!

謹賀新年2024

謹賀新年
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

海外の広大な敷地にプライベートスパを設計するプロジェクトが進行中です。美しい湖畔の風景を眺められながらサウナとヨガ、食事、宿泊などができる施設です。今後、海外の仕事も積極的にやっていこうと思っております。

桂離宮松琴亭の写し

桂離宮松琴亭と思った方もいるかもしれません。実際は足立美術館にある松琴亭、三畳台目茶室の写しです。写しは英語で訳すとコピーと訳されてしまうのですが、茶室においては誰もが知っている素晴らしいものを敬意も持って同じものを作る、あるいはアレンジしてつくことを言います。職人の技術の継承という意味でもとても重要なものと古来からされてきました。ところで、三畳台目とは畳3枚と一畳の3/4の大きさの台目という畳で構成されたもの。

全体講評会@日大生産工学部

日大生産工学部の2年生後期の一つ目の課題「新しいコミュニティセンター」の全体講評会に行ってきました。3つのコースが合同になったので学生が250人近くいるのですが、先週、各班約30人から2、3名、合計25名ほどを選出して、大きな教室にそれらの模型と図面をずらりと並べました。今回は時間の関係で票が多かったもののみを先生たちが議論するというやり方でしたので、先生と学生、どちららにとってもやや物足りない感じでしたが、日を改めて3年生と合同講評会をするとのことなので、その時にじっくり話が出来ればと思っています。森班から選んだ二人は前期はあまり評価されていなかったようですが、那須野くんは2位、山崎くんは4位となり、自信がついたようなので良かったです。この講評会のやり方だとぱっと見の完成度で決まってしまうので・・・・・。まあ順位はともかく、次の課題以降も頑張ってもらえると嬉しいです。
ところで、僕は5年の任期が終わり、次の課題が最後の課題。通算で15年。今、一緒に教えている大成建設設計部でご活躍の大塚先生は、15年前、まだ学生でした。月日の流れは恐ろしく早いですね。では日大最後の課題、引き続き頑張っていこうと思います。
講評会の風景。講評しているのは齋藤由和先生。

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