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謹賀新年2024

謹賀新年
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

海外の広大な敷地にプライベートスパを設計するプロジェクトが進行中です。美しい湖畔の風景を眺められながらサウナとヨガ、食事、宿泊などができる施設です。今後、海外の仕事も積極的にやっていこうと思っております。

日大生産工の2年生の全体講評会

初めて建築設計をする2年生の課題、8mキューブの空間構成を考えるというもので、用途、敷地がありません。今年から3コースが一つになり250人、デザインコースの泉幸甫先生が長らくやられていた課題を、篠崎先生が少しアレンジしています。
3コースの教授に加えて、日建、竹中、アトリエの建築家の非常勤講師も含めてバラエティに富んだ10人。2名づつで毎週違う班を担当しました。言い換えると、250人全員に一言はコメントしました!毎週、違う面々というのはかなり大変でしたが、成果物はなかなかレベルが高く、良かったのかも?新たな試みで良いやり方を探るのは大切ですね。
ところで、先週250人を全員で採点しました。そこから約1割を選び、もう1割を次点として選びました。今週は、まずは、次点から上に上げるものがあるかの議論で、1枚目の写真手前2つを上げることになりました。この2つは、先週から個人的には高い点を入れていたもの。2枚目の写真は議論の末、残った10個。そこから先は、先生1人6点持ちで投票。手前3つがベスト3。なかなか素晴らしい案です。では、この調子で次回も頑張っていきましょう!

全体講評会@日大生産工学部

日大生産工学部の2年生後期の一つ目の課題「新しいコミュニティセンター」の全体講評会。3つのコースが合同になったので学生が250人近くいるのですが、先週、各班約30人から2、3名、合計25名ほどを選出して、大きな教室にそれらの模型と図面をずらりと並べました。今回は時間の関係で票が多かったもののみを先生たちが議論するというやり方でしたので、先生と学生、どちららにとってもやや物足りない感じでしたが、日を改めて3年生と合同講評会をするとのことなので、その時にじっくり話が出来ればと思っています。森班から選んだ二人は前期はあまり評価されていなかったようですが、那須野くんは2位、山崎くんは4位となり、自信がついたようなので良かったです。この講評会のやり方だとぱっと見の完成度で決まってしまうので・・・・・。まあ順位はともかく、次の課題以降も頑張ってもらえると嬉しいです。
ところで、僕は5年の任期が終わり、次の課題が最後の課題。通算で15年。今、一緒に教えている大成建設設計部でご活躍の大塚先生は、15年前、まだ学生でした。月日の流れは恐ろしく早いですね。では日大最後の課題、引き続き頑張っていこうと思います。
講評会の風景。講評しているのは齋藤由和先生。
新海くんの作品。力作。ただ、今回のやり方ですと、このような大きな模型があれば票が集まりやすいですね。
2位那須野くんの作品を講評する小川博央先生。
同点2位坂井くんの作品を講評する大塚先生
4位の山崎悠平くん

新学期

理科大理工と日大生産工の授業、はじまりました。どちらも2年生の設計の担当です。理科大(一枚目の写真)も人数多いですが、日大(2枚目の写真)はそれ以上。生産工は今年から総合、デザイン、居住の3つのコースが一つになったこともあり、なんと250人越え!あまりの人数の多さにちょっと驚きました笑
それでは、今年も頑張っていきましょう!

日大生産工学部の卒業設計の講評会

日大生産工学部の卒業設計の講評会に行ってきました。久しぶのリアルな講評会でした。リモートやハイブリットと違って、発表者と先生方との一体感があってやはり良いですね。リアルの大切さを痛感しました。

今年は、一時多かった新たに建築しないリノベーションが減り、ドローンやリモートといったものを設計に取り込んだ規模の大きなものが上位にちらほらと混じっていて、なんとなく傾向が変わってきたと思いました。それは、講師陣の顔ぶれが変わってきたことも関係しているのかもしれません。こちらの大学では、一度任期が切れて1年抜けましたが、15年近く非常勤講師をやっていて、気がつくと専任を除けば一番長いかも?周りがかなり若返りました。

議論と投票の末、最後に6点を3人に分配する投票で、上位3人を決めたのですが、結果的には僕はその上位3つに2点づつ投票していたので、順位こそ少々意外ではありましたが、その順位にもまあ納得。一方で納得のいかない先生方がちらほらいましたが、メンバー、審査のやり方を変えれば順位が変わる僅差だったと思います。
司会の篠崎先生の采配もあるとは思いますが、若手の先生方も講評しやすいフラットな雰囲気もあり、講評会自体はとても良かったと思います。講評会の後はコースの垣根を越えて、布野先生、泉先生、橋本先生といった重鎮や若手の先生方と話をしながらお酒が飲めて、とても楽しい夜でした笑。
上位8人
38点で一等、大槻くんの案
34点で2等、津留くんの案
26点で3等、増子くん
25点で4等、若狭くん

「南青山の家」祝!上棟

「南青山の家」が上棟しました!

 

R屋根部分の施工風景。

薄いリブ付きの鉄板を並べていき、木造と緊結。熱の伸び縮みがあるので、若干の余裕をもって施工します。

鉄板が熱くならないように、外側に断熱。完成が楽しみです!

行燈@杉戸の現場

こちらの建物は一旦は壊されることも検討されていましたが、外壁をテントで覆って蔵のような佇まいに。白いテント生地に黒いファスナーがアクセントになっています。夜は大きな行燈のように庭を照らします。

帰り際、振り返ってみると、テントで覆われたハナレはイメージ通り。まさに行燈です!

 

石をセットしました!@杉戸の現場

石屋さんで切断していただいた庭石が現場に搬入されて、方向と高さを微調整。あがりやすさもチェックしました。この他の2ヶ所も同じようにセットして、後日、土間のコンクリートを打って完成!なかなか、良い感じではないでしょうか?

庭石を選ぶ@杉戸の現場

最近、石のある庭はあまり人気がないらしく、庭石があまっているという話をあちらこちらで聞きます。杉戸のリノベーションで、建主様から家の中でそのような石を何かに使えないかという依頼がありました。色々考えましたが、やや月並みですが、段差のある床に上がるステップとして数ヶ所に使うことにしました。まずは山積みされた沢山の石から使えそうな石を選び出して、石肌を残しつつ上部をフラットに切断することにしたのですが、、、切断面と石肌が美しいのはどこを上にすればいいの???なかなか難しいですね。

テント張りました!@杉戸の現場

杉戸のリノベーション。数十年前に増築されたところは他とは違った佇まいということもあり、一旦は減築で壊されることも検討されていましたが、やはり何かに活用しようということに。別棟として、外壁をテントで覆った特別な空間を作ることにしました。

新学期が始まりました@東京理科大学

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東京理科大学の設計の授業に行ってきました。
例年通り、各講師の自己紹介でしたが、学生の前での自己紹介は3年ぶり。やっぱり、学生の反応を見ながら話ができる方が良いですね。今年の2年生はかなりの定員オーバーとのことで、150人を10人の先生で指導するのですが、こんな感じで2階まで溢れかえっています(換気の良い場所で、レクチャー中はおしゃべりをしない真面目な学生ばかりなので全く問題ありません)。
では、皆様、頑張っていきましょう!

卒業設計講評会@日本大学

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日本大学生産工学部の卒業設計講評会に行ってきました。例年通り、午前中の1次審査では展示されていている作品から各先生が8作品選び、午後の2時審査では票数の多かった学生が発表します。
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今年も発表者はzoomで参加。先生も半数がオンライン参加で、いまひとつ盛り上がりに欠ける講評会でした。
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こちらが一等の谷口真寛くんの作品。力作の模型です。本来なら本人が模型を使って説明すると、一層良さが伝ってきたと思います。色々と考えさせられる講評会でした。

モスクワのプロジェクト、全てリモートで

モスクワ郊外の別荘地にスパ施設の計画が進んでいます。10年ほど前のサンクトペテルブルクのプロジェクトは途中で頓挫しましたが、その時に知り合ったロシア人から今回の話がありました。前回はロシアと日本を行ったり来たりしながら契約の話をして、その後の打ち合わせは大きな模型を飛行機に乗せて行ってと膨大な時間と労力が必要でしたが、今回はコロナ禍ということもあって全てリモートです。最初に話があってから半年くらいで基本設計を終えることが出来ました。
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打ち合わせはこんな感じ。雪で覆われた現地の状況を映像で送ってくれました。ドローンなども使ってでききるだけたくさんの映像を送ってもらうようにしているので、ある程度は現地の状況は理解できているはずですが、、、、この段階で一度は現地を確認したいところです。残念ながらロシアのコロナ感染状況が芳しくないので行くことができません。
今回のパンデミックで世界中のリモート環境が一気に整ったので、地球の裏側の仕事がかなり手軽にできるようになりました。現地に行かなければ上手く行かないこともたくさんあると思いますが、ポストコロナでは設計の進め方は大きく変わっていきそうですね。

全員の出席が許されない全体講評会

日大生産工学部建築学科2年生の全体講評会。各班から優秀者を2名づつ選出して、学生全員の前で発表、その後先生方が講評するというものですが、、、緊急事態宣言も全て解除していますが、残念ながら100人を超える学生が一同に集まるのはNGとのこと。発表者以外は班ごとのに決められた教室でZoomにて参加です。発表する学生もZoomという最悪の状態ではないだけでも、まだ良いですね。
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こちらは森班の元村君の講評風景。
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元村君のこの作品は、頑張った甲斐あって学生票、先生票共にトップでした。おめでとうございます。前期は全く評価されなかったようですが、これを機に設計が楽しいと感じてもらえると嬉しいです。今後の活躍に期待してます!

鎌倉浄明寺の家がギャラリーに

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鎌倉浄明寺の家の建主様から1階を骨董品のギャラリーにされたとのご連絡をいただき、早速伺ってきました。
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元々、美術品や骨董品をたくさん飾られていたので、以前と大きくは変わった印象はないのですが、最初からギャラリーだったかのようにさらに密度の高い素敵な展示空間が出来上がっていました。ギャラリーの名前はQuadrivium Ostium。ラテン語で「十字路の入り口」という意味だそうです。詳しくはコチラ
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お祝いでお贈りした花はエントランスに飾ってくださいました。お花屋さん直々に来ていただき、生けていただきました。素敵です!

「御殿山の家」祝!竣工

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「御殿山の家」が竣工しました。御殿山の閑静な住宅街に建つ、一住戸250m2ほどの賃貸住宅です。
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2階は広々としたリビングの隣にキッチンとダイニング、その先に庭に面してマスターベットルームがあります。
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キッチンの奥はルーフバルコニーに続く階段。上部からの光が奥行き感を作ります。
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1階はしっとりとした和の空間。手前は板の間、その先に和室の続き間。
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賃貸住宅の場合は不特定多数を意識したデザイン、そしてフレキシブルな空間を設計しなければいけないので、いつもとはまた違った難しさと面白さがあります。

全体講評会@東京理科大学

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東京理科大学の全体講評会の風景。発表者は模型と図面を大学に持参して通常通りの講評会を行い、その風景をあちらこちらに置かれたカメラで写し、自宅にいる学生はオンライン上の好きな画面を見ながら授業を受けるというスタイルです。コロナ禍が一年以上も続くと、すっかりこんなやり方が日常になってしまいましたね。

コロナ禍の卒業設計講評会

卒業設計の講評会のシーズンがやってきました。昨年のちょうどこの時期、中国のコロナが話題になり始めたのを思い出します。今年は卒業設計講評会をどのようにを行うのか?と世界中の大学で頭を悩ましていることでしょう。コロナの状況が刻々と変化する中で責任を持って決断し、学生と教員そして関係する多くの人たちに事前に連絡するのはとても大変なことだと思います。このような状況下、なんとかより良い方法を見つけて前向きに行動する人類は、改めて素晴らしい!と思ってしまいます。。。
今年も森は東京理科大学と日本大学、川村は東洋大学の講評会に行きました。結局のところ、東京のほとんどの大学は学生は学校には行かずオンラインとしたようですが、理科大は常勤の先生も含め、原則はそれぞれのIDで自宅や研究室からZOOMに入り、司会者も会場に行かないとう徹底ぶり。司会の西田さんの進行に沿ってZOOMで一人ずつコメントをしていくという進め方で、各人の興味のあるところ、考え方の違いが明確となり、評価の多様性が面白かったと学生にも評判が良かったようです。日大は基本的には先生方は大学に行き、参加できない先生はZOOMで参加するというやり方でしたが、どうしても盛り上がった会場がメインとなってしまい、会場にいる先生方はオンラインの存在を忘れてしまうという現象が起きてしまいました。僕は司会がオンライン上にいる理科大は家からオンラインで参加し、司会が会場にいる日大では会場に行きましたが、どちらも結果的には正解でした。その逆だった先生方は不満があったのではないかと思います。今後の課題ですね。
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こちらは日大の作品展示会場。審査会の数日前にデータが送られてきて、1次審査はデータのみで投票できるようになっていたので、特に当日オンライン参加の先生たちは会場を見ずに採点をしている先生も多かったようです。データとリアルな展示で採点が変わるかが個人的には興味深かったのですが、基本的にはあまり変わらないが、展示された大きな模型に採点が影響されることもあるという感想です。リアルの展示ではやはり模型のインパクトは絶大で、オンラインより努力や熱意が伝わり伝わります。例えば写真右手前の大きな模型が並んだプレゼンは好みを超えて多くの人の心を打ち、一等になりました。勿論、作品が素晴らしいのですが・・・。ただ、一方で大きな模型にすることで、墓穴を掘ってしまうこともあるように思いました。
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こちらは一等、内野さんの発表風景。オンラインだと発表者の存在感は小さく、発表後は作品しか印象に残らないというのが残念ですね。
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こちらは惜しくも三等、須賀さんの作品。模型はやや寂しいですが・・・、オンラインやデータを使った審査といった今年の発表方法にあった力の入れ方がむしろ興味深かったとも言えます。作品自体も既存の集合住宅にオフィス空間を新設した「ニューノーマルの時代の団地再生」と時代背景に沿ったテーマで新鮮さもありました。須賀さんは3年生の時からインターンでMDSに来ていた学生で、4月からスタッフになります。今後に期待しています!

MDS本のための再撮影

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以前、出版したMDSの本「暮らしの空間デザイン手帖」の改訂版を作成中です。この分野の本として記録的な売り上げだったのですが、5年も経つとさすがに売り上げが下がり始めているとのことで、コロナ禍の「今、日本に家を建てるということ」も意識した改訂版を出して欲しいと依頼を受け、新作15作品を追加して、内容も大幅に改定することになりました。その本の中で職住近接のことについても触れようと思っているので、成城の家の書斎とネイルサロンをそのような視点で再撮影させていただきました。
11月末出版予定なので、お盆休み返上で執筆です。。。

最初で最後の半分リアルな授業

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一見、これまで通りの設計課題の全体講評会の風景ですが、、、
東京理科大学の設計演習前期の授業は、他大同様にオンラインで行われてきましたが、前期最後の全体講評会は講師陣だけでも大学に集まろうということになり、各班5名合計40名の優秀者は模型を事前に持参し、発表当日はオンラインで行いました。講師陣はオンラインの発表とリアルな模型も見ながら講評、学生全員はオンラインでその風景を観るというスタイルです。
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モニターに映っているのは、森班の太田くん。大学にある模型をTAがiPhoneのカメラで写し、学生たちに同時配信。
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大学で大きく映し出された左側の画像は太田くんが自宅のPCをZOOMで画面共有したもので、右側は大学でTAが撮影している模型写真。さらに、本日、事情があって来れなかった新任の講師、牧さんは別のモニターに映し出されています。。。1カメ、2カメ、3カメ、、といくつもの映像があって、学生たちは自分の見たいものを見れるというシステムです。
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優秀者40名が発表を終えた後、講師一人5票持ちで投票。その集計の結果、上位4作品がこちら。一番手前、太田くんが全員の票を集めてダントツの一等でした。今後の活躍に期待しています!
どこの大学もオンラインを駆使した授業を試行錯誤しているようですが、悪いことばかりでなく、良いこともあるということがわかってきました。一方で、これまでオンラインでは見せてもらっていた模型を、改めて間近でみると新たに気づくことも多く、模型が持つパワーを痛感しました。オンラインとリアルをうまく組み合わせると良さそうですね。大きな進化が始まっています。