「縁庭の家」は無事、お引き渡し。写真はiPhoneで撮ったもの。家具が入ると良い感じです。アウトダイニングの家具が待ち遠しい。










しごと
「縁庭の家」は無事、お引き渡し。写真はiPhoneで撮ったもの。家具が入ると良い感じです。アウトダイニングの家具が待ち遠しい。










日大生産工学部の卒業設計講評会に行ってきました。1等は三野さんの歌舞伎町再開発、2等は長津くんの漁村を分断する防潮堤のあり方を変える提案。ウチにバイトに来たこともある三野さんの作品はコツコツと詳細まで設計した力作でしたが、僕が最終投票で押したのは劇的に街を変える提案をした長津くんの案。この対照的な二つの作品は3位以下を大きく離して一票差でした。細いフレームを使った新しい作り方の提案したもの(写真3枚目)や、北品川の昔の地割の記憶を生かした建築空間(写真4枚目)なども、なかなか良かったと思います。今年はダントツに面白くもあり完成度も高いというものはなかったですが、僅差で力作が並んでいたように思います。
15年間の日大生産工学部の非常勤はこれでおしまい。逆に、僕の方が多くのことを学ばさせていただきましました。そして、とても沢山の出会いもありました。皆様、どうもありがとうございました。

上板橋の家の現場に行ってきました。
こちら住宅の外構は室内と連続さた庭を作っていて、食べられる庭、季節を感じられる庭など、それぞれの場所ごとにテーマを決めていています。植木屋さんと相談しながら、木の配置や向きなどを決めました。夕方からはシリウス(スカイツリーの照明計画で有名)の戸恒さんと一緒に照明調整と照明シーンの設定をしました。
内装も照明もいい仕上がりです!竣工、引き渡しまであともう少し。頑張っていきましょう!



講評会の風景。講評しているのは齋藤由和先生。


日大生産工学部の卒業設計の講評会に行ってきました。久しぶのリアルな講評会でした。リモートやハイブリットと違って、発表者と先生方との一体感があってやはり良いですね。リアルの大切さを痛感しました。
今年は、一時多かった新たに建築しないリノベーションが減り、ドローンやリモートといったものを設計に取り込んだ規模の大きなものが上位にちらほらと混じっていて、なんとなく傾向が変わってきたと思いました。それは、講師陣の顔ぶれが変わってきたことも関係しているのかもしれません。こちらの大学では、一度任期が切れて1年抜けましたが、15年近く非常勤講師をやっていて、気がつくと専任を除けば一番長いかも?周りがかなり若返りました。
上位8人
38点で一等、大槻くんの案
34点で2等、津留くんの案
26点で3等、増子くん
25点で4等、若狭くん
「南青山の家」が上棟しました!



R屋根部分の施工風景。

薄いリブ付きの鉄板を並べていき、木造と緊結。熱の伸び縮みがあるので、若干の余裕をもって施工します。

鉄板が熱くならないように、外側に断熱。完成が楽しみです!

こちらの建物は一旦は壊されることも検討されていましたが、外壁をテントで覆って蔵のような佇まいに。白いテント生地に黒いファスナーがアクセントになっています。夜は大きな行燈のように庭を照らします。

帰り際、振り返ってみると、テントで覆われたハナレはイメージ通り。まさに行燈です!