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全体講評会@東京理科大学

東京理科大学で今年度最初の全体講評がありました。
今回の課題は、緑で覆われた広い敷地に建つ「鎌倉のゲストハウス」。
先週のグループ講評会で選ばれた各班5人、
合計40人がまずプレゼンテーションを行いました。
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僕が担当した神野くんのプレゼンテーションの風景。
1階は水平ラインを強調した軒先が風景を切りとり、
個室や水廻りは卍状に配置されています。
木々から上部に4つに分割された屋根が覗かせていて、
それぞれの屋根は切り取られています。
そこは、4方向に向けたテラスになっていて、
時々刻々と太陽光が差し込む場所を変えながら、
劇的なシーンをつくり出す内部空間。
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全員が発表した後、先生たちが票を入れ、票が多かった8名が2次審査へ。
それぞれの案について議論をした後、2回目の投票。
そして、その結果は、、、
手前から二つ目のゲーリーのような加藤くんの作品と、
その隣りのSANNAのような木村くんの作品が同点一位。
前者は40m角の敷地に敷地と同じ大きさの板を切り裂き、
それを曲げることで多様な場をつくるアートのような建築。
後者は敷地の傾斜を生かしつつ、板の大きさと高さの違いで、
プライベート感を操作したミニマルな作品。
パッと見はどちらも既視感のある案な上、
建築としては破綻しているこれらを高く評価すべきか悩ましいところですが、
2年生の最初の課題としてはなかなかの出来ということで、、、。
そして、3位は僕が担当した班の神野くん。
他にも甲乙付けがたい力作がたくさんありました。
講評会の後は先生と学生が交じって懇親会。今日も楽しい一日でした。

武蔵野美術大学でレクチャー

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武蔵野美術大学でレクチャーしてきました。
武蔵美と言えば芦原義信氏設計のキャンパス。
それを見学できるというオマケ付き。
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武蔵美で4号館と言えば、こちらの油絵科が入っているアトリエ棟。
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コンクリートの大きな格子が浮かぶび、
ピロティを学生が行き来して、螺旋階段で上部へ。
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それぞれのアトリエにはここから入るようです。
安定した淡い光を北側の三角形の窓から取り入れています。
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2階の中庭に面したところではないところは、
1階まで光が差し込むように中庭となっています。
明快かつ美しいプランニング。とても素晴らしい建築です。
一時は取り壊しの話も上がり、
建築学科の先生たちが反対運動を起こして保存することなったそうですが、
当然、保存すべき名建築。。。
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その他に藤本さんが設計した図書など、いくつか見学。
本題のレクチャーでは、王子木材から近作まで時系列に沿って作品紹介。
レクチャー後、暮らしの空間デザイン手帖を販売したら、
予想以上の売れ行きで、一箱分、郵送することなったので、
レクチャーがそこそこ学生に響いたのかな?
とても楽しい一日でした。。。

外壁の塗り直し@鷺沼の家

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事務所を立ち上げてすぐのころに設計した鷺沼の家
10年以上が過ぎて、外壁の塗装し直す時期にさしかかり、
かなり久しぶりに伺ってきました。
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竣工直後にこの家の住人になった、ハルちゃんも健在。
今回、少し手直して、これからもずっと住まわれるとのこと。
本当に感謝の気持ちで一杯になりました。

雑誌「I'm home.」に「つつじヶ丘の家」掲載

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雑誌「I’m home.」につつじヶ丘の家が掲載されました。
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今回はキッチン特集。
シンプルなキッチンで、棚に並んだお鍋さんたちが主役です。
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とてもコンパクトな住宅ですが、極めて機能的。
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1階の寝室とバスルームは、リゾートホテルの趣です。
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今回も、I’m home.らしい素晴らしい写真が満載。
是非、お手にとってご覧になって下さい。

臨春閣で春を感じる

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臨春閣の特別拝観で中に入れるということで、
久しぶりに三渓園に行ってきました。
いつもはガラス越しに見ていた床の間や障子や欄間など、
間近でじっくり見ることができました。
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こちらの欄間も有名ですね。
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こちらは2階へ続く階段。
特別公開とはいうものの、、、残念ながら非公開。
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今回もこちらの聴秋閣は外からしか見れませんでしたが、
秋に中に入れるようなので、また来ようと思います。
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今回の目的はひとつは臨春閣。そして、もうひとつはこちらの古民家。
三渓園に隣接したこちらに、原三渓の長女家族が住んでいてそうで、
今は、そこで原三渓の孫が「隣花苑」というお店の女将をしていています。
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こちらの、土間の三和土で靴を脱ぎ、板の間に上がります。
室町時代の古民家と言うことなのですが、
それが本当ならかなり貴重な建物ですね。
そこに、江戸、昭和の民家を増築させたとのこと。
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そして食事をいただいたのは、
こちらの室町時代のものと言われるお部屋で、

大きな掃き出し窓からお庭越しに三渓園の五重塔がみえます。

近所に住む外国人に人気があるそうですすが、
最近、ミシュランの星をもらったとのことで、
外国人がさらに増えたそうです。
今、このようなものを見学したり、そこでお食事ができるのは、
日本中からこのような古建築を移築保存した原三渓のおかげです。
戦前の資産家は、文化人ですね。。。