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五月女 寛 作品展 「奥行き」 @Quadrivium Ostium

MDSが設計した、 Hat on the Ridge にて、3/7(土)から3/22(日)まで 友人の 五月女 寛 さんの作品展示が行われます。写真は今回の展示のためにお預かりした作品写真。 Quadrivium Ostium は本格的にギャラリーとして活動を始められるということで、今後の展開が大変楽しみです。ぜひ足を運んでみてください。

―展示概要
2026 年 3 月 7 日(土)~3 月 22 日(日)
会期中予約不要
会期中休:3 月 10、11、12、16、17 日
作家在廊日:3 月 7、8、20、21、22 日
営業時間:11 時~17 時

展示の詳細は、ギャラリーのInstagram からご覧ください。作家・五月女 寛 のInstagramは コチラ

以前、青山のスパイラルでの展示に伺ったときのブログは コチラ

謹賀新年 2026年

明けましておめでとうございます。昨年、MDSの八ヶ岳アトリエを開設し、学生とのワークショップや八ヶ岳美術館の保存再生等、地域に根差した活動に恵まれた大変有意義な一年でした。また、宿泊施設、クリニック、耐火木造の集合住宅等、活動の幅が広がっています。本年もよろしくお願いします。

冬季休業:12月27日(土)〜 1月5日(月)

八ヶ岳の山荘 筬欄間を間仕切りに。

八ヶ岳の山荘 の2階のベッドルームでは、既存の家屋に付いていた「筬欄間(おさらんま)」をベッドルームと通路の間仕切りとして利用しています。欄間は和室の襖・障子等の間仕切りの上に付けられるもので、筬欄間は特に細い桟が並んだ形状のものをいいます。元々は横に付いていた欄間を縦にすると、純和風の欄間も、雰囲気がガラリと変わります。

色の薄い木部は今回新しく作ったもの。柱と柱の間に木目の美しい小梁を通して、その間にコマを噛ませて浮かせて設置しています。

透けのある間仕切りが風通しのよい空間つくり、爽やかな印象を感じられます。

デリ&カフェ「K」

八ヶ岳西麓、原村の自然文化園内にあるカフェ&デリ「K」。仕事や打ち合わせにも使えるとても気持ちの良い広々としたスペースで、頻繁に利用させていただいています。

現在の企画運営はヤツガタケシゴトニン。立ち上げ時の空間プロデュースとしてルートデザインが関わったとのこと。ヤツガタケシゴトニン(代表:中村洋平氏)は原村WORKSPACE、ルートデザイン(代表:津田賀夫氏)は富士見森のオフィスを運営されていて、私の八ヶ岳での活動で大変お世話になっている方々です。この地域にはとても感度の高いアイディアマンが沢山いて本当に驚きます。そんな方々とご一緒させていただいているプロジェクトがいくつかあって、今からとても楽しみにしています!

K.Mori

専門家の方々と一緒に八ヶ岳美術館へ

村野藤吾が長野県諏訪郡原村に設計した八ヶ岳美術館(1979年竣工)。館長宮坂さん、学芸員塚崎さん、日大亀井先生、理科大國分先生と一緒に八ヶ岳美術館を見てまわりました。これまでに何度も訪れている美術館ですが、工事用図面を片手に丁寧に見ていくと新たな発見がいくつかあり、個人的にも大きな収穫でした。来月、皆さんと京都工芸繊維大学に保管されている村野藤吾の資料を見にいく予定。今後、僕は地元の建築家として(?)盛り上げていければと思っています。

K.Mori

真夏の万博

知り合いの建築家が大勢参加している大阪万博。行ってきました。

ノーマンフォスターのサウジアラビア館、坂さんのブルーオーシャンドーム、伊東さんのEXPOホール、ポルトガル、ウズベキスタン、ウーマンズ・パビリオンなど、直前に行くことなったわりに色々なパビリオンに入ることができました。真夏の平日だったので比較的に空いていたのだと思います。

行って思ったことをまず建築的な視点から。特に賛否両論の議論が尽きない藤本さんの大屋根リングについてですが、土木的スケールの木造建築、動線でありながらスペースとしても使われる多様な空間、雨を凌いだり日陰をつくる装置などなどとても興味深いものだと思いました。サウジアラビア館は全くフォスターらしくないデザインではありますが、イスラムのどこかの街に紛れ込んだ雰囲気が良かったです。ウズベキスタンやバーレーンなどの木造建築も現代の万博らしくて良いですね。

EXPOホールの内側は安東陽子さん(MDSのサレルノでファサードデザインを協働)のデザイン。若手建築家の挑戦的な不思議な建築は元気をもらえます。

展示内容としては日本館の「藻」の新たな可能性を解説した展示が新鮮で、とても面白かったです。バーレーン館の隣「文明の森」の樹齢6500年のオークの亜化石など、他にも楽しめるものは色々もありましたが、映像だけのやや拍子抜けのものも多かったように思います(だからこそ、すぐ入れたのだと思いますが・・・)。1970年の万博とは時代や社会情勢など、色々な面で違いがあることを感じました。

K.Mori

安多化粧合板 東京ショールームにお邪魔しました

本物の木を薄くスライスした突板を合板に張り込んだ材料を「練り付け板」といって、内部の家具や扉などに使うことがあります。いろいろな樹種の木が突板として流通していますが、安多化粧合板は特に個性的な目を持った木や、ストーリーを持った木から切り出した合板を作っているということで、東京ショールームに伺ってきました。

たくさんの個性的な突板に囲まれてお話を伺いました。

もともとはテレビ等の家電の外装が木であった時代に、その仕上をしていた会社だったそうです。そこから、家具等の化粧合板の製造をしていくにあたって、プロジェクトに合ったものを、打合せを重ねて、木一本ずつに向き合いながら探し出し、一枚一枚手作りで届けたいという思いで取り組んでおられるとのお話。

こちらの木は、ボグオークといって、「木の化石」と言われている、約4000年前の樹が長い年月をかけて圧力や熱を受けて炭化したものだそうです。この黒さは木そのものが持つタンニンによって染まっていて、一つ一つ色が違うのだとか。

大阪万博の「文明の森」インスタレーションでは切り出す前の「木の化石」を見ることができます。

こちらは、そのボグオークの端材をもれなく活用するためにデザインした練り付け板。何枚もの薄い突板を糊が乾いてしまうまでの時間と戦いながら割り付けていく仕事は至難の業だということですが、ボグオークならではの木の部位や個体差による色の違いが模様のように表れた個性のある一品。

このほかにも、燻製にすることで染める「ファムド」や、タンニンで染める「鉄媒染」、切り出した木の小口からインクを吸わせて導管を染めたものなど、いろいろな仕上げも見せていただきました。

木に対する圧倒的な愛情と知識を感じました。色の感じがイイだとか、木目が綺麗だとか、そういったことに着目しがちな練り付け板ですが、木という生き物としてどのようなものかというストーリーを感じながら選ぶというぜいたくもあるのだと肌で感じることができました。イメージをお伝えして相応しい木×加工を提案していただくこともできるということで、ぜひまたお仕事をご一緒できるといいですね。

M.Ohtoshi

Hat on the ridge ギャラリー訪問

Hat on the Ridge (鎌倉浄明寺の家) がギャラリー Quadrivium Ostium になっていることは以前 こちら の記事でご紹介しておりましたが、最近さらに本格的にプロデュースも開始されているとのこと。

訪問したのは、「視差と時差」城田圭介 という展覧会。

写真と絵画の「視差」を絵画に閉じ込めた静物画が、空間に穏やかにおかれていました。それ自体が時間の流れを背負ったギャラリー所蔵の「骨董品」と現代の生活用品等のモチーフを組み合わせて題材にしていることで骨董品にも不思議な親近感が沸く稀な感覚で拝見しました。

実際に描かれた骨董も合せて展示されていました。

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謹賀新年 2025年

明けましておめでとうございます。本年から八ヶ岳アトリエでの活動を本格的に開始します。それに伴い東京のオフィスも移転しました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

MDSの年末年始のお休みは、12月27日(金)から1月9日(木)までとさせていただきます。