『建築断面 階段図集』の見本誌が届きました。MDSが設計した「等々力の家」も掲載されています。建築家13組による階段論とともに1プロジェクトを丁寧に解説した階段図集です。発売は6/8で、書店にて予約受付中です。


・
掲載陣は下記。
内藤 廣
青木 淳+品川雅俊
古谷誠章
赤松佳珠子+大村真也
平田晃久
中村拓志
武井 誠+鍋島千恵
畑 友洋
川原田康子+比嘉武彦
前田圭介
安原 幹+日野雅司+栃澤麻利
山﨑健太郎+村田翔太郎
森 清敏+川村奈津子 著
日記
『建築断面 階段図集』の見本誌が届きました。MDSが設計した「等々力の家」も掲載されています。建築家13組による階段論とともに1プロジェクトを丁寧に解説した階段図集です。発売は6/8で、書店にて予約受付中です。


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掲載陣は下記。
内藤 廣
青木 淳+品川雅俊
古谷誠章
赤松佳珠子+大村真也
平田晃久
中村拓志
武井 誠+鍋島千恵
畑 友洋
川原田康子+比嘉武彦
前田圭介
安原 幹+日野雅司+栃澤麻利
山﨑健太郎+村田翔太郎
森 清敏+川村奈津子 著

建築家・村野藤吾が設計した八ヶ岳美術館の森に「八ヶ岳丸太プロジェクトの第2弾」つくりました。「森のスタンド」は日大、椅子は武蔵美の学生がつくり、ゴールデンウィーク限定の「森のカフェ」がオープンします。是非、お越し下さい。
5月2日〜6日 11:00〜15:00
「森のカフェ」@八ヶ岳美術館の森

この建物はカラマツの植林エリアに建てられたとのことで、新建築の竣工時の写真を見ても間伐材のような細いアカマツが沢山写っています。ドローンで上空に上がると建物周辺の半分くらいはアカマツにおき変わっているように見えます。この時期のカラマツは落葉して葉がなく、緑の葉がついているのはアカマツです。
竣工当時とは森も時代も随分と変わっています。村野藤吾の設計思想を尊重しつつ、森をもっと有効に利用するきっかけとなればと思っています。
森


昨年から日本大学生産工学部岩田研究室の大学院生たちと進めてきた八ヶ岳丸太プロジェクト。村野藤吾の設計した八ヶ岳美術館に、交差丸太構法による「森のスタンド」をつくりました。今回も昨年同様、施工協力は北沢建築、構造アドバイスは坂田涼太郎さん。
カフェに使う椅子は武蔵野美術大学の國廣先生のご協力で、学生さん達がつくった素敵な椅子を沢山置いていただきました。皆様、お疲れ様でした。
あまり利用されていない森をもっと有効に使うことを考えるきっかけになればと企画したゴールデンウィーク限定の「森のカフェ」。地元の農園「ハマラノーエン」とMDSのコラボカフェです。

MDSが設計した、 Hat on the Ridge にて、3/7(土)から3/22(日)まで 友人の 五月女 寛 さんの作品展示が行われます。写真は今回の展示のためにお預かりした作品写真。 Quadrivium Ostium は本格的にギャラリーとして活動を始められるということで、今後の展開が大変楽しみです。ぜひ足を運んでみてください。
―展示概要
2026 年 3 月 7 日(土)~3 月 22 日(日)
会期中予約不要
会期中休:3 月 10、11、12、16、17 日
作家在廊日:3 月 7、8、20、21、22 日
営業時間:11 時~17 時
展示の詳細は、ギャラリーのInstagram からご覧ください。
作家・五月女 寛 のInstagramは コチラ
八ヶ岳の山荘 の2階のベッドルームでは、既存の家屋に付いていた「筬欄間(おさらんま)」をベッドルームと通路の間仕切りとして利用しています。欄間は和室の襖・障子等の間仕切りの上に付けられるもので、筬欄間は特に細い桟が並んだ形状のものをいいます。元々は横に付いていた欄間を縦にすると、純和風の欄間も、雰囲気がガラリと変わります。


色の薄い木部は今回新しく作ったもの。柱と柱の間に木目の美しい小梁を通して、その間にコマを噛ませて浮かせて設置しています。

透けのある間仕切りが風通しのよい空間つくり、爽やかな印象を感じられます。

八ヶ岳西麓、原村の自然文化園内にあるカフェ&デリ「K」。仕事や打ち合わせにも使えるとても気持ちの良い広々としたスペースで、頻繁に利用させていただいています。
現在の企画運営はヤツガタケシゴトニン。立ち上げ時の空間プロデュースとしてルートデザインが関わったとのこと。ヤツガタケシゴトニン(代表:中村洋平氏)は原村WORKSPACE、ルートデザイン(代表:津田賀夫氏)は富士見森のオフィスを運営されていて、私の八ヶ岳での活動で大変お世話になっている方々です。この地域にはとても感度の高いアイディアマンが沢山いて本当に驚きます。そんな方々とご一緒させていただいているプロジェクトがいくつかあって、今からとても楽しみにしています!
K.Mori
村野藤吾が長野県諏訪郡原村に設計した八ヶ岳美術館(1979年竣工)。館長宮坂さん、学芸員塚崎さん、日大亀井先生、理科大國分先生と一緒に八ヶ岳美術館を見てまわりました。これまでに何度も訪れている美術館ですが、工事用図面を片手に丁寧に見ていくと新たな発見がいくつかあり、個人的にも大きな収穫でした。来月、皆さんと京都工芸繊維大学に保管されている村野藤吾の資料を見にいく予定。今後、僕は地元の建築家として(?)盛り上げていければと思っています。






K.Mori
知り合いの建築家が大勢参加している大阪万博。行ってきました。

ノーマンフォスターのサウジアラビア館、坂さんのブルーオーシャンドーム、伊東さんのEXPOホール、ポルトガル、ウズベキスタン、ウーマンズ・パビリオンなど、直前に行くことなったわりに色々なパビリオンに入ることができました。真夏の平日だったので比較的に空いていたのだと思います。

行って思ったことをまず建築的な視点から。特に賛否両論の議論が尽きない藤本さんの大屋根リングについてですが、土木的スケールの木造建築、動線でありながらスペースとしても使われる多様な空間、雨を凌いだり日陰をつくる装置などなどとても興味深いものだと思いました。サウジアラビア館は全くフォスターらしくないデザインではありますが、イスラムのどこかの街に紛れ込んだ雰囲気が良かったです。ウズベキスタンやバーレーンなどの木造建築も現代の万博らしくて良いですね。

EXPOホールの内側は安東陽子さん(MDSのサレルノでファサードデザインを協働)のデザイン。若手建築家の挑戦的な不思議な建築は元気をもらえます。

展示内容としては日本館の「藻」の新たな可能性を解説した展示が新鮮で、とても面白かったです。バーレーン館の隣「文明の森」の樹齢6500年のオークの亜化石など、他にも楽しめるものは色々もありましたが、映像だけのやや拍子抜けのものも多かったように思います(だからこそ、すぐ入れたのだと思いますが・・・)。1970年の万博とは時代や社会情勢など、色々な面で違いがあることを感じました。
K.Mori

本物の木を薄くスライスした突板を合板に張り込んだ材料を「練り付け板」といって、内部の家具や扉などに使うことがあります。いろいろな樹種の木が突板として流通していますが、安多化粧合板は特に個性的な目を持った木や、ストーリーを持った木から切り出した合板を作っているということで、東京ショールームに伺ってきました。

たくさんの個性的な突板に囲まれてお話を伺いました。
もともとはテレビ等の家電の外装が木であった時代に、その仕上をしていた会社だったそうです。そこから、家具等の化粧合板の製造をしていくにあたって、プロジェクトに合ったものを、打合せを重ねて、木一本ずつに向き合いながら探し出し、一枚一枚手作りで届けたいという思いで取り組んでおられるとのお話。

こちらの木は、ボグオークといって、「木の化石」と言われている、約4000年前の樹が長い年月をかけて圧力や熱を受けて炭化したものだそうです。この黒さは木そのものが持つタンニンによって染まっていて、一つ一つ色が違うのだとか。
大阪万博の「文明の森」インスタレーションでは切り出す前の「木の化石」を見ることができます。

こちらは、そのボグオークの端材をもれなく活用するためにデザインした練り付け板。何枚もの薄い突板を糊が乾いてしまうまでの時間と戦いながら割り付けていく仕事は至難の業だということですが、ボグオークならではの木の部位や個体差による色の違いが模様のように表れた個性のある一品。

このほかにも、燻製にすることで染める「ファムド」や、タンニンで染める「鉄媒染」、切り出した木の小口からインクを吸わせて導管を染めたものなど、いろいろな仕上げも見せていただきました。
木に対する圧倒的な愛情と知識を感じました。色の感じがイイだとか、木目が綺麗だとか、そういったことに着目しがちな練り付け板ですが、木という生き物としてどのようなものかというストーリーを感じながら選ぶというぜいたくもあるのだと肌で感じることができました。イメージをお伝えして相応しい木×加工を提案していただくこともできるということで、ぜひまたお仕事をご一緒できるといいですね。
M.Ohtoshi