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星空の撮影

知人に誘われて星空の撮影に行ってきました。真冬の隅田川は予想以上に寒く、1時間半で断念。もう少し長い時間撮ると、星のラインがもっと長くなったとは思います。あとISOをあげるか、絞りを一段開けるともう少し暗い星も浮き出てくるんでしょうね。今回は初めての星空の撮影。まずまずの作品では?笑
シャッタースピード20秒(ISO100、f4.5)で200枚近く連写して比較明合成をしています。その後で、空以外は露出をスカイツリーに合わせた一枚の写真を上から重ねています。最後に全体のバランスを整えて完成。そんな感じで、この一枚を作るのは結構大変。こんな撮影方法があるとは!改めて写真の奥の深さを知りました。
ところで、星の軌跡、スカイツリーの上部あたりは右上がりのまっすぐな直線。それより上の方は北極星を中心とした大きな円となっていて、逆に下の方はその反対の円弧になっているのがなんとなくわかりますか?それとは別に、スカイツリーの左、言問橋の上のあたりに、それらのラインとは関係ない曲線が見えますが、それは羽田に向かう飛行機が大きく旋回している軌跡だと思います。

久しぶりのスキー

久しぶりにスキーに行ってきました。10年前、シリウスの戸恒さん夫妻に誘われてニセコに行って以来かも?その時も確か10年ぶりでした。
動画撮ってみました。→こちら
最近スキーをしていない50代の人達からするとなんの違和感もない滑りだと思いますが・・・若い人や時代についていってる人が見ると、かなり古い滑り方なんでしょうね笑
僕は小さい頃、北海道の稚内に住んでいて、スキーを始めたのは5歳の時。まだ、革靴にカンダハー(前でパチンと止めるやつです)の板で、パラレルはクリスチャニアとも言ってましたね。その後、今のようなブーツに変わり、小学生のうちに1級をとっていたのですが、大学でスキーのサークルに入って、最初に滑った時に先輩たちに大笑いされました。先輩方(理科大の大宮教授などは3年生!)のご指導のもと新しい滑り方に矯正していただき、すぐに1級も取り直すことができました。それが1988年かな?この頃はウインタースポーツの過渡期でモーグルは確かその年くらいから人気が出始めていましたし、スノボは91年くらいからですよね?僕は、学生の時は1年生の時からずっとインストラクターのバイトと大会で山にいたので、その時点でスキーは一生分滑った感じです笑
今回は雪山の景色を眺めるくらいの気分で突然スキーをすることになって、山小屋の倉庫に置いてあったかなり古い30年前の板(勿論、カービングスキーではない…笑)で、ストックは知人から短いものを借りてスキー場へ。久しぶりのスキーはなかなか楽しく、今度はちゃんとカービングの板(こちらも20年前のものですが、これも古いのかなぁ…笑)で滑ってみようという気になりました。
ところで、ネットやYouTube で色々調べていると、滑り方の古い新しいなどの白熱した議論、大変興味深いものでした。昨年までの滑りは古く、全日本スキー連盟/SAJの教本も過去に戻る部分もあるとか・・・。随分前に死語となっているウエーデルン(僕はコブの急斜面が最も得意でした)も、部分的には見直されているようですね。本質は変わってないのですが、道具の発達で滑り方は変わるのは当然。その本質も知らず、SAJの作った流行のスタイルの表層だけ追うのは浅いですね。そんなことを調べていくうちに、またきちんとやってみようと思い始めてきました。

大河ドラマ「どうする家康」関口家の観音像

今、放映中の大河ドラマ「どうする家康」。その中で登場する今川家家臣、関口氏純(渡部篤郎)、そして娘の瀬名姫(有村架純)は徳川家康(松本潤)の正妻。昨年竣工した杉戸のリノベーションの禅寺は、その関口家とはゆかりが深く、今も寺の総代長を務めているそうです。そして、ドラマの関口家屋敷セットに鎮座する観音像は、住職が美術監修しているそうです。

Season’s Greetings 2022→2023

本年も格別のご高配にあずかり、誠にありがとうございました。来る2023年の皆様のご健勝とご多幸を祈念するとともに、今後とも変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。どうぞ穏やかな新年をお迎えください。
 
※MDSは12月28日(水)から1月5日(木)までを休業とさせていただきます。

ジャン・プルーヴェ展に行ってきました

東京都現代美術館で行われているジャン・プルーヴェ展に行ってきました。今回の企画に携わった岩岡さんから招待券をいただいたということもあり、シンポジウムが行われている日にあわせて行きました。登壇者には岩岡さんに加えて山名さんや横尾さんなど、いつも授業の後にお酒を飲みながら建築談義をしている理科大の教授陣が多かったのですが、初めて聞いた話も色々ありました。 シンポジウムが終わった後、閉館までの2時間くらいで展示を見ましたが、全く時間が足りませんでした。 この梁を持ち上げてみたいと思うのは僕だけでしょうか?残念ながらそれはできないのですが、今回の展示はそんな気にもさせてくれる原寸の本物を見れることに大きな価値があると思います。必見です! ということで、また後日、今度は自腹で行くことにします(笑)。

KPFの旧友と再び

KPFの勝野氏から、今晩、羽田に着くとの連絡があり、到着早々に再会。品川駅前のホテルパシフィック跡地の新しいビルの設計をとってその打ち合わせとのこと。品川の高輪口と言えば、20年以上前、大成建設設計部に所属している時、隣の品川プリンスは僕が担当していましたので少々懐かしいです。

勝野氏とは大成にいた頃からの30年くらいのつきあい。理科大岩岡研の横山くんを僕が紹介して、昨年の夏から1年間、ニューヨーク事務所にインターンに行っているのですが、その入れ替わりで上島くんを紹介。僕が学生だったら、僕が行きたいくらいです(笑)。ということで、岩岡先生も交えて飲みに行きました。

利根運河の鯉

東京理科大学の授業の前に利根運河で鯉のぼりを撮影してきました。青空を鯉を泳ぐ良いですが、川に映り込んだ鯉も嬉しそう。

こちらの動画は MDSの公式InstagramまたはFacebook でご覧いただけます。

KPFの旧友帰国

KPFの勝野氏と久しぶりに会いました。KPFは、六本木ヒルズ、上海環球金融中心(上海ワールド・フィナンシャル・センター)など、誰もが知っているランドマーク的な超高層をたくさんデザインしていることで知られるNYの世界的に有名な建築設計事務所。勝野氏とは僕が大成建設に入社したばかりの頃、配属された名古屋支店で一緒に仕事をしていた旧友です。当時ならではありますが、毎日のように深夜から夜明けまで、打ち合わせをして・・・・といった昼夜関係なしの日々を送っていた頃を懐かしく思います。その後、僕は本社配属になって東京に戻ったのですが、彼はNYへ。その後、いろいろ苦労はしたようですが、KPFに入って今やアジア地区の超高層ビルをデザインする中心的存在にまでなっています。ご立派です!帰国する度に会っていましたが、コロナ禍ということで今回は数年ぶり。ですが、、、、想像通り、帰国便の飛行機で感染者がいて2週間隔離となってしまって、ようやく自由の身になったとのこと。本当に今は国境を越えるのは大変ですね。
それはさておき、昨年、勝野氏からKPFに興味のある優秀な学生を紹介して欲しいとの相談があって、理科大岩岡研究室の横山くんを紹介しました。今、NYでバリバリ頑張っているようです。そんな話もあって、岩岡先生のご自宅兼アトリエの乃木坂ハウスへ。岩岡先生も交えて、ニューヨークや超高層のデザインなどの楽しい話をしているうちに、岩岡先生がフランスから機内持ち込みで持ち帰った美味しいワインを何本も空けてしまいました。申し訳ありませんでした!有難うございます。
KPF勝野.jpg
新しいMDSの本をプレゼントして記念撮影。
こちらのプログを見た学生諸君、ニューヨークでぜひとも働きたいと思っている人は連絡ください。勝野氏に紹介します!