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ル・コルビジェ×日本@国立近現代建築資料館

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旧岩崎邸の隣にある国立近現代建築資料館に行ってきました。
理科大の美術館の設計課題の敷地ということで行ったのですが、
ル・コルビジェ×日本展がやっていました。
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僕が教えに行っている日大の学生(廣田研究室)がつくった立派な模型が、
展示してありありました。11月8日までですのでご興味がある方はお早めに!

タンゴと鬼子母神

雑司ヶ谷のタンゴバー、エル・チョクロに行ってきました。
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以前から気になっていた雑司ヶ谷の住宅地にひっそりと佇むライブハウス。
古い木造住宅を改装したようです。
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タンゴということで、アルゼンチンのビール・キルメスをいただきながら、
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タルタ・デ・チョクロ(とうもろこしのキッシュ)とチョリソー、
エンパナーダ(ビーフミートパイ)のアルゼンチン料理。
そして、アルゼンチンの赤ワインと、
すっかりタンゴの気分になったところで、、、、
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いよいよ近藤久美子さん(バイオリン)とレオナルド・ブラーボさん(ギター)の演奏です。
とてもこじんまりとした落ち着いた空間で、しかも間近で聴くタンゴは格別。
良い意味でタンゴらしい日本の場末感がここにありますね。
タンゴと言えばバンドネオンというイメージが強いのですが、
もともとはギターと、フルートといった管楽器からはじまり、
バイオリン、そしてさらに遅れてバンドネオンが入ってきたとのこと。
そんなバンドネオンが今やタンゴの代名詞になっているのが腑に落ちない(?)
という近藤さんのご主人は、
若手バンドネオン奏者のリーダー的存在、小松亮太氏です(笑)。
そんな興味深い話も交えたとても楽しいライブでした。
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ライブハウスを出ると、ちょうど鬼子母神のお祭りで雑司ヶ谷は人で一杯。
レトロな雰囲気を醸し出す都電と池袋の超高層ビルを背景に写真を一枚。
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宗教行事ではありますが、ややサンバのように聞こえなくもなく、、、、
楽しそうに激しく踊り狂う(?)集団もいる不思議な光景です。
東京にこんなお祭りがあるとは知りませんでした。
タンゴと鬼子母神、雑司ヶ谷は不思議な街です。すっかり気に入りました。

紅葉の軽井沢

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初秋の軽井沢に行ってきました。
今年の紅葉は例年よりも少し早いとのこと。
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川口通正さんが設計した住宅を拝見させていただきました。
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建主様のご厚意で、美しい風景を眺めながら食事までさせていただき、
とても有意義な時間を過ごすことができました。どうも有難うございました。

「つつじヶ丘の家」久しぶりの訪問

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数ヶ月前に竣工した「つつじヶ丘の家」。
引っ越しされてはじめての訪問ですが、快適に過ごされているご様子。
奥様の手料理と美味しいお酒で会話も弾み、気がついたら終電間際。
夜遅くまでどうもありがとうございました。

諏訪湖の花火

諏訪湖の花火大会に行ってきました。
一昨年は豪雨の中、雷と花火の競演となって(笑)、
途中で中止となりましたが、今年は程よい風が流れる快晴と花火日和。
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諏訪湖の最前列で、大迫力の花火を堪能しました。
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無数の火の玉が水面に落ちていく瞬間も美しいですね。
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諏訪湖の花火を代表するのがこちら。
目の前で激しくあがる様は、ほぼ目の前で爆発している感じです。
あまりの迫力で言葉を失うほど。。。。
近くでこれほど大きな花火を見たことがなかったので、、、、
ビールを片手に持ったまま、全く飲まずに終わってしまいました(笑)。

神宮の花火

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事務所の階段室から見た神宮の花火。
小さな花火ですが、ビルの合間から見えるのが特徴の青山の夏の風物詩。
右手に見えるのがヘルツォーク&ド・ムーロン設計のプラダ。
表参道に事務所移転してから、なぜか遠のいてしまった神宮の花火大会。。。
代々木公園に事務所がある頃は、遠いこともあってちょと小さな花火でしたが、
人を大勢呼んで、花火を見ながらお酒を飲むというのが毎年恒例でした。
懐かしい。。。。

隅田川の花火2105

東京に夏の訪れをつげる隅田川の花火大会。
今年も友人宅の屋上からビール片手に花火を堪能させていただきました。
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今年は現場帰りで、たまたま一眼レフカメラと三脚があったので、
なかなか良い写真が撮れました!(?)

初夏の軽井沢

空調メーカーのピーエスの社長に誘われ、軽井沢へ。
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梅雨の時期の軽井沢ですが、この日は晴天。
緑に囲まれた別荘で開かれた少人数の小さな演奏にお呼ばれしました。
そして、その後で、気候、空調についてのディスカッション。。。
とても楽しいひと時でした。どうも有難うございました。
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お別れした後、夕食は「エンボカ」へ。
最近、事務所のすぐそばに青山店ができて知ったお店ですが、
軽井沢ではとても有名なお店のようですね。
予約で一杯でしたが、開店と同時に行ったので運良く入れました。
石釜で焼いた野菜とピッツァ、そして、ベルギービール。
どれもとても美味しくいただきました。。。

内田祥哉氏講演@JIA建築セミナー

僕が実行委員を務める建築家協会JIA建築セミナー。
本年度は東大名誉教授の内田祥哉先生のご講演から。
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戦後の日本建築の新しい時代を切り開いた内田先生。
御年90歳ですが、まだまだお元気。
戦後復興から現在まで半世紀を振り返る、冗談を交えた楽しい講演でした。
そして講演の最後に、
新しい技術に過信してはいけないというお話がありました。
オーギュスト・ペレのル・ランシーの教会
はRC打ち放しの最初の建物と言われていますが、
実はいろいろと問題(?)があったと。
一方、ル・ランシーと同時期にできたレンガ積みのストックホルム市庁舎。
ノーベル賞の授与式が行われることで知られるこちらの建物は、
レンガ積みの建物としては最高傑作にも関わらず、
(レンガ積みは古くさく、RCは新しいということで)
当時の建築界では全く見向きもされなかったとのこと。。。。
日本の古建築においても、
技術革新ととも、柱を細く細くと言っているうちに、
その限界を超えてしまったことが現在残っている建物の数でわかるとこと。
つまり、新しい技術に過信してはいけないということですね。
そして、最後のスライドは「100年もたせたければ100年もった建物に習え」と。
なるほど。。。。とても勉強になりました。

真鶴ハウス訪問

理科大の岩岡先生に真鶴ハウスをご案内していただきました。
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こちらが、テラスから見た風景。
手前が湯河原、奥が熱海とのこと。
コルビジェのカップマルタンになぞられえた感じです。。。。
計ってみると、モナコとカップマルタンの方が近いとのこと(笑)。
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土間が特徴的な不思議なプラン。
詳しくは、新建築住宅特集2月号で。
到着と同時に、写真奥の畳の部屋で、海風にあたりながら、
高安先生と有岡さんと早速、ビールで乾杯!
そして、あっという間に夕方に。。。
駅前のお店に場所を移して、初見先生と山名先生もそこから合流。
久しぶりに、飲み過ぎました。。。

ポーゲンポールのショールーム@麻布

水廻り、冷蔵庫、壁紙などの高級メーカーが集うパーティーに招待され、
ドイツ老舗キッチンメーカー、ポーゲンポールのショールームに行ってきました。
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TVでおなじみのシェフ、マリオ・フリットリ氏の実演も。
ハイテンションのトークはこのような場では盛り上がりますね。
残念ながら、話をしている間に食べ損ねてしまいました。。。。

AICAのカタログに「西谷の家」掲載

建材メーカーのAICAのカタログで、
MDSが設計した「西谷の家」が詳しく紹介されています。
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真白な表紙のデザインです。
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外壁仕上げのテクスチャーをボーダー状に変えています。
窓を絡めてボーダー状に目地を切ることによって、ひび割れの防止になるとともに、
目線のレベルでよく見える下部は比較的に高価な仕上げとして、
逆に、目線から遠い上部は安い仕上げとすることで、コストダウンを計っています。
というような話が詳しく書いてあります。。。。。

「富津岬の別荘」FANTASTIC KITCHEN COMPETITION 2015受賞

MDSが設計した富津岬の別荘
FANTASTIC KITCHEN COMPETITION 2015を受賞しました。
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授賞式は事務所近くの南青山ミーレショールーム。
モダンリビングの下田編集長から「モダンリビング賞」をいただきました。
どうも有難うございました。
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授賞式の後は出席者の皆様と歓談。
さすがキッチンの賞だけに、目にも美しいオードブルの数々でした。

明治神宮外苑「森のビアガーデン」

明治神宮外苑の森のビアガーデンに行ってきました。
スタッフの大沼さんが出産のために退社。ということで送別会です。
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幸いにも天気が良く、緑に囲まれた清々しい空の下でBBQ。
この時期のビアガーデンは、なかなか気持ちの良いものですね。
大沼さん、お疲れ様でした!

阿部勤さんの講評@東京理科大学

東京理科大学の全体講評会に阿部勤さんに来ていただきました。
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阿部さんが僕の担当した学生の作品にコメントしているところ。
やや僕の指導法に対する講評という感じでもありました。。。。
講評会の後はいつものように学生と懇親会。
その後、講師陣だけで近くのお店に場所を移して建築談義。
阿部さん、どうも有難うございました。

「キャベツ畑と家」の取材

雑誌「住まいの設計」の取材のため、「キャベツ畑と家」に行ってきました。
キャベツの大きく育ったこの時期を狙って伺いましたが、
今年も順調に育っていて安心しました(笑)!
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エントランスにあるベンチ。今やMDSの定番になりつつあります(笑)。
なかなか良い感じに使っていただいています。。。
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次号の「住まいの設計」はキッチン特集とのことで、
奥様にお食事、さらにはデザートまでつくっていただくことに。。。。
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そして、取材の後、ご馳走になりました。
帰りには、ご両親がつくられた立派なキャベツを手土産にいただき、
至れり尽くせりで、大変恐縮です。本当にどうも有難うございました!
とても使い勝手がよく、快適に暮らせているとご満足のご様子。
そんなお言葉を聞けてとてもうれしいです。

阿部勤さんの出題@東京理科大学

大学の新学期が始まりました。
森は東京理科大学と日本大学。川村は東洋大学。
それぞれ週一日で、設計製図の授業に行きます。
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東京理科大の課題出題はゲスト講師の阿部勤さん。
阿部さんとは以前からお付き合いさせていただいておりますが、
このような場でご一緒するのははじめて。
全体講評会で阿部さんに講評していただくのが、
教える側の我々にとっても楽しみです。

都市住宅の金字塔「塔の家」訪問

「塔の家」は言わずと知れた都市住宅の金字塔。
東さんのご厚意で「塔の家」を拝見させていただきました。
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実際に訪れてまず感じたことは、各階ごとに適度な距離感があるということ。
ワンルームでつながっていながら、それぞれの居場所ごとの関係性が実に様々。
特に、ダイニングと上部との絶妙な関係、そして、コンクリート荒い素材感、
想像以上に素晴らしい空間が拡がっていました。
東さん、どうも有難うございました。

クリエーションバウマンのランチ@MDS

スイスのインテリアファブリックメーカーのクリエーションバウマンが、
ランチプレゼンテーションという企画でMDSの事務所に来ていただきました。
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ランチプレゼンテーション用のこのオリジナルの紙袋の中に、
一人分のサラダとサンドイッチとデザートが入っています。
折角、ひとりづつに分けて下さっているのに、
何種類かあるということで、、、、、、
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全部取り出して、全員でじゃんけん大会(笑)。
本来はお楽しみ袋という企画だったのかしれませんね(スミマセン)。
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ランチがみんなに行き渡って(笑)、ようやくスタート。
美味しいランチをいただきながら、中島さんのお話をお聞きしました。
ご馳走様でした!
また、楽しいお話、どうも有難うございました!

旧朝香宮邸の見学

旧朝香宮邸が創建当時の状態に修復されたということで、
白金台にある東京都庭園美術館に行ってきました。
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旧朝香宮邸の調査・修復に携わった黒瀧さんと伊勢戸さんにご案内頂きました。
黒瀧さん(写真、右手前の男性)は、
英国で高級アンティーク家具の修復の修業をされ、日本ではその道の第一人者。
伊勢戸さんはイタリアに留学、帰国後も大学などで木に関する研究をしながら、
新木場で木材会社を経営されている方。
見学の後、近くのお店で食事をしながら、
アールデコ、ヨーロッパの高級家具のことなど、
大変興味深いお話をいろいろお聞きすることができました。
どうもありがとうございました。

裁判と演技@建築家協会

ロス疑惑、薬剤エイズ事件等の弁護士として有名な弘中惇一郎氏。
建築家協会で講演が拝聴できるということで、行ってきました。
司会は横河健さん。お二方は幼なじみだとのこと。。。
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「裁判と演技」という興味深い講演のタイトルでしたが、
内容も予想以上にとても深いものでした。
裁判における「演技」は大切ですが、勿論、やりすぎはよくない。
実はそれは裁判に限った話ではないように思います。
とても考えさせられる内容ですね。

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「京都迎賓館」中村光男氏の講演@JIA建築セミナー

JIA建築セミナーもいよいよ今年度最後の講演。
「京都迎賓館」の設計者の中村光男氏にお越し頂きました。
今回もいつものように僕が司会をしましたが、
日建設計の最高顧問ということもあって、やや緊張しました。。。。
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現代日本のおもてなし空間の最高峰と言えば「京都迎賓館」。
一見すると至高の芸術品であるような佇まいでありながら、
テロ対策といった防犯にかなり気を配っているなど、
普段は聞けないような話をいろいろお聞きすることができました。
どうもありがとうございました。

KINZAN 錦山窯@代官山ヒルサイドギャラリー

錦山窯の展覧会が代官山ヒルサイドギャラリーで行われていると、
ご案内をいただきましたので伺ってきました。
以前、石川県からのご招待で伝統工芸の方々と交流する機会を頂き、
その時に工房を拝見させて頂きました。
錦山窯三代の吉田美統氏は重要無形文化財「釉裏金彩」の保持者とのこと。
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石川でお会いしてご案内状を頂いた四代の吉田幸央氏に、
詳しくご案内して頂きました。どうも有難うございました。

小川三夫棟梁の講演@建築家協会

西岡常一棟梁の唯一の内弟子として知られる宮大工の小川三夫氏。
法輪寺三重塔、薬師寺金堂、西塔の再建で副棟梁を努め、
現代の名工として高名な小川棟梁のお話が拝聴できるということで、
建築家協会に行ってきました。
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一見、同じように見える塔の屋根の大きさ。
実はわずかに出たり入ったりして、すべて違っているそうです。
いろいろな興味深い宮大工の技についてのお話の他に、
なかなか聞けない興味深いお話が拝聴できました。

「家づくり大賞」の審査員

家づくり大賞の審査会に行ってきました。
美術評論家の柏木博氏や建築家の山下保博氏など、
僕も含めた9名で大賞を決めました。
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大賞とは別に一人の審査員が部門賞を選ぶのですが、
僕が担当した快適部門賞は最も応募が多く、選出に苦労しました。
悩んだあげく、快適部門賞に川口通正氏の「迷迭香」を選びましたが、
僕が超ベテラン建築家の川口氏に賞を授与するのはやや妙な感じですね。。。
審査会の後は、お酒を飲みながら建築談義。とても楽しい一日でした。