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「東京建築士会主催・住宅セレクション」ダブル受賞

東京建築士会主催の住宅セレクションにおいて、
MDSが設計した住宅がダブル受賞しました。
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京橋の「@AGE studio」で展覧会が行われています。
詳細はコチラ
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たまらん坂の家」の模型は、今回の展示用に日大の塩田君がつくったもの。
1/20の大きな模型なので、工夫した点、雰囲気がよくわかります。
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こちらが「八ヶ岳の山荘」。
7月8日(火)まで京橋で展覧会が行われていますので、
お時間がある方は是非、お立ち寄り下さい。

全体講評会@日本大学

日本大学の全体講評会がありました。
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各班2名、合計14名のプレゼンテーションの後、
7人の先生が投票して上位数名に賞を出します。
僕の班の福住君は3位、飯野君が4位とまずまずの結果。
写真は福住君の作品。
次回は一等を目指して、頑張って下さい!

「国立西洋美術館」特別授業

上野の国立西洋美術館に久しぶりに行ってきました。
ル・コルビジェが設計した日本で唯一の建築です。
東京理科大学の山名先生はコルビジェ研究の第一人者で、
世界遺産登録に向けての活動もされていることもあり、
休館日に普段行けないところを、
学生を引率するという名目で見学させて頂きました。
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ル・コルビジェは、コレクションの増加にともない建物も成長する、
「無限成長美術館」という考え方を提案していたのですが、
ファサードの右側の開口部は、増築を想定していた部分。
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コルビジェ研究の第一人者、山名先生の特別授業。
床のパターンや隣の国立文化会館との関係を説明しているところ。
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休館日なので、人が全くいない、吹き抜けのホール。
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ご覧の通り、全く人がいない西洋美術館!
人が多い普段はやや天井が低過ぎがなと感じるここのスペースも、
人がいないと、水平方向にとても伸びやかな空間に見えますね。
そして、天井の高い方に行くと・・・
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上部左側から絵に光を当てています。
普段は登れないこの階段を登ると・・・
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コルビジェの設計では、
上部トップライトからこのスペースに太陽光を入れて、
その反射光で絵画に光を当てるように考えていましたが、
現在はこのように蛍光灯がぎっしり並んでいます。
そして、屋上へ。
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先ほどの展示空間のためのトップライトが四周にあり、
中心には吹き抜けのホールの部分のトップライトがあります。
コルビジェと言えば、近代建築5原則。
学生諸君、言えますか?
建築学科出身で、これを言えないは人は潜りですよ(笑)。
ピロティ、屋上庭園、自由な平面、横長の窓、自由なファサード、
つまり屋上はとても重要なのですが、
現在は残念ながら立ち入り禁止となっています。
以前は、植物が置いていた時期もあったそうです。
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こちらが、吹き抜けのホール部分のトップライト。
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そして、地下へ。
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こちらが「免震レトロフィット」。
平成8年に着工して、平成10年に完了。
この後、歴史的・文化的価値のある建物に、
このような免震装置をつけるようになったそうです。
西洋美術館へ何度も行ったことがある方にとっても、
新鮮な写真がたくさんあったのではないでしょうか?
とても有意義な見学会でした。
学生よりも講師陣の方が有り難く拝聴させて頂いたような感じです。
山名先生どうも有り難うございました。

「小山敬三美術館」と「無言館」

束の間の休暇。長野に行ってきました。
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空気が澄んでいて天気も良く、
勝沼あたりから南アルプスの赤石、北岳がとてもハッキリと見えました。
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こちらも車窓からの風景。右の山が甲斐駒です。
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小諸にある緑に囲まれた「小山敬三美術館」。
村野藤吾の設計の以前から行ってみたかった美術館です。
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傾斜に沿って展示室内部の床も少し傾斜していますが、
素晴らしい美術館が多い今となっては、内部空間は今ひとつ。。。。
展示されている作品に集中できるという意味では良いかもしれません。
外観は村野藤吾らしい美しい曲面です。
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そして、こちらは上田にある「無言館」。
正式には戦没画学生慰霊美術館無言館という名称ですが、
太平洋戦争で亡くなった青年(主に芸大、美大の学生)が、
生前描いた絵がたくさん展示されいます。
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絵と一緒にプロフィールを読んでいると、
戦争の悲惨さと彼らの無念が伝わってきて、思わず涙が出てきます。
荒い合板を使ったコンクリート打ち放しの質素な建物で、
教会の構成を感じさせる秀作だと思いました。
特に意識していたわけではありませんが、
とても対照的な二つの美術館でした。
恵まれた環境にある私たち。
頑張れねばとつくづく思いました。

初見先生退官パーティー@国際文化会館

初見先生退官パーティーが国際文化会館で行われました。
昨今のように東京理科大学理工学部が、
建築設計界で一目置かれるようになったのは、
初見先生の功績と言っても良いのではないでしょうか。
全国から多くの人が集まりましたが最終講義は早々に終え(笑)、
いつものように夜の部で盛り上がりました。
初見先生、長い間、どうもありがとうございました。
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国際文化会館は前川國男、坂倉準三、吉村順三の共同設計、
庭園は京都の造園家の小川治兵衛の名作。

春の花火と熱海の別荘

日本大学の講師つながりで木下庸子さんの別荘に行ってきました。
その別荘はもともとは岸和郎さんのものでしたが、
木下さんと渡辺真理さんがそれを購入されたとのこと。
この別荘はいくつかの雑誌で取り上げられているのですが、
建築家がつくった家を建築家が購入されたというのは興味深いですね。
内装は岸さんが住まわれていたままで、全く変更してないとのこと。
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コルビジェのソファに仲良く座る木下道郎さんと谷内田さん。
夕食はmonというイタリアンレストランで。
美味しいワインと食事を楽しんだ後、外に出ると・・・・・
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(予定通りに)、目の前で大きな花火!
人ごみではないところで、目の前でこの大きさ、迫力は素晴らしい!
熱海は夏以外にも、年に6回程花火をあげるそうです。
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帰り道、砂浜がなぜか青いなあと思っていると・・・・
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ブルーのライトで砂浜を照らしているようです。
石井幹子さんのデザインとのこと。
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そして、翌朝、テラスからの風景です。
漁をしている船が眼下に見える絶景です。
朝食の後は、歩いてブルーノタウト設計の「日向邸」へ。
ブルーノタウトはドイツに集合住宅をの名作をつくり、
バウハウスにおいても活躍しましたが、
ナチスドイツに追われるように来日。
桂離宮、伊勢神宮といった日本建築の素晴らしさを、
世界中に広めた人としても有名ですが、
日本でつくられた建築はこの日向邸だけ。
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残念ながら室内は撮影不可のため、
写真はタウトが全く関与していない部分の外観のみ。
その後、昼食のお寿司を食べて家路につきました。
木下庸子さん、渡辺真理さん、どうも有り難うございました!

村野藤吾の料亭 「なだ万 山茶花荘」

ホテルニューオータニ日本庭園内にあるなだ万 山茶花荘
村野藤吾が設計した料亭に行ってきました。
以前、村野藤吾が設計した佳水園に泊まった時、
そして、堀口捨巳が設計した料亭、八勝館で食事をした時、
次は、是非、訪れて見たいたいと思っていたところでした。
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竹木賊張りの塀にこけら葺きの屋根がかかったエントランスの門。
門の外からは少しだけ奥が見えるのですが、
そこをくぐらないとその先が見えない演出です。
これぞ、日本の美学。。。素晴らしい!
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そして、門をくぐっても、またその先が見えません。
土塀の上にはきちんと屋根がのっていて、雨から壁を守っています。
メンテが行き届いているからということもありますが、
1976年に竣工したとは思えない美しさです。
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振り返るとこのような感じ。

オカメ笹と竹林、そして木漏れ日が土塀を引き立てます。
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さらに先の玄関からの見返しです。
そう言えば、、、晴れているのに石が綺麗な色をしています。
ここまでの長いアプローチを全部水打ちしてくれているのですね。
思わず、頭が下がります。。。
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そして、こちらが玄関です。
床は玄晶石割り肌、沓脱石は御影石。天井は杉網代張り。 
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ここは中曽根首相とレーガン大統領の時代、
東京サミットで使われたことで有名な「桐の間」。
ここの見せ場はなんと言って床の間です。
高松の栗林公園内にある掬月亭「初莚観」にある井桁格子に倣い、
住友のマークを思わせる菱形の井桁格子にしています。

天井の光天井の和紙張りは竣工当時は一枚ものでしたが、
今はメンテナンスをしやすいように9分割にしたそうです。
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そして、こちらが井桁格子のアップ。
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こちらは「 茜の間」。和紙と違った趣きの光天井ですね。
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そして、こちらは今回食事をいただいた「葵の間」。
村野藤吾好みの洞床があります。
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床の間の横の窓から赤い椿が簾越しに見えます。
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庭に出ると低く抑えた軒先が連なっていてます。
手前が葵の間で、奥に見えるのが「桐の間」。
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こちらは「葵の間」の土庇。
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そして、こちらが「桐の間」の土庇。少しだけ違いますね。
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食事が終わった後に、日本庭園を散策。
大きな鯉が似合う風景です。。。
この日は私たち4人のみの貸し切り状態でしたが、
長時間にわたり大勢の方々にもてなしていただき、
日本の「おもてなし文化」を満喫させていただきました。

「赤プリ」の桜

久しぶりに赤坂見附に行ってきたのですが、
数年前までそこにそびえていた赤坂プリンスホテルは、
今は跡形もありません。。。。。。
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通称「赤プリ」は今は亡き丹下健三の設計した建物でしたが、

時代の流れには勝てず、残念ながら解体さてしましました。

外濠沿いの桜は今まで通りです。
解体前の赤プリの桜は、コチラ
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赤プリの向かいのホテルニューオータニからの見下ろしの解体風景。
旧館の洋館がひっそりと建っていますが、
どうやら曳家したようですね。
その洋館は、戦前、李垠という方の邸宅だったとのこと
僕は大成建設在籍時に打合せのために、
その建物には一度だけ行ったことがあるのですが、
今となっては、それも昔の懐かしい思い出です。

建築談義@早稲田大学大隈講堂

早稲田大学教授を退官される石山修武氏が新たな活動の節目として、
建築家、建築史評論家などと「これから」を語る建築談義が、
早稲田大学でで行われるというとで、行って来ました。
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大隈講堂に初めて入りましたが、やっぱり立派ですね。。。。。
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登壇者は安藤忠雄、磯崎新といった錚々たる面々ということもあり、
会場は定員をはるかに超える超満員でしたが、
残念ながら、磯崎さんは高熱のため欠席。。。
安藤さんは大学での講演ということもあってか、
久しぶりに若い頃のエネルギッシュな内容の話で、
学生の頃を思い出し、元気をもらいました。
安藤さんが「VISIONを持ちなさい」と言うと、説得力がありますね。
その他には台湾の建築家の李祖原氏や、
工業デザイナー の重鎮、栄久庵憲司氏など、
普段お会いするようなことがない方々の話も聴けて有意義でした。

「伝統的木造住宅と省エネルギー」フォーラム @東京大学

「伝統的木造住宅と省エネルギー」のフォーラムが東京大学で行われました。
日本建築学会、日本建築家協会、日本建築士会連合会など5団体が主催で、
筑波大学名誉教授の安藤邦廣先生、土佐派の建築家として有名な山本長水さんなど、
その道の著名な方々が一同に集まるということで、行ってきました。
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こちらが会場の弥生講堂 一条ホール。
2020 年に向けて省エネ基準適合義務化の法制化が予定されていますが、
このままでは、校倉造り、板倉造り、真壁の土壁造りや土蔵づくりなど、
伝統木造も、高い外皮性能が求められることになります。
伝統的木造住宅と省エネルギーに関しての問題点を、
色々な立場の方々が集まり、明らかにするという主旨のものでした。
昨年、高知の稱名寺本堂、中芸高校格技場の見学に行って来ましたが、
その設計者の山本長水さんの話はなかなか聞く機会がないので、
個人的にはそれだけでも価値がありました。

坂倉準三「人間のための建築」展に行ってきました。

国立近現代資料館で行われている坂倉準三の展覧会に行ってきました。
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坂倉準三は、ル・コルビュジエのアトリエで働いた後、
鎌倉の神奈川県立近代美術館を設計しましたが、
その当時の写真や原図などによって紹介されていました。
パンフレットの構造フレームの写真が印象的ですが、
その原図と構造模型が展示されいたのがとても良かったです。
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帰りに隣にある都立旧岩崎邸庭園に立ち寄ってきました。
この建物は1896年、ジョサイア・コンドル設計の三菱財閥の邸宅です。
モダニズム建築も良いですが、こちらはこちらで良いですね。

卒業設計審査会@日本大学

日本大学の卒業設計審査会に行ってきました。
先週に続き、また記録的な大雪の日に審査会となってしまいました。
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例年通り、午前中はそれぞれの先生が10作品を選び、
得票数が多い作品が午後の2次審査に進みます。
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こちらが一等の学生のプレゼンテーション風景。
最終審査で僕はこちらに一票いれましたが、二等とは一票差。
上位はほとんど優劣がなかったように思いました。
審査会の後の大学主催の懇親会は、
大雪のために中止になってしまいました。
学生にとってはとても残念だったのではないでしょうか。
僕は帰りのバスで一緒になった曽根先生に誘われ、
建築家の木下さん、谷内田さん、照明の岩井さんと雪見酒・・・・。
それはそれでとても楽しい夜でした(笑)。

卒業設計審査会@東京理科大学

東京理科大学の卒業設計審査会に行っていました。
今年は全体的にレベルが高く、
甲乙をつけるのが難しかったという印象です。
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大雪で外は真白。
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事前審査で高得点だった16名のプレゼンテーションと質疑応答の後、
投票と議論を繰り返して1等を決めるという例年通りのスタイルです。
昼過ぎから始まって、終わったのは夜の9時。
その後、朝方まで学生たちとお酒を飲みながら過ごしました。

フィールドトリップ@群馬

群馬のプロジェクトの現地調査にスタッフ全員と行ってきました。
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現地調査の帰りにご当地グルメのソース焼きそばを食べ、
金山城跡に立ち寄ってきました。
石積みにもいろいろな技があり、奥が深いのですが、
大きさの違う石を積んだ石積みは眺めていて飽きないですね。

LIXILデザインコンテスト 入賞

LIXILデザインコンテストでMDSが設計した「白金の家」が入賞し、
代官山のリストランテASOで表彰式がありました。
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審査員長はインテリアデザイナーの内田繁氏。
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表彰式の後は立食パーティー。
楽しいひと時を過ごして、外に出ると雪で屋根は真白でした。

佐藤淳さんにご案内して頂きました。

事務所から歩いてすぐの所にあるサニーヒルズ。
その構造設計をされた佐藤淳さんに建物の案内をして頂きました。
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この複雑な木格子は実は構造体。
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飛騨に伝わる平面的な木組みの千鳥格子(地獄組み)をヒントに、
それを発展させていく設計プロセスをご説明していただきました。
一旦、組み上がるとなかなかはずれません・・・・
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なぜ、この格子が組めるのか不思議でしたが・・・
鍵状になった部分が、片方は1/3、
そうしてもう片方は2/3となっているから外れるのです!
日本の伝統技術、先人達の知恵に脱帽です!
木材は欠損している部分が多いけど、
たくさん集積させることで成立しているとのこと。
その後、場所を変えて飲みながら・・・
佐藤さんが東京大学で取り組んでいるガラス構造など、
建築のあり方を変えるとても興味深いお話を聞けて、
とても刺激的な一日でした。

ロボットデザイナー・松井龍哉氏レクチャー

JIA建築セミナーにロボットデザイナーの松井龍哉氏をお招きして、
デザインによるロボットの新産業化戦略についてレクチャーして頂きました。
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松井さんは大学卒業後、
丹下事務所(最後の所員とのこと)で建築設計をされていたそうですが、
今は、フラワー・ロボティクスという会社をつくり、
世界中にロボットを販売を手がけています。
とても夢のある話が聞けて、こちらも元気がでてきました。

FabLab田中浩也氏のレクチャー@JIA建築セミナー

FabLab東アジア地区代表の田中浩也氏を、
僕が実行員をしているJIA建築セミナーでお呼びしました。
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会場はいつものように建築家協会のセミナールームで。
田中さんはFabLabだけでなく、慶応大学の先生でもあるので、
多岐にわたるお話をして頂きました。
どうやら物づくりの現場はもの凄い勢いで変わっていくようです。
3Dプリンターが一家に一台という時代がくるかもしれません!
その時の建築はどのようになっているのでしょうね。
FabLabについてはHPをご覧になって下さい。

仕事始め

今年の仕事始めは、例年通りスタッフ全員と初詣から。
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青山の氏神様、金王八幡宮へ。
青山、渋谷周辺に職場がある人で一杯でした。
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八の字を描くように廻って・・・・ご祈願。
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その後はCICADAでお正月休み中の話をしながらのランチ。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

謹賀新年

明けましておめでとうございます!
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今年は八ヶ岳の麓で新年を迎えました。
ということで、初詣ではその近くの神社へ。
そこには水に浮かぶ能舞台があるのですが、勿論、水は凍っています。
偶然にも、氷上の舞を見ることができました。
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そして、高校の時の友人に会いに長野へ。
電車で名古屋、松本方面から長野へ行くルートの、
長野に入る直前の車窓からの風景は僕のお気に入り。
今回は遠くの山々は残念ながら見えませんでしたが、
雪景色の善光寺平がとても美しく、満足。。。
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善光寺の参道は、初詣の人で一杯です。
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さすが善光寺。立派です。
善光寺の参拝を終えて、久しぶりに高校の時の友人たちと再会。
楽しい年始を過ごすことができました。

年末年始のお休み

MDSの年末年始のお休みは12月28日(土)~1月6日(月)とさせていただきます。
7日(火)から平常業務です。
年明け早々、BS11のTV番組「建築家のアスリートたち」で、
MDSが設計した住宅「岡崎の家」を森が解説しますので、
よろしければご覧になって下さい。
1月 7日(火)23:30~24:00 1月21日(火)23:30~24:00 (再)

忘年会@MDS

アルバイトの学生も交えて忘年会をしました。
MDSのいつもの飲み会は、旅行の写真をプロジェクターに映して、
それをネタにお酒を飲むというのが多いのですが、
今回は、修士設計や修士論文などのプレゼンなど、
かなり真面目な(笑)飲み会でしたが、
予想以上に盛り上がり楽しい時間を過ごすことができました。
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こちらは今年、MDSに入社した新人のプレゼン。
全国で上位に入ったとか・・・・。
ネタが良いので、話が盛り上がります。
今年も無事一年を終えることができました。
皆様、お疲れ様でした!

メリークリスマス!

今年のクリスマスパーティーは友人宅で。
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窓から五輪のライトアップされた都庁、パークタワーなど、
新宿副都心が一望できましたが、休日なので夜景はやや暗め。
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メリークリスマス!

アントニン・レーモンド設計「富士見の家」見学

アントニン・レーモンドが設計した「富士見の家」に行ってきました。
所有者の代が替わることとなり、引き継ぎ手をさがしているとのこと。
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鉄筋コンクリート造、4階建て、1970年に竣工した住宅。
螺旋階段を取り囲むように、LDKや個室が配置されています。
コンクリートの階段の力強さが印象的でしたが・・・

坂本一成「代田の町家」の見学

坂本一成氏の初期の代表作「代田の町家」の見学に行ってきました。
坂本一成氏(下の写真右側から3番目の方)は、
多くの名住宅を設計された建築家ですが、
東工大の教授として優秀な建築家を多く輩出した大先生。
今回は解体されてしまう恐れの大きい状況の中での見学会で、
建築界の名作とはなんなのかを考えさせられました。
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内部の写真撮影は禁止されていたので、写真は残念ながら外観のみ。
内外の関係を丁寧に設計された住宅だと思いましたが、
永く愛され、永く建ち続けることの難しさを痛感しました。

うさぎスマッシュ展・オープニングレセプション

東京都現代美術館「うさぎスマッシュ展
オープニング・レセプションに行ってきました。
建築家はレム・コールハース(OMA)と塚本さんだけでした。
先日、建築家協会のJIA建築セミナーで、
台湾にも事務所をもつ建築家の白井宏昌さんに、
「グローバルに活躍する」というテーマで、
レクチャーしていただきました。
白井さんは10年程オランダのOMAに在籍していいた関係で、
今回のOMAの展示に関わったとのことのこと。
というつながりで、白井さんからご招待状をいただきました。
出版関係者などかなりたくさんの人が来ていましたが、
白井さんご本人に展示の説明をしていただきました。
ユーロバーコード、シアトル図書館などが展示されています。
他の展示も見ていると、知り合いの齋藤精一さんの展示もありました。
齋藤さん(ライゾマティクス)はNIKEやauのCMなどの制作など、
今や映像系の世界では中心的な存在ですね。
ちなみに、MDSのHPはライゾマティクスにつくってもらいました。。。。
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「うさぎスマッシュ展」は残念ながら撮影不可。
地下1階で「吉岡徳仁 クリスタライズ」が同時開催されていて、
こちらは撮影可能なところの写真です。
実は、この中に吉岡さんがいます。。。。
とても美しい空間でした。
どちらの展示も、明日から1月19日まで行われていますので、
ご興味のある方は是非!

旬房@六本木グランドハイアット

六本木のグランドハイアットの日本料理店、旬房というお店で、
米国の大組織設計事務所KPFの友人と久しぶりの再会。
KPFは日本では六本木ヒルズ、名古屋駅ビルなどの設計で有名です。
僕がまだ、大成建設の名古屋支店にいた頃の友人で、
毎晩のように深夜に打合せをし、
一緒に徹夜していた20代の頃を懐かしく思いました。
彼は日本や香港の大規模プロジェクトをいくつも手掛けているようで、
とてもご活躍されているようです。素晴らしい!
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さすが世界中で設計をやっているKPF。かなりの情報網があるので、
MDSの海外プロジェクトについて相談にのってもらったりと、
とても有意義な時間を過ごすことができました。

館林のプレカット工場見学

建築家の阿部勤さんと大工の苔原さん、
その他、木に興味のある建築家、出版社の方などと、
群馬県、館林のプレカット工場の見学に行ってきました。
最近の木造在来工法の住宅は、
プレカット工場で刻むことがほとんどですが、
そのプレカットの技術をより手刻みの技術に
近づける試みが行われているようです。
今回の見学の主旨は、プレカット技術に情熱を燃やす技術者に、
直接それを伝えていただくというものでした。
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施工のし易さを考えると、スポッと入る仕口の大きさが良いのですが、
「きつめ」にすることで「木殺し」となり、
建物の持ちが全く変わると苔原さんが熱弁。
わずか0.1mmだけきつくする調整も可能で、その微妙な違いで、
大きな木槌でたたかないと入らない「きつめ」になるとのこと。
熟練の大工さんの高度な技術と、
新しいプレカット技術が組合わさるさることで、
今まで以上に素晴らしいものが生まれるのかもしれません。
とても貴重な体験をさせて頂きました。
関係者の皆様、どうも有り難うございました。

戸恒浩人@JIA建築セミナー

僕が実行委員を勤めているJIA建築セミナーに、
戸恒浩人さんをお呼びして講演をして頂きました。
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建築家協会のホールで、照明デザインという視点ではなく、
「グローバルに活躍する」というカテゴリーで話して頂きました。
講演の終わりの質問はいつもはあまりないのですが、
今回はかなり多く、濃密なレクチャーだったように思いました。
戸恒さんとはLPA在籍時からの付き合いになりますが、
今までに聞いてなかったことも意外と多く、
個人的にも新鮮な、面白いお話が聞けて良かったです。