• Archive

祝!上棟「ポールハウス・下北沢の集合住宅」

下北沢から歩いて5分ほどところに建設中のポールハウス。
木造2階建ですが、室内にある60φのスチールの列柱が特徴です。
延床面積20坪ですが、賃貸スペースもある、まさに現代都市住宅!
DSC02903.JPG
小さな住宅と大きなクレーンです。(笑)
RIMG2149.JPG
このスチールの列柱に登り梁が架かって上棟です。

「代々木上原の家」地鎮祭

「代々木上原の家」の地鎮祭がありました。
MDSの事務所のある代々木公園と代々木上原の間の高台にある住宅です。
2階の窓からは新宿の高層ビル群が望める大開口を設けています。
この家の特徴であるカラ松の集成材でつくったアーチ状の列柱が
それを可能とします。
R0021885.JPG
初めは設計者による鎌入れです。

広東料理「SENSE」

マンダリンオリエンタル東京のレストラン、広東料理の「SENSE」に行ってきました。
中華料理の熱く力強いイメージとは異なり、とても上品で涼しいお料理でした。
マンダリンオリエンタル東京が開業5周年とのことで、その特別ランチコースを賞味。
DSC02432.JPG
野菜のオードブル盛り合わせ
DSC02434.JPG
三種類の蒸し点心。左奥はなんとウサギ!いただく順番に迷いました。
DSC02438.JPG
ヘルシーな豆腐料理。具材が湯葉に包まれ、餡がかかっています。
DSC02442.JPG
本日のお粥。カリカリに揚げられた湯葉(たぶん)との組み合わせがいい!
DSC02443.JPG
香港の健康デザート。濃厚ですが、さらりとした後味です。
品数が多く、この他にも3~4品ありました。満腹です。

「荻窪の家」 新建築住宅特集の撮影

荻窪の家」が新建築住宅特集に掲載されることになり、
この日は専属カメラマンの高橋さんが撮影にやってきました。
建築カメラマンとしては珍しく女性です。
DSC02511.JPG
陽の入り方によって印象がどんどん変わるので、
その空間に身を置き、印象を予め想定しながら
アングルとそのアングルの撮影時間帯を決めていきます。
撮影は肉体労働。時間との戦いです。

建築学会作品選集

建築業界には一級建築士が所属する建築士会と、
建築家だけが所属できる建築家協会(JIA)、
そして、大学の先生が主に所属している建築学会などがあります。
その建築学会が毎年行っている作品選集に、
夏に現地審査のあった「たまらん坂の家」が選ばれました。
DSC02875-1.JPG
英文でちょっとてこずりりましたが、締切日ぎりぎりに原稿を提出!

「深沢の家」地鎮祭

世田谷区深沢の閑静な住宅地で地鎮祭がありました。
ここ最近、地鎮祭と上棟式のラッシュです。
P1080213.JPG
一般的に流通している材木を組み合わせて大空間を可能とし、
その構造体が内部空間のアクセントになっている住宅です。
とても竣工が楽しみです。

「荻窪の家」がTV放送されます!

MDSが設計した「荻窪の家」が
テレビ番組「渡辺篤史の建もの探訪」で放映されます。
DSC02469.JPG
前回放送の「たまらん坂の家」の時は、
遅刻して渡辺さんにお会いできなかったのですが、今回は間に合いました。
■地上波放送
※10月29日(金曜日)
テレビ朝日/4:30
※8日遅れ(土曜日)
北陸朝日放送 (HAB)7:30
秋田朝日放送 (AAB)11:00
青森朝日放送 (ABA)9:35
岩手朝日テレビ (IAT)9:45
山形テレビ (YTS)6:30
福島放送 (KFB)7:00
新潟テレビ21 (UX)9:30
長野朝日放送 (abn)10:30
名古屋テレビ放送 (メーテレ)6:05
山口朝日放送 (yab)9:30
瀬戸内海放送 (KSB)9:30
愛媛朝日テレビ (eat)9:30
高知放送     (RKC)10:00
鹿児島放送    (KKB)10:50
※9日遅れ(日曜日)
琉球朝日放送 (QAB) 6:30
大分朝日放送   (OAB)6:00
※13日遅れ(木曜日)
テレビ宮崎 (UMK)11:15
※14日遅れ(金曜日)
福井放送    (FBC)9:55
山陰放送    (BSS)10:00
北日本放送 (KNB)9:55
※15日遅れ(土曜日)
広島ホームテレビ (HOME)10:15
※29日遅れ(土曜日)
長崎文化放送 (NCC)7:30
※約1ヶ月遅れ
四国放送     (JRT)9:25
※約2ヶ月遅れ
朝日放送    (ABC)9:30
 
※約3ヶ月遅れ
熊本朝日放送 (KAB)6:00
■BS朝日  
※15日遅れ(土曜日)/17:30
※16日遅れ(日曜日)/12:30
■CS放送 朝日ニューススター
※7日遅れ(金曜日)/23:00

横須賀美術館

横浜に用事があり、ちょっと足を延ばして横須賀美術館に行ってきました。
海の見える小高い丘に建つ建物で、設計は山本理顕さん。
DSC02647.JPG
美術館の中に入るとこんな感じです。
右下の穴からはレストラン、左の穴からはエントランス、
真ん中の穴からは海が見えます。
DSC02645.JPG
しばらくと眺めていると、船が通り過ぎました。
DSC02639.JPG
外装はボックス状のガラス張りで、内部に穴の空いた皮膜がある構成。
空調と日差しを制御しているのでしょう。
天井と壁の取り合う角が丸いので、美術館内部から見ると不思議な感じです。
DSC02651.JPG
屋上です。海が見えて気持ち良いです。
DSC02625.JPG
芝生の前庭に面してレストラン、ACQUA MARE(アクアマーレ)があります。
広尾の有名店、リストランテ アクアパッツァのシェフ、日高良実氏のお店です。
ランチのコースをいただきました。
DSC02612.JPG
まずは、前菜。
DSC02614.JPG
バーニャカウダは、アラカルトで注文。これは外せません。
DSC02616.JPG
パスタや・・・
DSC02619.JPG
リゾット。
DSC02622.JPG
そして、デザート。
食後は観音崎の海岸沿いを散策。
DSC02653.JPG
空はすっかり秋空です。
DSC02657.JPG
観音崎は以前からかなり気に入っているところ。
海沿いには観音崎ボードウォークという約600メートルの散策路があり、
行き交う船をいつまでも眺めていたくなるような、
とても長閑で素敵なところです。

北九州市立中央図書館

そして、小倉に戻り北九州市立中央図書館へ。
学生の頃ここを訪れ、いたく感動したので、
その感動をもう一度感じられるかどうか確かめるための再訪です。
磯崎新氏により1974年に設計されたもので、氏の1970年代代表作。
個人的には磯崎さんの設計したものの中で一番好きです。
DSC02841.JPG
PC(プレキャスト・コンクリート)パネルのヴォールト屋根が特徴的です。
DSC02843.JPG
PCパネルにはリブが付いているので、
純粋な幾何学がつくり出す美しさがあります。
DSC02838.JPG
外は相変わらずの雨。外観はイマイチの写真ですがこんな感じ。
DSC02847.JPG
図書館の入口に模型が置いてありました。
40年前の建物ですが、古さを全く感じさません。
この建築が、改めて名建築であることを実感できました。
磯崎さんはやっぱり凄いです。。。

唐戸市場

門司港から下関の唐戸市場まで船で移動。
高速船で九州と本州はたったの5分。
関門海峡は潮の流れが速いので、魚の身が締まっていておいしいらしい。
近年、温暖化の影響で宮崎、大分の魚もこのあたりで獲れるそうです。
DSC02804.JPG
関門橋の手前の建物が唐戸市場。
そして、その手前の船が門司港と下関を結ぶ関門連絡船。
DSC02797.JPG
唐戸市場の設計は池原義郎氏、構造設計は斎藤公男氏。
プレキャストコンクリートの屋根が圧倒的な力強さを見せています。
DSC02800.JPG
屋根見上げ。構造上生み出された文様に目を奪われます。
DSC02795.JPG
建築もいいけど、いちばんの目的やっぱり新鮮な魚。
旬のアジ、サバをはじめ、大とろ とらふぐ カマチトロ・・・・。
最後はふぐ汁で〆ました。関門たこに巡り会えなかったのが残念。

門司港

審査会の翌朝は、建築家の前田圭介さんと一路門司港へ。
門司港駅は九州の鉄道の玄関口として、
関門トンネルが開通するまで対岸の下関駅と共に、
関門連絡船を介して賑わったところ。
DSC02836.JPG
その歴史を彷彿とさせる木造屋根(一部鉄骨)の架かるホーム。
当時の賑わいが目に浮かぶようです。
DSC02768.JPG
跳ね橋「ブルーウィングもじ」。
関門海峡に面した門司第一船溜まりの周辺は
門司の観光施設が集中しているところで、
その船溜まりと海峡の境に橋を架けることで回遊性が高まり、
地域の活性化の一端を担っている歩行者用の可動橋です。
左手の親橋はワイヤーロープで巻き上げられ、
右手の子橋は油圧装置により上がっていくようです。
DSC02807.JPG
その跳ね橋を渡って振り返ると、
対岸にイタリアの建築家アルド・ロッシ設計の門司港ホテルが見えます。
DSC02809.JPG
渡った先には旧門司税関。屋根架構が美しい。
DSC02785.JPG
そして関門海峡を連絡船で渡り、いざ下関へ。
天気が良かったらもっと美しい関門橋が見えたはず。残念。

2010年度 JIA新人賞公開審査

先週、日本建築家協会(通称JIA)の新人賞審査会のため、
北九州の小倉に行ってきました。
昨年に続き、67作品中の15作品のひとつに選ばれました。
建築家の場合、40代は新人、若手という感じなので、
ちょっと他の業界の方からすると違和感があるかもしれませんね。
DSC02744.JPG
審査会場は北九州国際会議場。設計は磯崎新氏です。
DSC02751.JPG
67作品すべてが展示してありました。
1次通過をしていないけど、雑誌などでよく見かける作品もチラホラ。
手前に見えるのが、MDSの「たまらん坂の家」のパネルです。
DSC02757.JPG
発表5分、質疑応答4分の持ち時間9分、13番目の発表でした。
審査員は東利恵さん、梅沢良三さん、吉松秀樹さんの3名。
今年も残念ながら最終には残りませんでした。