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「西谷の家」竣工検査

「西谷の家」の竣工検査に行ってきました。
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玄関からキッチンはコンクリート金ゴテ抑え仕上げ。
左手前がダイニングで、奥がリビングです。
200mmづつの段差になっていて、隙間はすべて収納に。
そして、それらは椅子になったり、
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階段の延長線上の廊下のようなものになったり、
いろいろのものに兼ねることで広さ感を出しています。
突き当たりの焦げ茶の部分はJパネル
上部は天井高1400に抑えたロフトスペース。
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キッチンはコンクリート。
棚や照明などはクライアントが選んだもの。
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こちらは階段に面したところにある書斎スペース。
引っ越しはゴールデンウィーク後半の予定です。
家具が入ったら、早々に伺ってみたいと思っています。

Jパネルのモニター

構造材としても、仕上げ材としても使える杉の三層パネルのJパネル
そのモニターとして「西谷の家」に材料を無償提供して頂きました。
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「o cube」という雑誌に、
MDSが工事監理中の「西谷の家」のJパネルの施工の様子が掲載されています。
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本来であれば竣工写真も掲載されると良かったのですが・・・・
それはまた別の機会に紹介させてもらえればと思っています。

春の花火と熱海の別荘

日本大学の講師つながりで木下庸子さんの別荘に行ってきました。
その別荘はもともとは岸和郎さんのものでしたが、
木下さんと渡辺真理さんがそれを購入されたとのこと。
この別荘はいくつかの雑誌で取り上げられているのですが、
建築家がつくった家を建築家が購入されたというのは興味深いですね。
内装は岸さんが住まわれていたままで、全く変更してないとのこと。
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コルビジェのソファに仲良く座る木下道郎さんと谷内田さん。
夕食はmonというイタリアンレストランで。
美味しいワインと食事を楽しんだ後、外に出ると・・・・・
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(予定通りに)、目の前で大きな花火!
人ごみではないところで、目の前でこの大きさ、迫力は素晴らしい!
熱海は夏以外にも、年に6回程花火をあげるそうです。
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帰り道、砂浜がなぜか青いなあと思っていると・・・・
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ブルーのライトで砂浜を照らしているようです。
石井幹子さんのデザインとのこと。
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そして、翌朝、テラスからの風景です。
漁をしている船が眼下に見える絶景です。
朝食の後は、歩いてブルーノタウト設計の「日向邸」へ。
ブルーノタウトはドイツに集合住宅をの名作をつくり、
バウハウスにおいても活躍しましたが、
ナチスドイツに追われるように来日。
桂離宮、伊勢神宮といった日本建築の素晴らしさを、
世界中に広めた人としても有名ですが、
日本でつくられた建築はこの日向邸だけ。
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残念ながら室内は撮影不可のため、
写真はタウトが全く関与していない部分の外観のみ。
その後、昼食のお寿司を食べて家路につきました。
木下庸子さん、渡辺真理さん、どうも有り難うございました!

久しぶりの秋田出張

久しぶりに打合せで秋田に行ってきました。
秋田の建設物価の上昇はどうやら東京以上・・・・?
見積もり調整を早く済ませて、早期着工を願うばかりです。
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今まで気付きませんでしたが、
空港からあきたスカイドームが見えるんですね。
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「神楽坂の家」RC特殊型枠

「神楽坂の家」の現場に行ってきました。
1階RC型枠を外しました。
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実寸でのモックアップで試行錯誤を重ねた甲斐あって、
木目の転写の具合、バリの出具合など、
すべてイメージ通りの仕上がり!!!
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今は、2階の外壁の型枠施工中。
やや面倒(?)な型枠ですが、イメージ通りの出来を確認して、
型枠大工さんも勢いに乗ってくれているご様子!?

村野藤吾の料亭 「なだ万 山茶花荘」

ホテルニューオータニ日本庭園内にあるなだ万 山茶花荘
村野藤吾が設計した料亭に行ってきました。
以前、村野藤吾が設計した佳水園に泊まった時、
そして、堀口捨巳が設計した料亭、八勝館で食事をした時、
次は、是非、訪れて見たいたいと思っていたところでした。
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竹木賊張りの塀にこけら葺きの屋根がかかったエントランスの門。
門の外からは少しだけ奥が見えるのですが、
そこをくぐらないとその先が見えない演出です。
これぞ、日本の美学。。。素晴らしい!
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そして、門をくぐっても、またその先が見えません。
土塀の上にはきちんと屋根がのっていて、雨から壁を守っています。
メンテが行き届いているからということもありますが、
1976年に竣工したとは思えない美しさです。
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振り返るとこのような感じ。

オカメ笹と竹林、そして木漏れ日が土塀を引き立てます。
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さらに先の玄関からの見返しです。
そう言えば、、、晴れているのに石が綺麗な色をしています。
ここまでの長いアプローチを全部水打ちしてくれているのですね。
思わず、頭が下がります。。。
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そして、こちらが玄関です。
床は玄晶石割り肌、沓脱石は御影石。天井は杉網代張り。 
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ここは中曽根首相とレーガン大統領の時代、
東京サミットで使われたことで有名な「桐の間」。
ここの見せ場はなんと言って床の間です。
高松の栗林公園内にある掬月亭「初莚観」にある井桁格子に倣い、
住友のマークを思わせる菱形の井桁格子にしています。

天井の光天井の和紙張りは竣工当時は一枚ものでしたが、
今はメンテナンスをしやすいように9分割にしたそうです。
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そして、こちらが井桁格子のアップ。
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こちらは「 茜の間」。和紙と違った趣きの光天井ですね。
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そして、こちらは今回食事をいただいた「葵の間」。
村野藤吾好みの洞床があります。
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床の間の横の窓から赤い椿が簾越しに見えます。
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庭に出ると低く抑えた軒先が連なっていてます。
手前が葵の間で、奥に見えるのが「桐の間」。
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こちらは「葵の間」の土庇。
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そして、こちらが「桐の間」の土庇。少しだけ違いますね。
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食事が終わった後に、日本庭園を散策。
大きな鯉が似合う風景です。。。
この日は私たち4人のみの貸し切り状態でしたが、
長時間にわたり大勢の方々にもてなしていただき、
日本の「おもてなし文化」を満喫させていただきました。

ポルトガルの雑誌「house trends」に「八ヶ岳の山荘」掲載

ポルトガルの雑誌「house trends」に
MDSが設計した「八ヶ岳の山荘」が掲載されました。
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日本では販売されていない雑誌なので、
先日、ポルトガルに行った知人が買って来てくれました。
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ややファッション系の雑誌ですが、日本的内装には全く触れず、
扇形のプランについてのみ書かれていたのが意外でした。
国や雑誌によって記事の切り口が違うので、

何が書かれいるかいつも興味深いです。

「赤プリ」の桜

久しぶりに赤坂見附に行ってきたのですが、
数年前までそこにそびえていた赤坂プリンスホテルは、
今は跡形もありません。。。。。。
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通称「赤プリ」は今は亡き丹下健三の設計した建物でしたが、

時代の流れには勝てず、残念ながら解体さてしましました。

外濠沿いの桜は今まで通りです。
解体前の赤プリの桜は、コチラ
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赤プリの向かいのホテルニューオータニからの見下ろしの解体風景。
旧館の洋館がひっそりと建っていますが、
どうやら曳家したようですね。
その洋館は、戦前、李垠という方の邸宅だったとのこと
僕は大成建設在籍時に打合せのために、
その建物には一度だけ行ったことがあるのですが、
今となっては、それも昔の懐かしい思い出です。