

「富士山麓の家」の中間検査に行ってきました。今回、施主のご希望で、免振ダンパーを追加採用しています。建物の木軸部分にバランスよく配置して、揺れを抑制するというものです。

構造設計の大賀先生が構造をくまなくチェック。

富士山の裾野の始まりに建つ「富士山麓の家」。富士山を眺めるためのスペースを持つこの家の柱は、全て富士山の桧でできています。
気を引き締めて進めて行きます。
M.Ohtoshi
「富士山麓の家」の中間検査に行ってきました。今回、施主のご希望で、免振ダンパーを追加採用しています。建物の木軸部分にバランスよく配置して、揺れを抑制するというものです。
構造設計の大賀先生が構造をくまなくチェック。
富士山の裾野の始まりに建つ「富士山麓の家」。富士山を眺めるためのスペースを持つこの家の柱は、全て富士山の桧でできています。
気を引き締めて進めて行きます。
M.Ohtoshi
鶴見のリノベーションが竣工を迎えました。
戦前に建主の祖父がこの地に住宅を建て、90年代まで増築を重ねていましたが、その後家族構成も大きく変わり、空き家となっていました。敷地を訪れた際、前庭にはこの家の歴史を見守ってきた老木が佇んでいました。その老木と神棚が鎮座する趣のある中心部を残して、朽ち果てた増築部分を全部取りはずし、改修したこの計画。残す部分は敷地の中心の長方形の総二階。大幅な減築により広々とした庭が生まれ、庭と連続した伸びやかな計画となっっています。仏間と神棚のあった部屋の壁と天井を残し、床や家具などを貫入させることで、連続しながらも、趣の異なる幾つもの居場所を作っています。
照明調整のため、「十窓の間」に行ってきました。
上階の天井に設置したダウンライトが、写真左上に見える1階のリビングの天井に開けた開口ごしに真っ赤なカーペットを照らします。幻想的な雰囲気を作るための要の仕組みです。
カーペットの角に光の角をピタッと合わせると、真っ赤なカーペットが漆黒・全艶の床 に浮かんでいるかのように見えます。奥に見えるのは錫箔を張った引き戸です。
Y.Nagase
「鶴見のリノベーション」では、もともと建物の下屋で屋内だったところを半屋外化して、ネコが自由に外でひなたぼっこできるスペースを作っています。
陽だまりスペースはネットで囲われていますが、ネットの色を濃い色にしたことで、庭への視線を邪魔しません。窓台の上でネコが庭を眺める姿をイメージして、幅200程度の横板を流しています。
漁業にも使われる丈夫なネットを木枠に編み込んでいる様子。
M.Ohtoshi
「十窓の間」は中心に据えた漆黒のリビングとそれを囲う白い諸室というレイアウトの別荘です。
そのリビングの漆黒の床は空間を全反射するつややかな漆黒の床とすることを考えています。
その方法として考えたのが、真っ黒な樹脂製のタイルに全艶のワックスを重ね塗りしてツヤツヤにするというもの。これなら、目地の無い漆黒の床ができあがります。
実際の床がこちら
塗り1回目。まだまだ反射がぼやけています。
塗り2回目。
塗り3回目。
塗り4回目。いい感じに白の部屋や外部が反射されています。
また一段と出来上がりが楽しみになってきました。
Y.N.
三田クリニックビルが着工しました。コンクリート打ち放し4階建てのクリニックビルです。気を引き締めていきましょう!
「鶴見のリノベーション」の配筋検査に行ってきました。
解体してみると、基礎は建築年代から想定していた「無筋コンクリート」でもなくコンクリートでできた縁石でした!構造設計者に補強の方法を相談して、宅内に新たなベタ基礎を設け、耐力を負担させるよう計画しました。
「都市の箱庭」が上棟しました。整理整頓された美しい現場ですね。引き続き、頑張っていきましょう!
「縁庭の家」は無事、お引き渡し。写真はiPhoneで撮ったもの。家具が入ると良い感じです。アウトダイニングの家具が待ち遠しい。