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坂本一成先生の講演@東京理科大学

東京工業大学名誉教授の坂本一成先生に、
理科大の設計製図の授業に来ていただきました。
次の集合住宅の設計課題は坂本先生の出題です。
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坂本先生の初期作品から現在進行中のプロジェクトまでの実作を中心に、
建築に対する考え方をレクチャーをしていただきました。
形式だけで建築をつくるのはいかがなものか?という内容は、
大学2年生にとってはやや難しいものだったかもしれませんが、
僕にとってはとても濃密な時間でした。

「神楽坂の家」祝!竣工

建築家が設計した住宅が密集するエリアに、
MDS設計の「神楽坂の家」が竣工しました。
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天空率を駆使して道路斜線をクリアした合理的な外観。
庭やテラスを取り込みながら壁をグルグルと三段重ねて、
細長い敷地を隅から隅まで使い切っています。
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1階は少しだけセットバックして、
2階がキャンティレバーで跳ね出しています。
角が丸くなっているのは、天空率の関係もありますが、
使い勝手や広さ感を出す等、いろいろな理由があります。
2階のコンクリートはオリジナルな型枠でつくったもの。
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こちらがエントランス。
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玄関から振り返ったところ。
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大好きな本が飾れる本棚がインテリアのポイント。
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東側隣家の緑を横スリット窓から取り入れつつ、
南側の囲われたテラスからも採光を取り入れます。
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リビングと連続したテラス。
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リビングからダイニング越しにキッチンを見たところ。
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ダイニングから階段越しに本棚。
美しく飾られた本棚は絵になりますね。
クライアントも大変ご満足のご様子。
我々としてもとても嬉しいです。

「弦巻の家」祝!上棟

「弦巻の家」が上棟しました。
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袋小路の道路の突き当たりが、リビングに連続したバルコニー。
そこから家のセンターにある大階段を抜けて1階へ、
風と光を取り入れるようになっています。
来年3月竣工が楽しみです。

「石神井台の家」祝!竣工

キャベツ畑に隣接した「石神井台の家」が竣工しました。
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キャベツが立派です!
農作業の合間に畑を眺めながら一休みできるベンチがあります。
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見て下さい!この美しいキャベツ畑の風景を!
畑と左側奥に見える大木の林に向かって建物を配置しています。
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ダイニングキッチンとリビングは壁でゆるやかに区切られています。
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夜になると壁や天井を美しく照らします。
照明計画は今回もシリウスの戸恒さん。
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リビングの壁の向こう側は子供部屋。
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杉板型コンクリートの壁沿いに階段があります。
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1階書斎から見る階段。
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エントランからもキャベツ畑が一望できます。
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夜になると建物の構成が浮かび上がります。
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豊かな畑の風景を最大限取り込んだ住宅です。
クライアントも大満足のようでなによりです。

ドイツの出版社「Townhouse Design」に掲載

ドイツのBRAUNから出版された「Townhouse Design」に、
MDSが設計した「白金の家」が掲載されました。
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世界中の都市型住宅が掲載されたハードカバーの立派な本です。
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とてもコンパクトで特徴的な外観の「白金の家」は、
やはり、海外ではとても人気が高いようです。
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先日、知り合いの方からMDSの設計したものが掲載されているので、
この本を購入したとうれしい連絡を頂きました。
アマゾンや日本の書店でも購入できるようです。

「西谷の家」久しぶりの訪問

今春竣工した「西谷の家」に行ってきました。
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飛び石のようなコンクリートのアプローチを抜けると・・・
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裏庭まで土間で繋がっています。
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土間から一段上がったところがダイニング。

もう一段上がるとリビング、
その先には川に面したテラスが続いています。
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キッチンはコンクリートで出来ています。

左上の小さな小窓はバスコート。
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センスの良い小物があちらこちらに飾られています。
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古い扉を再利用した中2階のロフトの入り口。
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扉を開けると・・・・
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昼寝をしたり、勉強したりできるスペースになっていて、
1階のLDKに繋がっています。
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床を微妙な高さで積層させた内部空間であることを、

テクスチャーの違う左官材を積層させた外観が連想させます。

建て主の小物のセンスが抜群に良く、
家の善し悪しの半分はそれで決まると痛感させられました。
自画自賛になりますが、とても良い家です(笑)。