擁壁を孕ませていたクロガネモチを無事移動させたので、
その擁壁の解体がいよいよ始まりました。
この擁壁は鍋島家が宅地開発(道路は今でも鍋島家のもの)した時、
つくられたものとのことなので、歴史のある大谷石。。。
つまり、フランクロイドライトが旧帝国ホテルに使う前のもの?
ということで再利用をすることにしました。
これは数ヶ月前。
![IMG_9062-s.jpg](https://mds-arch.com/blog/wp-content/uploads/IMG_9062-s.jpg)
まず、矢板で土を止めて、擁壁の裏側を重機で掘削。
![IMG_9052-s.jpg](https://mds-arch.com/blog/wp-content/uploads/IMG_9052-s.jpg)
途中からは人力です。
![IMG_9094-s.jpg](https://mds-arch.com/blog/wp-content/uploads/IMG_9094-s.jpg)
一度、撤去した石は石屋さんのところで保管していただきます。
![IMG_9002-s.jpg](https://mds-arch.com/blog/wp-content/uploads/IMG_9002-s.jpg)
大谷石を切り出すと、中はこんな感じ。山から切り出しものと同じですね。
100年以上の風雨にさらされた表面も捨てがたく、詳細はこれから。