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アイリーン・グレイ

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映画「ル・コルビュジェとアイリーン 追憶のヴィラ」を観てきました。
舞台となっているのは数ヶ月前に行ったばかりの南仏コートダジュールのE.1027
映画ではコルビジェを(意図的に?)冴えない人として描いていますが、
時代背景やル・コルビュジェがアイリーンの名声を抜いたことは事実ですし、
この映画を観てアイリーン・グレイについて掘り下げて知ることができました。
是非、ご覧になっていただければと思います。

吉田五十八「猪股邸」

新しいプロジェクトの現調のため、成城に行ってきました。
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敷地周辺は紅葉が真っ盛り。
吉田五十八が晩年に設計した猪俣邸が成城にあることを思い出し、
天気も良いので、久しぶりに立ち寄ってみました。
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入場料を払おうと思うと、、、なんと無料なのですね。
タダで見せていただきながら言うのもなんですが、
吉田五十八の作品をタダで見れるとは・・・
100円でも入場料をとって運営に回せば良い気もします。
海外ではあり得ないことですね。
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庭の木々はちょうど紅葉は今が見頃。
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巨匠・吉田五十八の近代和風は、建築家の間では賛否両論がありますが、
いろいろと参考になるところはたくさんあると個人的には思っています。
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古き良き昭和の香りがどことなくしますね。
成城の家の現場に近いので、(タダですし・・・)帰りに毎度立寄ろうかな(笑)。

全体講評会@東京理科大学

東京理科大学の2年生の設計課題の全体講評会。
今回の課題は、高橋先生出題の「表参道のオーベルジュ」。
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僕の班からは、山田くんと大岡さんと2名選出。
こちらは、山田くんの講評風景。
なかなかの力作ですが、先生方からは厳しいコメントが・・・・
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各先生が5票持ちでいつものように上位を決めたのですが、
たくさん表を集めた上位5名にギリギリ大岡さんも入りました。
上位5名中、3名は前期僕が教えた顔なじみ。
直接、教えた学生が成長する様はうれしいものですね。
引き続き、次の課題も頑張りましょう!

「昭島の家」一年検査

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「昭島の家」の一年検査に行ってきました。
家を取り囲む巨木の紅葉は圧巻です。
工事中に転勤になり、今は別宅として使われているのが少し残念。
早く東京に戻って、こちらで暮らせると良いですね。

秋の鎌倉散策

「鎌倉長谷の家」のTV取材の日は天気も良く、運動不足解消の運動も兼ねて、
今設計中の鎌倉のプロジェクトの敷地までお散歩することに。
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ゆらゆら揺れるすすきを眺めながら、敷地へ向かいます。
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帰り道、こんなそそられる風景が見え、中に入ってみることに。
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一条恵観山荘という国指定文化財のようで、金森宗和好みの庭園もあり、
紅葉しはじめの木々が美しく、数寄屋造りのカフェでお茶を。
一服後、報国寺へ。
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竹林が美しい報国寺。
古都、鎌倉。ぶらぶら散歩するのもいいですね。

渡辺篤史@鎌倉長谷の家

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MDSが設計した「鎌倉長谷の家」に渡辺篤志さんが来るということで、
撮影が終わる頃、建て主様と渡辺さんにご挨拶に行ってきました。
渡辺さんとは取材や対談などで、最近は年に一度はお会いしている感じです。
番組最後のコメント、長さの違うものを数回、撮り直していましたが、
全部違う内容をスラスラとお話しされていて、流石ですね。
ご主人は撮影はパスされるとお聞きしていましたが、出られたのこと。
撮影をとても楽しんでいただいたようで、良かったです。
東京での放送は1月6日(土)4時30分 テレビ朝日です。
とても早い時間帯なので、是非、録画してご覧になって下さい!

「等々力の家」照明調整

照明調整のため、「等々力の家」に行ってきました。
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施主検査後、手直をして、いよいよ引き渡しです。
閑静な世田谷の住宅地に、敷地分割して残った超変形敷地に建つ住宅で、
隣地との擁壁の高さも法規制をギリギリかわした極めて難しい敷地でしたが、
コストを抑えつつ、それらの与条件を最大限生かした設計をしました。
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道路から奥に行く程、建物の幅は狭くなり、先端では1mくらいしかありません。
その狭さを強調するかのように高さの2層の開口部をとっているので、
その先の木々、さらにその先の空が印象的な風景として光と共に内部に入り、
とても印象的な空間をつくっています。
詳しくは、またのお楽しみ!

広瀬謙二「上小沢邸」で食事

建築家にとって「上小沢邸」と言えば、広瀬鎌二氏が設計した1959年竣工の住宅。
そして、この住宅は今は上小沢邸というお店として使われています。
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白金の住宅地にひっそりと建つ隠れ家レストラン。
夜しかやっていないお店で、予約がとりにくいということは聞いていましたが、
電話してみると、早い時間であればとのことで、開店30分前の16時半にお店へ。
お客さんが誰もいないということで、ゆっくり写真を撮らせていただきました。
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こちらが庭から見た全景。構造はコンクリートブロック造ですが、
エッジ部分はコンクリート、屋根も鉄筋コンクリートとなっていて、
庇の水平性を強調するために逆張りとしています。
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エントランスまわりは当時のまま。
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塀も鉄骨とコンクリートブロックの組み合わせたもの。
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竣工時、「1室住居にピアノ室を加えた家」という名の上小沢邸。
お食事をいただいたのはこちらの元ピアノ室です。
右奥に元寝室・居間だったところにソファ席もありましたが、
こちらの方がオリジナルの表面積が多くて良かったかも?
間仕切りに組み込まれて照明もオリジナル。
まぶしくて白い蛍光灯も、ここでは有り難い(笑)。
それにしてもシンプルな住宅です。
もっと快適に暮らし、収益を上げることはできるのですから、
ここに50年近く住み続けた上小沢氏は素晴らしいです。
名作をつくるのは、やはり半分はクライアントですね。
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窓は昔のままでますが、床は床暖房の工事をした時に仕上げを変えたようです。
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こちらのトップライトの雨漏りで苦しめられたとのこと。
改修ではこのオリジナルのガラスを生かして、
この上にもう一枚ガラスの屋根をつけたそうです。
(今は?)夜になるとそこが照明器具のように光って美しい。
今は住宅ではなく、お店に改装されているということもあり、
インテリアや使い方は、勿論、オリジナルのものとは違ったものになっていましたが、
コンクリートブロックや庇、エントランスホールなど、
外観や骨格はほぼオリジナルのままなのようです。
そもそも、寒さや雨漏りの対策でかなり修繕が必要だだだので、
住みながらも随分と変化していたようです。
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帰る頃には、外は真っ暗。結局は店を貸し切った状況で、、、、
食事をしながら、あれこれ詳しく建物のエピソードを聞かせていただきました。
ご興味のある方は、是非!
出来れば、日の長い初夏の開店早々の明る時間帯がいいかもしれませんね。

「三鷹の家」施主検査

「三鷹の家」の施主検査に行って来ました。
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低層の集合住宅に囲まれた敷地に計画された住宅。
道路からだけでなく隣地の上からの視線が気になる上に、
将来、建て替えもありそうな気配が・・・・
そのような理由で数枚の壁で囲いつつも、
閉鎖的にならないようにその上部と下部を切り欠き、
プライバシー、採光、通風を確保し、街とのつながりをつくっています。
施主検査では大きな手直しはなく、来週無事に引き渡しです。