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「同潤会 上野下アパートメント」 建替え計画

東京理科大学の設計課題の講評会がありました。
今回の課題は「同潤会上野下アパートメント」の建て替え計画です。
代官山、表参道の同潤会は一般の方々にも知られていて、
その建て替えも記憶に新しいのではないでしょうか?
関東大震災後の復興事業として、当時は最先端の建物であった同潤会も、
その役割を終え、ついにはこの上野下が最後の1棟です。
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1~3階までは片廊下型のファミリータイプ、
4階は中廊下型の単身者用のものとなっているため、
外観は4階だけがオーバーハングしているのが特徴的です。
設計課題は一人で、模型と図面で表現するのが一般的ですが、
今回の課題の特徴は3人のグループで行う点と、
最終提出物は音声を使った映像で表現するという点です。
建替えではなく、既存の建物の特徴を生かし、
増築を提案した班もありました。
2年生の段階でそのようなことを真剣に考えるのは大したものです。
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映像をここで紹介できないのが残念ですが、
このチームのプレゼンは2年生としては上出来でした。
今後が楽しみですね。

熊野神社に初詣。

新年あけましておめでとうございます。
仕事始めは、スタッフ全員と初詣。
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事務所から歩いて15分くらいのところにある熊野神社に行きました。
まずは茅の輪くぐり。始めに左、次に右、再び左に廻って直進。
お参りした後、おみくじを引きました。
大吉、吉、小吉、末吉とみんなバラバラ。
本年も宜しくお願いします。

隅田川の花火とスカイツリー2011

隅田川花火大会は、震災の影響で日程こそ変わりましたが無事開催。
かれこれ10年以上観ていますが、今年は見物客が圧倒的に多く、
道路は人で埋め尽くされていました。
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ビルの谷間に見える花火。左にうっすらと見えるのがスカイツリー。
昨年の花火大会ではまさに建設中だったスカイツリーが、
今年はトップまで到達しました!
来年は「ライトアップされたスカイツリーと花火」となるので、
今年のこの写真、今後思い出の一枚となることでしょう。
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夏の終わりを告げる今年の隅田川の花火。
なんだかいつも以上にとてもきれいでした。

事務所(ちょっとだけ)改装!塗装の巻。

2月に事務所を移転し、内装に少し手を加えよう思いながらも、
諸々あってなかなか手を付けられたなかったのですが、
お盆休み前にようやく決行することができました。
改装の趣旨は、「材料のサンプル帳をつくる」です。
この日は塗装のサンプル製作です。
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下塗りで塗装体験させてもらえるというオマケ付き!
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祝!完成!!
写真ではよくわからないですが、
間接照明下の壁にうっすらベージュ系、
奥の壁は渋いグリーン系を塗りました。
塗装と言えども、素材感たっぷりの塗料です。

大学は夏休み

今年は理科大と日大の2年生の設計製図を、通年で担当しています。
週2日抜けるのは結構厳しいですが、希望に満ちたやる気のある学生からは、
若いエネルギーを貰っているように思います。
大学の建築学科の設計製図の授業は、2年生ぐらいから始まることが多く、
1年に4課題出題され、学生が考えてきた案について、
個別またはグループでコメントするという形式が一般的です。
その他に、僕は個別指導の前に30分くらい小話をするのですが、
その内容は、学生のうちにやっておくべきと思っていることや、
業務における設計と学校の課題における設計では若干異なること、
大切にすべき点も少し違うといったこと等々。
今年は両大学で2年生の第二課題を出題することとなり、
MDSで設計した「荻窪の家」の敷地において、
「20年後の私の家」という課題を出しました。
およそ350人が考えるといろんな案が出るもので、
中には2年生とは思えない案もありました。
日大の学生が理科大の講評会にも参加し、その後の懇親会で、
同じ課題を見せ合うなどの交流もあり、有意義なものだったと思います。
気がつくと7月末。学校もようやく夏休み。
とは言っても、学校の夏休み中はオープンデスクというものがあって、
今年は2名の学生が実務体験をするため事務所に来ます。
毎年、学生から多数希望がありますが、
仕事、スタッフとのバランスもあり、あまり多く受け入れできません。
学生諸君!夏休み以外は大歓迎ですので・・・・
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こちらは、日大の第一課題の全体発表風景の写真。
僕が設計指導を担当した学生が全体で一位になりました。
第二課題も一番でした。おめでとうございます。
学生自身の評価ですが、なんとなくこちらもうれしくなります。

東日本大震災「たまらん坂の家」で

東日本大震災で被災された方々、関係者の方々におかれましては、
心よりお見舞い申し上げると共に、一日も早い復旧をお祈りいたします。
震災後、これまで当事務所が手掛けた全ての建主さまにご連絡し、
建物に問題のないことを確認致しました。
問題がなかったことを確認できた一方で、
私たちの責任の重さを改めて痛感し、
今後も建主の財産を守るということは勿論、
社会資本として建築、そして街をどのようにつくっていくべきかを、
真剣に考えていかねばならないと思いました。
震災当日は「玉川上水の家」、「たまらん坂の家」の竣工後検査で、
私たちは事務所を空けておりました。
「たまらん坂の家」のある多摩東部は震度5弱とのことのようなので、
東京都心の震度5強よりはやや揺れが小さかったのかもしれません。
尋常ではない揺れであると感じてはいたものの、そのまま検査を続け、
工務店さんはシーリングなどの手直しを行い、帰宅の途につきました。
JRが終日運休との発表があったので、私たちは歩いて都心に向かい、
幸いにも2、30分ほどでタクシーをつかまえることができました。
都心方面へは帰れない家族を迎えに行く車で渋滞し、
普段であれば1時間もかからない距離で、3時間半ほどかかりましたが、
とても恵まれた状況だったと思います。
環七より内側に入ったあたりから外側に向かって歩く人が増え始め、
山手線、明治通りと都心に近づくにつれ、その数が徐々に増し、
都心部の混乱した状況がようやくわかってきました。
事務所に戻った時には、既にスタッフにより
棚から落下した本や模型が元に戻されていたので、
正確な被害状況はわかりませんが、
私たちが受けたダメージは比較的少ないように感じました。
節電および計画停電による交通機関のダイヤの乱れや、
協力事務所、工務店、メーカーとの連絡が取りにくいことが、
やや通常通りとは言えない状況ですが、
極めて恵まれた状況であることには間違いありません。
ただニュースを観て、節電、募金を行うだけではなく、
建築家として今、何をすべきかをよく考え、
社会に対して責任ある行動をしていきたいと思っております。

事務所、移転しました!

3月1日から事務所を南青山に移転致しました。
青山通りから骨董通りを曲がってすぐのところで、
最寄駅の表参道から徒歩5分ぐらいです。
渋谷駅、原宿駅からですと歩いて約20分。
是非、近くにお越しの際はお立ち寄りください。
住所はこちら→東京都港区南青山5-4-35

大晦日とお正月

昨年の大晦日は毎年・・・ではないですが、
恒例のジルベスターコンサートで年越しでした。
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今回の座席は、なんとオーケストラの真横。
音響環境としては完璧ではないのでしょうが、
演奏者の様子が間近で見られ、
躍動感の伝わってくる目にも楽しい席です。
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オーケストラの背後にも座席があります。
観客の視点からするとかなり不思議な眺めでしょう。
カウントダウンの演目はストラビンスキーの「火の鳥」。
指揮者は今回も年明けに合わせた見事なタクト裁きでした。
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そして元旦、念願の中華おせちです。
毎年食べてみたいと思いつつ見送ること数年。ついに実現です。 
イメージどおり、品数豊富でどれもとてもおいしい!
※蓋を開けたとたん箸をのばしてしまったため、実は食べかけです(汗)

ボジョレーヌーボーを飲みながら

ボジョレーヌーボー解禁から少し経ちますが・・・・
事務所内で解禁当日に買っておいたボジョレーヌーボーを飲みながら、
先月のメキシコ、アメリカ建築視察の報告会を行いました。
今年のボジョレーヌーボーは円高の影響もあり、価格は例年よりも安め。
ワイン通からすれば、所詮、ボジョレーヌーボーなのでしょうが、
この季節の風物詩のひとつになっていることは間違いないでしょう。
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飲み比べたのは今年の最高金賞受賞のものと、話題の格安ペットボトル。
ボジョレーヌーボーはフレッシュそのものを飲むわけなので、
ペットボトルでも味はそれほど変わらないと予想。
ボトルは捨てってしまって名前がわかりませんが、
酒好きのスタッフ一同の評価によると、最高金賞受賞の左のものは値段相応においしく、
ペットボトル入りの右のものはちょっと甘めでまあ、こんなものかといったところでしたが、
真ん中のものは格安を感じさせないおいしさで、コストパフォーマンスは抜群。
つまりボジョレーヌーボーは、ものによってはペットボトルがお買得ということでしょうね。

広東料理「SENSE」

マンダリンオリエンタル東京のレストラン、広東料理の「SENSE」に行ってきました。
中華料理の熱く力強いイメージとは異なり、とても上品で涼しいお料理でした。
マンダリンオリエンタル東京が開業5周年とのことで、その特別ランチコースを賞味。
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野菜のオードブル盛り合わせ
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三種類の蒸し点心。左奥はなんとウサギ!いただく順番に迷いました。
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ヘルシーな豆腐料理。具材が湯葉に包まれ、餡がかかっています。
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本日のお粥。カリカリに揚げられた湯葉(たぶん)との組み合わせがいい!
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香港の健康デザート。濃厚ですが、さらりとした後味です。
品数が多く、この他にも3~4品ありました。満腹です。

「たまプラーザの家」に招かれて・・・

夏休みのある日、
お食事に招かれ、「たまプラーザの家」に伺いました。
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お隣の栗の木は実もたわわに、今か今かと旬の季節を待っていました。
バルコニーから手を伸ばせば、うっかり収穫できてしまう近さです。(笑)
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なんと、棒々鶏に柿の種がたっぷり!
この食感、たまらなく新鮮でおいしかったです!
話が尽きないというか、話し出したら止まらない性分で、
夜の家の雰囲気を楽しむ間もなく、喋り続けました。
写真もこの2枚のみというのが物語ってます・・・
喋っていても、写真を撮る間はなくても、
お料理はしっかりいただきました。
とってもおいしかったです。
楽しい時間をありがとうございました。

隅田川の花火とスカイツリー

ブログ、相当サボりましたが・・・・・、再開です。
まずは季節柄、花火のお話。
毎年恒例、隅田川花火大会。
この時だけ発足する花火部の部員として、部活動してまいりました。
もう10年以上続いている部活(?)で、特等席での観賞です。
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今年はなんと、工事中の東京スカイツリーと同じ視界で満喫。
再来年のこの日には、東京スカイツリーのライトアップと共に
花火を観賞ということになりそうで、それは楽しみです。
闇に浮かぶ真っ暗な東京スカイツリーと花火の組み合わせは
来年までということで、貴重な瞬間です。

卒業設計審査会(東京理科大)

昨日は東京理科大学の卒業設計審査会に行ってきました。
事前に各講師が行った採点を元に10人が選ばれ、
プレゼンテーション3分、質疑7分で行われました。
その後、各講師3票で投票し、その結果をプロジェクターで映しだし、
一作品ごとに各講師が議論していきました。
この過程はすべて公開で、学生が会場を埋め尽くしていました。
ワインを飲みながら(ここが理科大の審査会の最大の特徴?)、
真剣な本音の議論が延々と続きました。
司会は教授の小嶋さん、審査員として出席していた講師は、
新居千秋さん、西沢大良さん、山下保博さんなど建築家20名程。
毎年、この議論は長時間(約8時間)におよび、終わったのは9時頃。
その後は学生を交えてお酒を飲みながら話をしていると、あっという間に終電。
とても密度が濃く、楽しい一日でした。
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写真を撮る雰囲気ではなかったので、イマイチな写真ですが、
こちらが一等、沖縄普天間基地跡地の計画のプレゼンテーション。
やはり理科大も一等は女性で、男子学生より元気のある提案でした。

卒業設計審査会(日大)

日大の卒業設計審査会に行ってきました。
午前中の1次審査は、約100作品から各講師が8名を選び、
票数の多い15名が午後の2次審査に進みました。
僕の事務所にアルバイトに来てくれていた学生が2等になりました。
残念ながら1等は逃しましたが、
彼の成長は自分のことにように嬉しく思いました。
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こちらは僕の事務所にアルバイトに来てくれていた清水君の作品。
1次審査はこんな感じで100作品が展示されいます。
図面と模型だけでインパクトを与えないと2次審査に進めません。
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2次審査の清水君のプレゼンテーション。
残念ながら1等を逃し、2等。
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一等はこちら。タイトルは「難民住居」。
どこの大学も今は女性の方がダイナミックなものをつくるような気がします。
この時期は卒業設計の審査会のシーズン。
明日は、東京理科大に行ってきます。

あけましておめでとうございます

みなさま、あけましておめでとうございます。
今年の初富士です↓
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この空気感、伝わるでしょうか?
シャッターを押す一瞬でも指が凍りそうなほど、
キーンと張り詰めた冷たい空気。
そのせいか見事な富士山を撮影することができました。
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そして初詣に行った八ヶ岳山麓、身曾岐神社の能楽殿。
舞台は前景である神池の上に浮かぶように建てられており、
夏の薪能の際にはその姿を映す水鏡となって、
幻想的な世界が宵闇に浮かび上がるといいます。
そして更にその神池の水そのものが、
音響を効果的に増幅するという作用も兼ねているとのこと。
この日は氷が張っているほど、実に寒かったです。

今年も自家製!年越そば

あれもこれもアップさせなきゃ、と思っているうちに時は流れ、
あっという間に年末。そして大晦日。
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今回も実家手打ちの年越そばをいただきました。
「そば、打つ?」という話になってから、
打ち終わるまで実に手際よく、とてもおいしかったです。
今年ブログしそこねた話題がまだまだ残っているので、
追々アップしていきます。季節外れのものもありますが、
ご容赦を(汗)

武蔵野うどん

ここ半年程、工事監理で通っていたのに、
地元の名物「武蔵野うどん」の存在を初めて知りました・・・
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「武蔵野うどん」とは太くコシの強い、ごろっとした断面のうどんで、
ざるに盛られたうどんを、暖かいかつおだしのつゆに絡めていただきます。
その名のとおり、武蔵野(多摩地域・埼玉西部)の辺りで
昔から食されていた郷土料理で、小麦の産地であったことに
由来しているとのこと。
今回いただいたのは肉汁うどん。豚肉や野菜の甘みも加わって、
それはそれはおいしい、クセになりそうなうどんでした。
この季節にいただくのがぴったりです。
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おなかもいっぱいになり、帰りは黄葉の美しい玉川上水を散策。

ボジョレーヌーボー試飲会

話題が遅れがちですが・・・
11/19解禁のボジョレーヌーボーを、12月に入ってから賞味しました。
せっかくだから飲み比べをしようということになり、2本購入。
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左がボジョレー・ヌーヴォー・レ・シェ・ヴォーケロワ
右がボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー[2009]エリック・パルドン
特にボジョレー通という訳ではないので、気分で選択。
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スタッフ差し入れのキムラヤのパンも一緒に。
レ・シェ・ヴォーケロワはとてもフルーティーかつフレッシュな、
これぞヌーヴォーという印象。
エリックの方はヌーヴォーというよりワインに近い渋めな印象。
飲み比べてこそわかる違いを堪能し、いよいよ判定へ。
軍配は・・・・全員エリックに。
あの~、ヌーヴォーなんですけど?という問い掛けは空しく、
スタッフ全員、酒好きであるということを改めて認識した夜でした。

「小平の家」照明の検査・調整&取材

今週末オープンハウスの予定の「小平の家」。
照明の検査・調整&取材で出掛けてきました。
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今回の見せ場は大きな屋根。
この特徴を生かした照明計画になっています。
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1階部分。照明全開って写真になってますが、
もちろん部分的に点けたり消したりして、
いろいろな雰囲気が楽しめるようになっています。
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夜景。外構がまだ出来ていないので、全体像が完成してませんが、
まだまだよくなる予定です(笑)

根津散策 ―根の津―

そしておなかがすいてしまったので、根津のうどん屋さんへ。
讃岐うどんの「根の津」の暖簾をくぐりました。
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暖簾の色が鮮やか!
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冷たいうどんを食べたくて、生醤油うどん(650円)をいただきました。
すだちの香りがさわやかな、ツルツルとしたコシのある
とてもおいしい一杯でした。また食べに行きたい。

祝-いわい-@千駄木・旧安田楠雄邸

この週末は縁あって、「祝-いわい-」という展示会に出掛けてきました。
会場は千駄木の旧安田楠雄邸。
伝統的な和風建築に西洋の建築様式や技術を取り入れた建物で、
7組の書道家、華道家、陶芸作家、金工作家、デザイン事務所が
それぞれの視点で日本の伝統的な「祝いごと」を表現するというもの。
西洋化する生活スタイルの中で、
目にすることが少なくなってきた日本の伝統的な「祝いごと」。
その「祝いごと」の持つ美しさや意味を再確認してもらうという趣旨で
行われたようです。
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旧安田楠雄邸の門構え。玄関までのアプローチに風情があります。
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玄関の軒先には華道家・片桐功敦氏の作品が。
これから始まる「祝いごと」への高揚感に満たされます。
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洋風の応接室のある応接部分から住居部分につながる長い廊下。
庭側の板敷き部分を家人が、畳部分を客人が歩いたそうです。
畳の廊下は当たりが柔らかく、新鮮な感覚を覚えました。
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「残月の間」より庭を眺めています。
残念ながら床の間部分の写真がうまく撮れませんでしたが、
表千家の残月亭を模してつくられているそうです。
お茶とお茶菓子をここでいただきました。
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「茶の間」では月見の宴が・・・
床の間に掛けられた掛軸の「月」が水盤の水面に写り、花が彩りを添えています。
書は書道家・大橋陽山氏、花器は陶芸家・二階堂明弘氏
花は華道家・片桐功敦氏のコラボレーション作品です。
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2階に上がって「予備室」。
「予備室」という殺風景な名に反して、とても情趣ある部屋です。
さっきまで誰かが居たような、それでいてずっと前から誰もいなかったような、
時が止まってしまったかのような静けさ漂う絶妙なインスタレーションです。
書は書道家・大橋陽山氏の作品です。
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台所。この時代には珍しいトップライトのため、
昔の台所としては明るい空間となっています。
コンロの真上には換気口(手動で開けます。多分。)まであります。
ここでお茶とお茶菓子が用意されていました。
展示自体をその意図する表現のままに撮るのは難しいので、
全ては載せられませんが、記憶の中に留めておきたいと思います。

根津散策 ―ゆうカフェ―

週末は根津の「ゆうカフェ」で少し早めのお昼ごはん。
早い時間だったため、お店にいちばん乗り。
空いていて、ゆっくり静かにいただくことができました。
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お店の看板メニュー”ビーフシチュー”。でも実はコーヒーがいちばんの売り。
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築75年の建物を改装した店内。カウンター奥の建具が目を引きます。

シルバーウィークもお疲れ様です。

今日は二つの現場に行ってきました。
シルバーウィークというのに、現場は大忙し。
現場の方々、お疲れ様です。
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午前中は「小平の家」。
建主のNさんとインテリアの壁、家具の色見本を確認。
天井もだいぶ出来上がってきました。
構造体がダイナミックな空間になっています。
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午後からは「荻窪の家」。
今週末、オープンハウスの予定なので、現場は大忙し。
いつものアングルですが、養生をとればほぼ完成です。

「荻窪の家」現場監理の帰り道

「荻窪の家」の現場監理の帰りに、
南阿佐ヶ谷駅のすぐそばの「スター餃子」という店に行きました。
その店はどうやら有名なお店のようでしたが、
なぜか阿佐ヶ谷においしい餃子屋さんがたくさんあるようです。
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手前が「厚かわ餃子」で、奥が「スター餃子」。
他にも数種類の餃子がありましたが、この二つがオススメ。

夏野菜のパスタ

少し前、パスタをつくることにはまったことがあります。
数冊の料理本を買って、それぞれのレシピで、
毎日、朝昼晩とパスタをつくっては食べ比べるといった感じでした。
久しぶりにつくったパスタは、
3色のパプリカとズッキーニの入った夏野菜のパスタ。
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シンプルだけど、色どりが美しく、なかなかおいしい。

サバイバルな光景

夏休みのある日、
モーレツなアピールを目の当たりにしました。
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こっち!こっち! 親鳥が餌を運んでくる影、見えますか?
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親鳥が去ると、何事もなかったかのように身を寄せ合う小鳥たち(苦笑)

mahika mano (Hammook cafe + gallaly)

友人と一緒に吉祥寺でお茶をしました。
ハンモックのショールームを兼ねたカフェ、マヒカマノ
店内には椅子の代わりにハンモックがぶら下がっていて、
その心地よさを体感することができます。
とても不思議な光景です↓
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みんな思い思いにゆ~らゆら。

玉川上水の緑

「小平の家」の現場に行く途中に、玉川上水沿いを歩きます。
深い緑が強い日差しを遮り、すこしばかり涼しい感じがします。
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橋から見下ろすと、大きな木々の下に水が流れているのが見えます。
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その両脇の小道はどこまでも、どこまでも続いています。

「サレルノ」に行ってきました!

今年から東京理科大学で教鞭をとっていますが、
その途中駅「流山おおたかの森」にある「サレルノ」、
というイタリアンレストランに、先日久しぶりに行ってきました。
数年前に内装設計で携わったお店です。
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こちらは前菜。
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こちらは湘南のシラスとカラスミのパスタ。
ピザかパスタを選んで、コーヒー付きで1280円とリーズナブル。
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こちらは外観。空席が目立つこの写真は、竣工写真。
昼のランチ時は満席でした。写真を取り損ねたので・・・(笑)。