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新学期が始まりました@東京理科大学

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東京理科大学の設計の授業に行ってきました。
例年通り、各講師の自己紹介でしたが、学生の前での自己紹介は3年ぶり。やっぱり、学生の反応を見ながら話ができる方が良いですね。今年の2年生はかなりの定員オーバーとのことで、150人を10人の先生で指導するのですが、こんな感じで2階まで溢れかえっています(換気の良い場所で、レクチャー中はおしゃべりをしない真面目な学生ばかりなので全く問題ありません)。
では、皆様、頑張っていきましょう!

卒業設計講評会@日本大学

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日本大学生産工学部の卒業設計講評会に行ってきました。例年通り、午前中の1次審査では展示されていている作品から各先生が8作品選び、午後の2時審査では票数の多かった学生が発表します。
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今年も発表者はzoomで参加。先生も半数がオンライン参加で、いまひとつ盛り上がりに欠ける講評会でした。
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こちらが一等の谷口真寛くんの作品。力作の模型です。本来なら本人が模型を使って説明すると、一層良さが伝ってきたと思います。色々と考えさせられる講評会でした。

モスクワのプロジェクト、全てリモートで

モスクワ郊外の別荘地にスパ施設の計画が進んでいます。10年ほど前のサンクトペテルブルクのプロジェクトは途中で頓挫しましたが、その時に知り合ったロシア人から今回の話がありました。前回はロシアと日本を行ったり来たりしながら契約の話をして、その後の打ち合わせは大きな模型を飛行機に乗せて行ってと膨大な時間と労力が必要でしたが、今回はコロナ禍ということもあって全てリモートです。最初に話があってから半年くらいで基本設計を終えることが出来ました。
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打ち合わせはこんな感じ。雪で覆われた現地の状況を映像で送ってくれました。ドローンなども使ってでききるだけたくさんの映像を送ってもらうようにしているので、ある程度は現地の状況は理解できているはずですが、、、、この段階で一度は現地を確認したいところです。残念ながらロシアのコロナ感染状況が芳しくないので行くことができません。
今回のパンデミックで世界中のリモート環境が一気に整ったので、地球の裏側の仕事がかなり手軽にできるようになりました。現地に行かなければ上手く行かないこともたくさんあると思いますが、ポストコロナでは設計の進め方は大きく変わっていきそうですね。

全員の出席が許されない全体講評会

日大生産工学部建築学科2年生の全体講評会。各班から優秀者を2名づつ選出して、学生全員の前で発表、その後先生方が講評するというものですが、、、緊急事態宣言も全て解除していますが、残念ながら100人を超える学生が一同に集まるのはNGとのこと。発表者以外は班ごとのに決められた教室でZoomにて参加です。発表する学生もZoomという最悪の状態ではないだけでも、まだ良いですね。
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こちらは森班の元村君の講評風景。
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元村君のこの作品は、頑張った甲斐あって学生票、先生票共にトップでした。おめでとうございます。前期は全く評価されなかったようですが、これを機に設計が楽しいと感じてもらえると嬉しいです。今後の活躍に期待してます!

鎌倉浄明寺の家がギャラリーに

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鎌倉浄明寺の家の建主様から1階を骨董品のギャラリーにされたとのご連絡をいただき、早速伺ってきました。
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元々、美術品や骨董品をたくさん飾られていたので、以前と大きくは変わった印象はないのですが、最初からギャラリーだったかのようにさらに密度の高い素敵な展示空間が出来上がっていました。ギャラリーの名前はQuadrivium Ostium。ラテン語で「十字路の入り口」という意味だそうです。詳しくはコチラ
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お祝いでお贈りした花はエントランスに飾ってくださいました。お花屋さん直々に来ていただき、生けていただきました。素敵です!

「御殿山の家」祝!竣工

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「御殿山の家」が竣工しました。御殿山の閑静な住宅街に建つ、一住戸250m2ほどの賃貸住宅です。
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2階は広々としたリビングの隣にキッチンとダイニング、その先に庭に面してマスターベットルームがあります。
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キッチンの奥はルーフバルコニーに続く階段。上部からの光が奥行き感を作ります。
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1階はしっとりとした和の空間。手前は板の間、その先に和室の続き間。
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賃貸住宅の場合は不特定多数を意識したデザイン、そしてフレキシブルな空間を設計しなければいけないので、いつもとはまた違った難しさと面白さがあります。

全体講評会@東京理科大学

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東京理科大学の全体講評会の風景。発表者は模型と図面を大学に持参して通常通りの講評会を行い、その風景をあちらこちらに置かれたカメラで写し、自宅にいる学生はオンライン上の好きな画面を見ながら授業を受けるというスタイルです。コロナ禍が一年以上も続くと、すっかりこんなやり方が日常になってしまいましたね。