「六甲山上の展望台」のコンペでは
展望台の他にコンテンツの提案も求められました。
六甲からの眺望の素晴らしさは、
自然の中で風を感じながら五感でその美しさを体感できることだと思います。
しかしながら、六甲山は麓との気温差が大きく、風もあり、
展望で滞在するには辛い季節が多いため、
寒い季節でも快適に展望を楽しむことができるように「足湯」を提案しました。
六甲の大地に座り込み、或いは寝転んで、裸足になってお湯に浸り、
眼下から頭上に開放された風景が身も心も解きほぐす、
未体験の展望ゾーン。
二次審査で使用した断面模型の写真です。
日大の学生(関川さん、松本君、小太刀君、山本さん、清水君)に
協力してもらいました。
薔薇のように何枚もの花弁が重なりあった形状をした空間となっています。
展望台にあがるスロープの上部が足湯になっています。
薄暗い曲面の壁に挟まれた空間は、
水面にきらめく光が眩しい海底のイメージです。
六甲山上の展望台 公開審査2
ブックマーク パーマリンク.