「志木の家」の竣工検査に行ってきました。
建主様のご要望で、内外装共に真っ黒な家です。
屋根の木架構は光沢のある塗装とすることで、光をひろいます。
エントランスから見た風景。
壁の和紙、床のタイル、階段の木など、素材や光沢の違いによって、
一言で黒と言っても、様々な表情が表れます。
階段をのぼると・・・・・
左に大きなダイニングテーブル。家の中心に鎮座しています。
右の地窓越しに隣接する土手の緑。艶のある床に映り込みます。
大きなダイニングテーブルの脇にはベンチに見立てた床と手すり。
1階の水廻り。突き当たりに見えるのはエントランスホール。
そして手前左手がバスルーム。
シャワーコーナーの先にゆったりとした浴槽エリアを設けています。
浴槽の先はルーバーで視線を遮った屋根付きのバスコート。
バスコートはエントランスから見ると、
エントランスの坪庭にもなっています。ルーバーの先に見えるのは隣接する土手の緑。
坪庭の石も陰翳により空間に表情を与えています。
竣工検査は滞りなく終わり、ほっとしました。