2ヶ月前に竣工したばかりの「東小金井の家」が
「新建築住宅特集5月号」に掲載されました。
今月は木造特集。掲載されている18作品の中で、
構造体の木が全く見えていないのはMDSの「東小金井の家」ただひとつ。
一見、RCの壁構造のようにも見えるこの建物。
実は、この住宅は木造でなければつくることが難しいのです。
ちょっと専門的になりますが、、、、、まず、壁と開口の関係です。
壁式RC造の2階の壁の下、つまり1階にも壁が必要となりますが、
木造の場合は1階には壁は不要で、柱一本分、上下間の重なりがあれば、
その角度が振れていても良いのです。
そして、もうひとつが、小さな床の配置の仕方です。
壁式RC造の場合、細切れにレベル差を設けたスキップフロアにすると、
剪断破壊してしまうのですが、木造では可能となります。
ちょっと難しい話になりましたが(笑)、
「東小金井の家」が木造特集の号で紹介されている理由です。。。。。
木造は古来から身近にあるのですが、とても奥が深いですね。
詳しくは、誌面で!