ここで宇都宮の旅ブログを一休みして・・・
先日、新たに始まる小平の住宅の地鎮祭が執り行われました。
地鎮祭は計画地で行われるのが常ですが、なんせ梅雨時。
「雨だったら神社で。」という話になり、予定どおり(?)雨に・・・
神社で地鎮祭だなんて、初めての経験です。
小平にある熊野宮。またの名を一本榎神社というそう。
樹齢250~300年と言われる立派な夫婦欅が本殿の前にそそり立っていました
投稿者: mds
大谷資料館(つづき)
そしていざ内部へ。
当日は夏日を思わせる暑い一日だったのですが
歩を進めるごとにひんやりと湿った空気に包まれます。
まず目の前に現れたのがこの巨大地下空間↓
左下にいる人と比べるとその巨大さがわかると思いますが、
この空間全部が採石された跡です。
そして「これ、柱?」と思うような石の塊(もちろん大谷石!)が
列柱状に並んでいるのは、山の上部層を支えるために残された部分です。
簡単に言うと山の中腹より水平方向に採掘し、
山の頂部が落ちてこないように柱を残しながら
今度は垂直方向に掘り進めて行くという技法のようです。
石材として価値のない上部層を掘る手間を省いたこの採石方法、あっぱれです。
とても幻想的な空間です。
廃坑となったこの空間、現在はコンサートや美術展、演劇といった
様々な活動の場として利用されているそうです。
戦時中は陸軍の地下倉庫、中島飛行機の戦闘機「疾風(はやて)」の
機体工場としても利用されていたようです。
坑内の年平均気温は7度。(この日は10℃)
そのため、ワインや日本酒、野菜、果物などの貯蔵庫としても利用されており、
お米の余った昭和45年には約9万俵の政府米も保管されたそうです。
今回見学した地下採掘場の模型。
山の上部層を残して採掘した様子がよくわかります。
深さ約30m。石柱を除くと東京ドームがひとつすっぽり入る大きさだそうです。
大谷資料館
SUMIKAプロジェクトの見学を終え、次は『大谷資料館』へ。
その名のとおり大谷石に関する資料館で
大谷石の巨大地下採掘場が一般公開されています。
大谷石はフランク・ロイド・ライトが設計した
旧帝国ホテルでふんだんに使われていることでも有名ですよね。
同じくヨドコウ迎賓館でも使われており、
日本におけるフランク・ロイド・ライトの建築の特徴です。
これ全部、大谷石です!
こんな場所が宇都宮駅から車で約20分ぐらいのところにあります。
大谷石とは日本列島の大半がまだ海中にあった2000万年前に
火山の噴火による火山灰や砂礫が海水中に沈殿し、
それが凝固してできたものと言われているそうです。
それが現在の地下200~300Mの深さから、
写真にあるような地上高さまであるのですから、
想像を絶する膨大な時の流れを目の当たりにし、只々驚くばかりです。
その昔、これ全部が海中にあったなんて、想像できますか?
SUMIKAプロジェクト
東京ガスの方に宇都宮のSUMIKAプロジェクトを案内して頂きました。
この日はスタッフ共々研修旅行です。
藤森さんの設計した住宅を初めて見ましたが、
僕らとは全く違うスタンスなのに、共感するところがたくさんありました。
藤森さんとすぐわかる外観がさすがです。
外壁は焼き杉、右側にはハシゴが貫通しています。
とても可笑しな住宅です。
こちらはハシゴが貫通している部分で、茶室です。
茶室は室内ともつながっていますが、客人はこちらのハシゴからとのこと。
現場のハシゴ
雨の降る中、現場へ。
一軒目は間もなく竣工を迎える住宅。
雨の日の住宅内外の雰囲気も確認したかったので、
グッドタイミングです。
窓の向こうにはのどかな畑が広がっています。
そのため、北側と言えども空が広く明るい!
建て替える前の家はこの北側に背を向けて建っていたので
今回はもう少し積極的に北側を取り込んだ計画にしています。
そして二軒目。
こちらはつい先日上棟を迎えた住宅です。
実際建ち上がった空間の中に身を置いて、
窓の大きさ・位置の最終確認です。
足場の悪い現場で中で、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。
現場のハシゴはさすがに疲れます(汗)
一年検査
一年検査で鎌倉へ。
久しぶりのこの風景。
限りなく海に近い駅。
一日中ぼんやりしてても飽きないです。
タイ・フェスティバル2009
行ってきました、タイ・フェスティバル!
代々木公園のイベント広場で開催されました。
アジアン料理好きとしては外せないイベント。
ところがすっかり忘れていて、思い出したのは当日の夕方。
仕事が終わらず、ようやく辿り着いたのは夜7時半過ぎ。
あ~、あと15分で終わっちゃう~~~
もう終了時間だというのに、大盛況!タイ料理の屋台がとめどもなく並びます
お値段もお安く、量もたっぷり。
時間があればもっといろいろ味見したかったです・・
次回は必ず!
絵画館の前に・・・
いちょう並木を通り抜けた先の絵画館の前に
巨大かつ真っ赤な物体が・・・
さかな・・・かな?
あ、浮いた!
どどぉ~ん~~~
まるで大きな水風船が地面に叩きつけられたような
鈍い地響きをたてて落ちてしまいました。
風船が歪な形をしてるので、膨らますのが大変そう。
気になりましたが、時間がかかりそうだったのでやむなく立ち去り。
どうなったかな?
八ヶ岳の鯉のぼり
ちょっと日が経ってしまいましたが・・・
色とりどりの鯉たち。奥にいくほど大きな鯉になってます。
山の中でいっぱい泳いでいました。
大きい鯉ほど、そう簡単には泳いでくれませんが・・・
茅野市民館
八ヶ岳の山麓にある茅野市民館を見学してきました。
これは古谷さんの設計で、確か建築学会賞を受賞した作品。
設計者の市民に対する優しさを随所に感じる建物でした。
中庭を囲んで、図書館、劇場、ギャラリー、レストランなどがります。
写真右手前のレストランは、お値段はとても安く、味もまあまあです。
線路に沿ってスロープ状に図書スペースがあります。
駅に隣接しているので、とても利用しやすいと思います。
駅のプラットホーム、中庭からガラス越しに人の動きが見えるので、
眺めていても楽しい。