シアトル大学の校内にある教会、セントイグナチウス。
僕が好きな建築家であるスティーブンホールの設計だ。
反射光を使った、光の取り入れ方がとても美しい。
神秘的な光が美しい祭壇。
あちらこちらから神秘的な光が差し込む。
上の写真の左奥のアップ。
手前側の壁(裏側)は朱色に塗られていて、
太陽の光がその壁に反射して室内全体を朱色に染める。
入口側の外観。
上部に見えるガラスの部分から自然光を取り入れている。
自然光を取り入れる屋根形状が特徴的。
カテゴリー: 2008 West coast of the US
2008 アメリカ西海岸
アメリカ西海岸12 シアトル図書館
レム・コールハース設計のシアトル図書館は、
アメリカ西海岸で今、最も話題の建物だろう。
フランス・リールのコングレスポ、
オランダのユトレヒト大学、
ロッテルダムのクンストハルなど、
今までにも彼が設計した建物は実際に見に行ったことがあるが、
シアトル図書館のスケール、過激な(?)形態は、
今までのものとは群を抜いている。
行く前はやや否定的な部分もあったが、
圧倒的なパワーでそのようなものは吹き飛ばされてしまった。
構成が理解しやすい南東の外観
南側のファサード。。
敷地が一街区と広いことと、急な坂道であることが、
建物と道路面との関係を複雑にしている。
北側のエントランス部分。
レベル差があるため、建物としては3階部分?
リビングルームとよばれるエントランスロビーへの入り口がある。
エントランスロビー全景
3階のエントランスロビーにあるレセプション。
3階のエントランスロビー。まさに、リビングルーム?
最上階の読書室。
吸音マット(?)をそのまま仕上げに使ったラフなインテリア。
なかなかカッコいい。
エスカレーターの近未来的な黄色の照明も魅力的。
アメリカ西海岸11 EMP
スペースニードルの足元にEMPがある。
EMPはEXPERIENCE MUSIC PROJECTの略で、ロックの博物館だ。
シアトルは伝説のロックギタリスト、
ジミー・ヘンドリクスの出身地である関係で、
ロックの奇跡が分かるミュージアムがつくられたそうだ。
設計はフランク・O・ゲーリーで、
スペイン・ビルバオのグッゲンハイムと同様、
有機的な曲線の造形物だ。
写真で見るとかなり過激な建物だが、
実物を見るといまひとつ感動がなかった。
EMPとスペースニードル
かなり有機的?
EMP内部空間
スペースニードル展望台よりEMPを鳥瞰撮影
アメリカ西海岸10 スペースニードル
シアトルのランドマークのひとつ、スペースニードル。
エッフェル塔、東京タワーとは違う独特の美しさがある。
タワーに上るとシアトル市内が一望でき、
遠くにはMt.Rainierが見えるはずであったが、
天気があまり良くなかったので残念なら見ることはできなった。
ちなみにシアトルの天候は冬は雨が多く、
夏はカラッとした素晴らしい晴天が多いとのこと。
この夏の天候は特にインディアンサマーと言われている。
スペースニードル。展望部分が宇宙船のようです
スペースニードルからシアトル・ダウンタウンの眺め
アメリカ西海岸9 シアトルのカフェ
シアトルは「スターバックス」、「タリーズ」など、
日本でも馴染みのあるコーヒーショップの本拠地。
市内のスターバックスの数もかなりの数だが、
地元の洒落た店もポツリポツリとありました。
店内からの眺め
店の外観
アメリカ西海岸8 サンフランシスコの坂
久しぶりにアメリカ西海岸ネタです。
サンフランシスコと言えば、坂とケーブルカー。
とにかく坂が多いです。
等高線を無視した道路網は、
日本人の私たちにとって非常に新鮮です。
坂のある風景は非常に魅力的ですが、
丘の向こう側に行く時に、一度を坂を下ってまた上るのは、
ちょっと損をした気分にもなります・・・・?
あまりに有名なスポットですが・・・
向こうの丘の上に行くには、一度下りなければ・・・
遠くにベイブリッジ、その先にオークランドが見えます。
坂が急なので、上るのが結構大変です。
遠くに見える島はアラカトラス島(別名は監獄島)。
1963年まで凶悪犯が収監されていたそうです。
アメリカ西海岸7 デヤング美術館
ヘルツォーク&ド・ムーロン設計のサンフランシスコ市内にあるデヤング美術館。
www.deyoungmuseum.org/
アメリカ西海岸6 オークランド美術館
ケビン・ローチ設計のオークランド美術館。
やや昔の美術館ではあるが、市役所の前庭となるように、
美術館全体を緑に覆うというシンプルなコンセプトである。
ある意味でいつまでも古くならない名作である。
アメリカ西海岸5 ドミナスワイナリー
ヘルツォーク&ド・ムーロン設計のドミナスワイナリー。
事前に見学希望のメールを出していたが断られた。
知らない振りをして少しでも近づこうと思っていたが、
頑丈なフェンスで近づくことすらできなかった。
アメリカでの強行突破は、銃で撃たれそうなのでおとなしくその場を去った。
アメリカ西海岸3 シーランチ
マリン郡庁舎から数時間北上し、海岸まで山を越える。
久しぶりの左車線の運転で、山道はかなり厳しい。
海岸線に出てから、いつまで経っても目的地に着かない。
実は地図を持っていなかったので、これほど遠いとは思わなかった。
すばらしい海岸線だが、シーランチで夕日が沈むのが夢だったので、
慣れない左車線、しかもくねくねの道を猛スピードで飛ばした。
おかげで今日一日ですっかり運転には慣れてしまった。
なんとか日没前に到着。
レストランで日没の瞬間を見る。