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アメリカ西海岸18 シンドラー自邸

ロサンゼルスの空港からレンタカーで市内へ移動。
ロサンゼルスは無駄に広がった大都会で、
車の量の多さにやや腹が立ってくる。
まず、ビバリーヒルズのシンドラーの自邸に行く。
シンドラーは古き良きアメリカの西海岸の建築家だ。
以前から行きたかった住宅のひとつだが、
日本の影響を受けているせいか、どことなく懐かしい感じもした。
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アプローチの生垣
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エントランスの周辺。左手は竹林。
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エントランスの反対側の庭。
キャンバス地(?)の引き戸を開けると、庭と連続する。
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古さを全く感じさせない外観
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建物の案内をしてくれたおばあちゃん
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室内はやや暗めの落ち着いた雰囲気。欄間から光がこぼれる。

アマルフィイ・デラセーラ

江ノ電沿いを七里ヶ浜駅より西へ数分歩くと、
線路をまたいだ先にちょっと急な階段があり・・・
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その先のまたやや急な小道を1分ほど登ると・・・
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湘南の海を180度見渡せる絶景のレストランがあります。
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遠くに見えるのが江ノ島。花火の時は特等席なので、早めの予約が必要。
アマルフィイ・デラセーラというイタリアンレストラン。
左は葉山海岸・三崎灯台から、右は江ノ島・富士山まで。
そして正面には大島と雄大な眺めが堪能できます。
しかも味もよく、リーズナブル!
こちらのレストランの姉妹(?)店「トラットリア・サレルノ」には
内装設計で携わりました。

台風一過の湘南

昨日、鎌倉の現場に行った。
藤沢から江ノ電に乗り、腰越を越えたあたりから、海が広がる。
いつも海を見るのが楽しみなのだが、台風の影響でいつもと違う光景が・・・
海一面に無数の黒い点? ん?? 海鳥???
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現場のルーフテラスより。遠くにうっすらと大島が見える。
なんと、サーファー。
平日だというのに、朝から夕方まで、海岸の道路沿いも人でいっぱいだった。
普段は何をしている人たちなのだろうか?
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遠くに見えるのは葉山。海岸沿いはどこまでもこの密度。
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波の上も大渋滞。

タルム

代々木公園沿いの西参道を挟んだ向かいに、
タルムというシーフードレストランがある。
昼の2階席は代々木公園の緑が見えて気持ちがいい。
その気持ちよさを求めて、よくランチを食べに行く。
夜も各地の生牡蠣がおいてあり、牡蠣好きにはうれしいお店だ。
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2階は窓いっぱいに緑が溢れる。
地階にも席があり、ペットOKのフロアとなっている。

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お店の入り口。この建物のロビーというコンセプトらしい。(多分)

表参道の新緑

ブログをしばらくサボっていたら、すっかり新緑の美しい季節。
特筆するまでもなく、表参道の並木は美しい。
表参道ヒルズの斜向かいに、
オランダの建築家集団・MVRDVが設計した商業ビルがある。
その建物にはブルガリカフェやMOMAショップなど、
話題の店がいくつか入っている。
ちょうど並木の上のレベルにはいくつかのレストランがあり、
緑のじゅうたん越しの眺望が最高だ。
昼のランチは1200円くらいからあり、比較的リーズナブル。
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新緑が美しい表参道のケヤキ並木
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オランダの建築家集団MVRDVが設計した商業ビルGYRE
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ニューヨーク近代美術館・MOMAショップ
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レストランからケヤキ並木の新緑が見える。
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レストランの床レベルがちょうどケヤキ上部。
見晴らしが良いのは表参道ヒルズが、
ケヤキ並木の高さより建物の高さを抑えたから。
皮肉にも斜向かいの商業ビルのお店は快適であるが、
建築家の安藤忠雄の強い思いに脱帽だ。
先日まで地下深くにあるギャラリーでは、シルクドソレイユ展が行われていた。
代々木公園で公演が行われていたこともあり、一、二度観にいったことがある。

中村キース・へリング美術館

八ヶ岳山麓に新しくキース・へリングの美術館ができた。
北川原温さんが設計した現代アートのような建物だ。
キース・へリングという名前を聞くと学生の頃を思い出す。
落書きを現代アートに昇華させたアーティストだが、
31歳という若さでエイズでこの世を去った。
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カラマツ林の小道を歩いていくと見えてくる。
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現代アートのような建物
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黒い壁の内側は石庭になっている。
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受付、休憩スペースから石庭を見る。
壁は車の視線を切り取り、カラマツ林と空のみが見える。

西沢渓谷

GWは久しぶりにトレッキングに行ってきた。
コースは秩父山系の西側に位置する西沢渓谷
久しぶりということもあり、お手軽な3~4時間コースだ。
新緑の美しい渓谷沿いを歩くため、途中飽きることがない。
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いちばんの見所(多分) ”七ツ釜五段の滝”
連続するエメラルドグリーンの滝壺が美しい

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”七ツ釜五段の滝”の五段目(いちばん下)の滝
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滝好き(?)にはたまらないコース。新緑と共に清清しい
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”二股吊り橋”より。 渓流釣りを楽しむ釣り人の一人舞台(?)

八ヶ岳美術館

八ヶ岳連峰に抱かれた標高1350mの高原に、
建築家・村野藤吾が晩年に設計した小さな美術館がある。
1979年に竣工した建物だが、今見ても古さを感じさせない名作だ。
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カラマツ林の中にひっそりと佇む八ヶ岳美術館
工期短縮とコストを抑えるため
ドーム型の屋根はプレキャストコンクリートでつくられている。
合理的な工業化を進めている一方で、
内部の天井はレース地の布で覆われ、柔らかく優美な空間となっている。
今回、以前から気になっていたメンテナンスについて、
館長さんに尋ねてみた。
布は12年に1回クリーニングしているそうだ。
クリーニングにかかる費用は1回で\200~300万程で、
オープン以来2回行っているらしい。
照明は布より上に設置されているが、電球の取替えは一部布を切って、
交換後に再度繕うという。
再来年の春には床のカーペットと共に天井の布も一新されるそうで
村野さんの原型を維持しつつも、
メンテナンスを考慮したものにつくり変えたいそうだ。
その費用は約\2000万。
今回はその理解を求めるため、村野さんの図面をはじめ、
模型や当時の工事写真、メンテナンス風景のわかる写真が展示されていた。
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八ヶ岳美術館の内部。独特の雰囲気が漂う