「仙川の家」の工事監理に行ってきました。
この住宅の最も重要な北側R壁の左官工事。
こちらの窓から1階の北側リビングまで、曲面の壁をなめて光を落とします。
「掻き落とし」仕上げは、始めに柔らかいブラシで荒くこすって、
仕上げに剣山のような固いものでテクスチャーをつけていきます。
完全に乾く前のベストなタイミングで掻き落としをしています。
材料は京都の土と粘土だけ。
糊も海藻糊を使っているのですべて自然素材の土壁です。
掻き落とされた土は水でこねれば再利用可能なエコな材料です。
竣工まで、もう一息です。
「仙川の家」 左官工事
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