• Archive

「深沢の家」建て方

「深沢の家」の建て方が始まりました。
DSC03989-1.JPG
流通材を組みあわせることで大スパンを可能にした住宅で、
最大の特徴がⅤ型の柱です。竣工がとても楽しみです。

ボジョレーヌーボーを飲みながら

ボジョレーヌーボー解禁から少し経ちますが・・・・
事務所内で解禁当日に買っておいたボジョレーヌーボーを飲みながら、
先月のメキシコ、アメリカ建築視察の報告会を行いました。
今年のボジョレーヌーボーは円高の影響もあり、価格は例年よりも安め。
ワイン通からすれば、所詮、ボジョレーヌーボーなのでしょうが、
この季節の風物詩のひとつになっていることは間違いないでしょう。
DSC04007.JPG
飲み比べたのは今年の最高金賞受賞のものと、話題の格安ペットボトル。
ボジョレーヌーボーはフレッシュそのものを飲むわけなので、
ペットボトルでも味はそれほど変わらないと予想。
ボトルは捨てってしまって名前がわかりませんが、
酒好きのスタッフ一同の評価によると、最高金賞受賞の左のものは値段相応においしく、
ペットボトル入りの右のものはちょっと甘めでまあ、こんなものかといったところでしたが、
真ん中のものは格安を感じさせないおいしさで、コストパフォーマンスは抜群。
つまりボジョレーヌーボーは、ものによってはペットボトルがお買得ということでしょうね。

ジンカンパニー本社ビル

MDSが設計・監理に携わった「ジンカンパニー本社ビル」に、
久しぶりに出掛けてきました。
今年の夏に竣工したアパレルメーカーの事務所ビルです。
写真をあまり撮れなかったので、竣工時のものをアップします。
IMG_0076-2.JPG
コンクリートの外装にしたいという施主要望と、
アパレルメーカーの本社ビルということを考慮し、
布の可能性を追求するように、
コンクリートの素材の可能性を追求することにしました。
普通型枠だけでなく、特殊な形状の型枠、杉板の型枠など、
様々なコンクリートの表現になっています。
IMG_0085-1.JPG
3種類の用途地域にまたがった複雑な敷地だったため、
高さを規定する斜線制限も複雑で、それをかわした建物形状になっています。
P7152500-1.JPG
夜になると松の影も加わり、陰影の独特な外観となります。
IMG_0026-1.JPG
エントランス。照明器具はジンカンパニーさん自ら、
アンティークショップで選ばれたもの。会社の世界観が伝わってきます。
IMG_0073-1.JPG
事務所の床は一般的なOAフロアではなく無垢フローリングとし
LAN、電話などの配線類はオリジナルの配線ピットに納めました。
コンクリートブロックの壁に囲まれたルーフテラスは、
喫煙スペースとしても使えるリフレッシュゾーンです。
IMG_0074-1.JPG
吹き抜けが上下階に一帯感をつくり、1階の執務空間にも光を届けます。
IMG_0080-2.JPG
吹抜け部分の打合スペース
IMG_0033-2.JPG
住居・エントランス部分。
曲線の壁にはシューズクローゼットとトイレを配置。
IMG_0086-1.JPG
リビングとリビングと同じ大きさほどあるルーフテラス。
社員やご友人など大勢の方を呼んで、
パーティーができるスペースになっています。
IMG_0034-1.JPG
リビングの家具とキッチンは一体感のあるデザインで。
IMG_0036-1.JPG
コンクリート小たたき仕上げの壁に杉無垢材の階段。
IMG_0088-2.JPG
フローリングの床仕上げにもこだわりました。
IMG_0055-1.JPG
こちらは客間です。
IMG_0099-2.JPG
トップライトからの光が差し込む洗面、バスルーム。

メキシコに行ってきました!

アメリカ経由でメキシコに行ってきました。
メキシコは主にルイス・バラガン、
アメリカは主にルイス・カーンの建築視察が今回の旅の目的。

メキシコの巨匠・建築家、ルイス・バラガン。自邸、ギラルディ邸などは一般の方にも知られていますが、ロペス邸を知っている人は少ないのではないでしょうか?写真では分かりにくですが、日本の住宅とはスケールが全く違います。とても大きいです!間取りが同じでも、スケールが違うと空間が全く違うものになることを、バラガンの大きな住宅を見て学びました。


時を越える不朽の名作を訪れ、とても刺激になりました。
写真を整理してから、少しずつアップしていきます。
DSC03483.JPG
ルイス・バラガン設計の「サン・クリストバルの厩舎」での一コマ。

祝!上棟「ポールハウス・下北沢の集合住宅」

下北沢から歩いて5分ほどところに建設中のポールハウス。
木造2階建ですが、室内にある60φのスチールの列柱が特徴です。
延床面積20坪ですが、賃貸スペースもある、まさに現代都市住宅!
DSC02903.JPG
小さな住宅と大きなクレーンです。(笑)
RIMG2149.JPG
このスチールの列柱に登り梁が架かって上棟です。

「代々木上原の家」地鎮祭

「代々木上原の家」の地鎮祭がありました。
MDSの事務所のある代々木公園と代々木上原の間の高台にある住宅です。
2階の窓からは新宿の高層ビル群が望める大開口を設けています。
この家の特徴であるカラ松の集成材でつくったアーチ状の列柱が
それを可能とします。
R0021885.JPG
初めは設計者による鎌入れです。

広東料理「SENSE」

マンダリンオリエンタル東京のレストラン、広東料理の「SENSE」に行ってきました。
中華料理の熱く力強いイメージとは異なり、とても上品で涼しいお料理でした。
マンダリンオリエンタル東京が開業5周年とのことで、その特別ランチコースを賞味。
DSC02432.JPG
野菜のオードブル盛り合わせ
DSC02434.JPG
三種類の蒸し点心。左奥はなんとウサギ!いただく順番に迷いました。
DSC02438.JPG
ヘルシーな豆腐料理。具材が湯葉に包まれ、餡がかかっています。
DSC02442.JPG
本日のお粥。カリカリに揚げられた湯葉(たぶん)との組み合わせがいい!
DSC02443.JPG
香港の健康デザート。濃厚ですが、さらりとした後味です。
品数が多く、この他にも3~4品ありました。満腹です。

「荻窪の家」 新建築住宅特集の撮影

荻窪の家」が新建築住宅特集に掲載されることになり、
この日は専属カメラマンの高橋さんが撮影にやってきました。
建築カメラマンとしては珍しく女性です。
DSC02511.JPG
陽の入り方によって印象がどんどん変わるので、
その空間に身を置き、印象を予め想定しながら
アングルとそのアングルの撮影時間帯を決めていきます。
撮影は肉体労働。時間との戦いです。

建築学会作品選集

建築業界には一級建築士が所属する建築士会と、
建築家だけが所属できる建築家協会(JIA)、
そして、大学の先生が主に所属している建築学会などがあります。
その建築学会が毎年行っている作品選集に、
夏に現地審査のあった「たまらん坂の家」が選ばれました。
DSC02875-1.JPG
英文でちょっとてこずりりましたが、締切日ぎりぎりに原稿を提出!