先週、事務所の近くの代々木公園に、
事務所のスタッフとオープンデスクの学生と、
昼ごはんを食べがてら花見に行きました。
今年の桜は、例年より綺麗な印象です。
代々木公園内の桜。あいにくの天気です
代々木公園沿いの西参道の桜。向こうに見えるのは新宿副都心
投稿者: mds
鎌倉の現場
鎌倉には二つの現場がある。
東京から行くとちょっとした旅行のような感じだ。
行く度に海が表情を変えているので、
晴れた日でなくても楽しいものだ。
ひとつの現場は江ノ電の線路を越えた路地をあがった所にあり、
そこまでの道のりも風情がある。
江ノ島、遠く富士山が家から見える最高の場所だ。
江ノ電の線路を越えて、階段を上っていく。
振り返るとこんな感じ。
上に上がると次第に海が広がる。
途中にこんな風景もある。
江ノ島が見えると、なぜか心が和む。
現場のルーフテラスから見た夕景。
アメリカ西海岸12 シアトル図書館
レム・コールハース設計のシアトル図書館は、
アメリカ西海岸で今、最も話題の建物だろう。
フランス・リールのコングレスポ、
オランダのユトレヒト大学、
ロッテルダムのクンストハルなど、
今までにも彼が設計した建物は実際に見に行ったことがあるが、
シアトル図書館のスケール、過激な(?)形態は、
今までのものとは群を抜いている。
行く前はやや否定的な部分もあったが、
圧倒的なパワーでそのようなものは吹き飛ばされてしまった。
構成が理解しやすい南東の外観
南側のファサード。。
敷地が一街区と広いことと、急な坂道であることが、
建物と道路面との関係を複雑にしている。
北側のエントランス部分。
レベル差があるため、建物としては3階部分?
リビングルームとよばれるエントランスロビーへの入り口がある。
エントランスロビー全景
3階のエントランスロビーにあるレセプション。
3階のエントランスロビー。まさに、リビングルーム?
最上階の読書室。
吸音マット(?)をそのまま仕上げに使ったラフなインテリア。
なかなかカッコいい。
エスカレーターの近未来的な黄色の照明も魅力的。
アメリカ西海岸11 EMP
スペースニードルの足元にEMPがある。
EMPはEXPERIENCE MUSIC PROJECTの略で、ロックの博物館だ。
シアトルは伝説のロックギタリスト、
ジミー・ヘンドリクスの出身地である関係で、
ロックの奇跡が分かるミュージアムがつくられたそうだ。
設計はフランク・O・ゲーリーで、
スペイン・ビルバオのグッゲンハイムと同様、
有機的な曲線の造形物だ。
写真で見るとかなり過激な建物だが、
実物を見るといまひとつ感動がなかった。
EMPとスペースニードル
かなり有機的?
EMP内部空間
スペースニードル展望台よりEMPを鳥瞰撮影
アメリカ西海岸10 スペースニードル
シアトルのランドマークのひとつ、スペースニードル。
エッフェル塔、東京タワーとは違う独特の美しさがある。
タワーに上るとシアトル市内が一望でき、
遠くにはMt.Rainierが見えるはずであったが、
天気があまり良くなかったので残念なら見ることはできなった。
ちなみにシアトルの天候は冬は雨が多く、
夏はカラッとした素晴らしい晴天が多いとのこと。
この夏の天候は特にインディアンサマーと言われている。
スペースニードル。展望部分が宇宙船のようです
スペースニードルからシアトル・ダウンタウンの眺め
アメリカ西海岸9 シアトルのカフェ
シアトルは「スターバックス」、「タリーズ」など、
日本でも馴染みのあるコーヒーショップの本拠地。
市内のスターバックスの数もかなりの数だが、
地元の洒落た店もポツリポツリとありました。
店内からの眺め
店の外観
建築士指定講習会
東京建築士会が主催する指定講習会に行ってきました。
毎年この時期に開かれる一級建築士を対象とした勉強会です。
場所はJR有楽町駅前のよみうりホール。
日本建築界の巨匠、村野藤吾が1957年に設計した建物ですが、
今はビックカメラの建物となっているためか、
建物の品格までもがディスカウントされた(?)印象です。
ホール自体は村野藤吾らしい曲線の美学が今でも健在。
ホール全景
壁面照明部分の見上げのディテール
地球儀
小さな友人の入学祝いを買いに、地球儀屋さんに行ってきました。
その名もズバリ『地球儀専門店』。
店内にはありとあらゆる種類の地球儀が展示されています
この写真とは反対側の店の奥にもまだまだあります
地球儀といってもその種類は様々で
国別に色分けされたものや、標高や海の深さにより色分けされたもの
更にはそれが隆起・陥没により表現されたものなど
それはそれはいろいろあります。
中でも気になったのは照明付きの地球儀。
消灯時はいわゆる”地勢図”と言われる地球儀が
中のランプが点灯すると国別に色分けされた”行政図”に早変わり
インテリアとしても素敵です
一度で二度おいしい地球儀です。
但し難点がひとつ。照明のコードが絡まってしまうため
南北方向にはぐるぐる回せないとのこと。
う~ん、やっぱり北極・南極を上下逆さまにしたり水平にしたり
自然界ではありえない角度で地球を眺めてみたい。
(じゃなくって、眺めてほしい・・・)
照明付きのものとかなり悩みましたが
南北東西にぐるぐる回る方を選びました。
小さな友人が楽しく旅をしてくれるとうれしいです。
日本橋にある『地球儀専門店』
いろいろ説明して下さってありがとうございました
アメリカ西海岸8 サンフランシスコの坂
久しぶりにアメリカ西海岸ネタです。
サンフランシスコと言えば、坂とケーブルカー。
とにかく坂が多いです。
等高線を無視した道路網は、
日本人の私たちにとって非常に新鮮です。
坂のある風景は非常に魅力的ですが、
丘の向こう側に行く時に、一度を坂を下ってまた上るのは、
ちょっと損をした気分にもなります・・・・?
あまりに有名なスポットですが・・・
向こうの丘の上に行くには、一度下りなければ・・・
遠くにベイブリッジ、その先にオークランドが見えます。
坂が急なので、上るのが結構大変です。
遠くに見える島はアラカトラス島(別名は監獄島)。
1963年まで凶悪犯が収監されていたそうです。
卒業設計審査会
日大の設計製図の授業を担当している関係で、
卒業設計審査会に行ってきました。
生産工学部は3つの建築コースに分かれていて、
そのコース毎に選ばれた優秀作品が体育館に展示されていました。
審査員は中村好文さん、泉幸甫さん、木下道郎さん、谷内田章夫さん、
といったベテラン建築家に加え、
平田晃久さん、中山英之さん、といった若手建築家も多く、
非常にバラエティに跳んだ人選です。
第一次審査は講師が5作品を選び、投票数で10作品が残りました。
第二次審査は選ばれた10名がプレゼンテーションをし、
質疑応答後、各講師が3作品を選びました。
その結果を踏まえ講師間の白熱した議論がありました。
そして、最後に第三次審査の投票で上位3作品が決定されました。
第一次審査風景。右奥に見えるのは中村好文さん。
一等の作品。風の流れを生かした魅力的な作品です。
二等の作品。チャーミングな屋根形状がつくる楽しい街並み。
昨年、オープンデスクに来てくれた阿部君の作品。
惜しくも、3位入賞はできませんでしたが、10作品に残る力作。