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神戸ルミナリエ

大震災の起こった年の12月(1995年)、
阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めると共に、
都市の復興・再生への夢と希望を託し、「神戸ルミナリエ」は開催されました。
それは神戸の街と市民に大きな感動と勇気、希望を与えました。
今年で14年目になるそうです。
残念ながら、神戸はまだ震災前の状態に戻っていません。
震災後、壊れた古い建物はプレハブ住宅や平凡なビルに建て替わり、
一見すると震災の傷跡はありませんが、震災前をよく知っている私にとっては、
現状の町並みを見ると悲しくなります。
建築家としての使命を痛感させられます。
そんなことを考えさせられるこのイベント、永久に続けてもらいたいですね。
「六甲山上の展望台」は神戸の復興という意味でも重要なものだと思っています。
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写真ではわかりませんが、アーチの向こうから押し寄せる人、人、人・・・
たくさんの電球でつくられた光のアーケード。
電球の数はいったいどれくらいあるのでしょうか。

六甲山

出張で神戸に行ってきました。
六甲山頂に用事があり、ケーブルカーで行くことにしました。
六甲山は緑が多く、カーブも適度にあり、
車でドライブも爽快ですが、今回はケーブルカーでのんびりと。
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六甲山にのぼるルートはいくつかありますが、今回は六甲ケーブルで。
座席は勿論、一番下を確保。
山々の間から神戸市街が望めます。
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途中にトンネルがあったり、
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ちょうど真ん中で、上りと下りが入れ替わったり。
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山頂駅。神戸からすぐのところにあるのに、
10度近く温度差があるのにはビックリ。
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意外と紅葉はしていませんが、ススキが秋らしくいい感じ。
天気が良く紀伊半島の先の方まで見ることができラッキーでした。
六甲の夜景は世界でも有数の素晴らしさだと思います。
高いビルから見る夜景とは全く違いますよね。
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六甲山と言えばジンギスカン
今まで知らなかったけど、関西では常識のようですね。
写真は焼き始めなのであまりおいしくなさそうですが(笑)、
眺望の良いところでのジンギスカンは最高でした。
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カフェグラニットという店に入りました。
当然なが眺望が最高です。
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天気が良いので陽だまりのテラス席で、のんびりお茶を。
ピーチアプリコット&ミントティー 683円。

中村キース・へリング美術館

八ヶ岳山麓に新しくキース・へリングの美術館ができた。
北川原温さんが設計した現代アートのような建物だ。
キース・へリングという名前を聞くと学生の頃を思い出す。
落書きを現代アートに昇華させたアーティストだが、
31歳という若さでエイズでこの世を去った。
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カラマツ林の小道を歩いていくと見えてくる。
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現代アートのような建物
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黒い壁の内側は石庭になっている。
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受付、休憩スペースから石庭を見る。
壁は車の視線を切り取り、カラマツ林と空のみが見える。

西沢渓谷

GWは久しぶりにトレッキングに行ってきた。
コースは秩父山系の西側に位置する西沢渓谷
久しぶりということもあり、お手軽な3~4時間コースだ。
新緑の美しい渓谷沿いを歩くため、途中飽きることがない。
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いちばんの見所(多分) ”七ツ釜五段の滝”
連続するエメラルドグリーンの滝壺が美しい

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”七ツ釜五段の滝”の五段目(いちばん下)の滝
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滝好き(?)にはたまらないコース。新緑と共に清清しい
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”二股吊り橋”より。 渓流釣りを楽しむ釣り人の一人舞台(?)

八ヶ岳美術館

八ヶ岳連峰に抱かれた標高1350mの高原に、
建築家・村野藤吾が晩年に設計した小さな美術館がある。
1979年に竣工した建物だが、今見ても古さを感じさせない名作だ。
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カラマツ林の中にひっそりと佇む八ヶ岳美術館
工期短縮とコストを抑えるため
ドーム型の屋根はプレキャストコンクリートでつくられている。
合理的な工業化を進めている一方で、
内部の天井はレース地の布で覆われ、柔らかく優美な空間となっている。
今回、以前から気になっていたメンテナンスについて、
館長さんに尋ねてみた。
布は12年に1回クリーニングしているそうだ。
クリーニングにかかる費用は1回で\200~300万程で、
オープン以来2回行っているらしい。
照明は布より上に設置されているが、電球の取替えは一部布を切って、
交換後に再度繕うという。
再来年の春には床のカーペットと共に天井の布も一新されるそうで
村野さんの原型を維持しつつも、
メンテナンスを考慮したものにつくり変えたいそうだ。
その費用は約\2000万。
今回はその理解を求めるため、村野さんの図面をはじめ、
模型や当時の工事写真、メンテナンス風景のわかる写真が展示されていた。
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八ヶ岳美術館の内部。独特の雰囲気が漂う

仙台より

今週は西へ東へ大忙しです。本日は仙台へ。
でも写真は帰京中の新幹線の中から。
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東京から新幹線に乗ると、福島あたりで天気がガラッと変わります
この日もこの辺りだけ薄っすら雪化粧でした

白石のあたりかな?と思いつつシャッターを切っていても
新幹線はビュンビュン走り抜けて行くので、
限りなく福島に近い風景かもしれません。

四国より

松山より予讃線を特急しおかぜに乗り今治へ。
道中のほとんどを海岸に沿って走ります。
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こんな風景がしばらく続きます。海の向こうに見えているのは多分広島
天気に恵まれ、素晴らしい眺めでした。
電車での長旅はとても楽しい。
流れる風景の中、特に目についたのが瓦屋根。
住宅の屋根でさえも道後温泉ばりの立派な屋根でした。

四国へ



急ぎ四国へ行くことになりました。
天気は快晴で、飛行日和(?)です。
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翼の向こうに三浦半島が見えます。まさに地図どおり
ペタッとした感じです

友人の真似をして上空よりきれいな富士山を撮ろうと思いましたが
思う方向に航路はとられず、断念。
僅かな隙間から、中央に見事な円形のくぼみのある
真っ白い富士山を拝みました。
そして着陸前の上空から瀬戸内海をパチリ。
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関東上空からの風景とは打って変わって、海岸線よりくっきりと隆起した島々が見えます

神戸港クルージング

神戸港をクルージング。
夕闇から夜景まで楽しめる出航時間を選びました。
神戸の街はさることながら
夕闇に浮かび上がるクレーンたちのシルエットに目が釘付け。
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今でも“きりん”に見えてしまうクレーンたち
実際はもっときれいです。ちょっとピントとコントラストがあまいですが・・・

造船所(ドック)で作業するクレーンでした。
ドックの中をのぞくと・・・
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ネットと堰(?)の隙間に、見えますか?
なんと潜水艦!
この地域のドックでは珍しくないのかもしれませんが、
実物を見たのは初めてだったので、ちょっと驚き。
黒々としたなんとも言えない“塊”です。

マンホールの蓋

旅先は神戸。
山陽新幹線の新神戸駅を降り、
北野の街を散策しながら三ノ宮まで下りていきました。
途中、気になったのがマンホールの蓋。
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汚水のマンホールなのに何やら楽しげです
神戸港から見た神戸の街と六甲山がかたどられています

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そして禁煙ゾーン。標識まで立派!ペンキで描かれているのはよく見ますが・・・
消火栓の蓋までおしゃれです。
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神戸のランドマークやイメージがかたどられています
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これはそのまた違うバージョン
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消火栓第三弾。六甲山の麓を表しているのでしょうか?なぜか女の人の髪の中に・・・