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御柱祭「川越し」

木落しを終えた御柱は次なる目的地、
川越しを目指して人力により街中を曳かれます。
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前宮一の御柱がやってきました。
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そしてめどでこに大勢の氏子たちがまたがったまま、
川に引き下ろされます。
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そして向こう岸に引き上げられ、川越し成功!
木落しと川越しは2日間に亘って行われ、
川越しにより清められた8本の御柱は
建御柱までの1ヶ月間、川越し先の安国寺に安置されます。

御柱祭「木落し」

まもなく今年も終わろうとしております・・・
ブログ更新がなかなかできない一年でしたが、
ちょっとだけ振り返ってみようと思います。
今年は七年に一度行われるという御柱祭の年。
以前より気になっていたお祭りなので、
これは見ておかねばと出掛けてきました。
お祭りの詳細は公式ページにおまかせして・・・
見に出掛けたのは諏訪大社の中でも上社前宮。
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社殿の四隅に建てられる御柱の一本。
重さ10トン以上の大木が山から切り出され、
人力によって神社まで運び出されます。
山出し最初の見せ場、「木落し」が目前に迫ります。
御柱の前後に上社御柱特有の「めどてこ」と言われる角が見えます。
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そしていざ「木落とし」へ。
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前後のめどでこには氏子がびっしり。
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御柱先端とめどでこ先端それぞれに縄が結ばれ、
それを大勢の氏子たちが指揮のもと操り、斜度27度の斜面を引き下ろします。
御柱が半分斜面に迫り出して・・・
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倒れちゃいました。
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でもなんとか持ち直して前進。
本来であれば倒れることなく斜面を滑り下りるところ。
斜面下で観客に揉まれながら、
やっとの思いでその時を迎えた立場としては残念でなりません。
でも氏子たちがいちばん悔しい思いをしてるんだと思います・・・
※写真前半2枚と後半4枚は別の御柱です。

横須賀美術館

横浜に用事があり、ちょっと足を延ばして横須賀美術館に行ってきました。
海の見える小高い丘に建つ建物で、設計は山本理顕さん。
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美術館の中に入るとこんな感じです。
右下の穴からはレストラン、左の穴からはエントランス、
真ん中の穴からは海が見えます。
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しばらくと眺めていると、船が通り過ぎました。
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外装はボックス状のガラス張りで、内部に穴の空いた皮膜がある構成。
空調と日差しを制御しているのでしょう。
天井と壁の取り合う角が丸いので、美術館内部から見ると不思議な感じです。
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屋上です。海が見えて気持ち良いです。
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芝生の前庭に面してレストラン、ACQUA MARE(アクアマーレ)があります。
広尾の有名店、リストランテ アクアパッツァのシェフ、日高良実氏のお店です。
ランチのコースをいただきました。
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まずは、前菜。
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バーニャカウダは、アラカルトで注文。これは外せません。
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パスタや・・・
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リゾット。
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そして、デザート。
食後は観音崎の海岸沿いを散策。
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空はすっかり秋空です。
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観音崎は以前からかなり気に入っているところ。
海沿いには観音崎ボードウォークという約600メートルの散策路があり、
行き交う船をいつまでも眺めていたくなるような、
とても長閑で素敵なところです。

北九州市立中央図書館

そして、小倉に戻り北九州市立中央図書館へ。
学生の頃ここを訪れ、いたく感動したので、
その感動をもう一度感じられるかどうか確かめるための再訪です。
磯崎新氏により1974年に設計されたもので、氏の1970年代代表作。
個人的には磯崎さんの設計したものの中で一番好きです。
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PC(プレキャスト・コンクリート)パネルのヴォールト屋根が特徴的です。
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PCパネルにはリブが付いているので、
純粋な幾何学がつくり出す美しさがあります。
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外は相変わらずの雨。外観はイマイチの写真ですがこんな感じ。
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図書館の入口に模型が置いてありました。
40年前の建物ですが、古さを全く感じさません。
この建築が、改めて名建築であることを実感できました。
磯崎さんはやっぱり凄いです。。。

唐戸市場

門司港から下関の唐戸市場まで船で移動。
高速船で九州と本州はたったの5分。
関門海峡は潮の流れが速いので、魚の身が締まっていておいしいらしい。
近年、温暖化の影響で宮崎、大分の魚もこのあたりで獲れるそうです。
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関門橋の手前の建物が唐戸市場。
そして、その手前の船が門司港と下関を結ぶ関門連絡船。
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唐戸市場の設計は池原義郎氏、構造設計は斎藤公男氏。
プレキャストコンクリートの屋根が圧倒的な力強さを見せています。
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屋根見上げ。構造上生み出された文様に目を奪われます。
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建築もいいけど、いちばんの目的やっぱり新鮮な魚。
旬のアジ、サバをはじめ、大とろ とらふぐ カマチトロ・・・・。
最後はふぐ汁で〆ました。関門たこに巡り会えなかったのが残念。

門司港

審査会の翌朝は、建築家の前田圭介さんと一路門司港へ。
門司港駅は九州の鉄道の玄関口として、
関門トンネルが開通するまで対岸の下関駅と共に、
関門連絡船を介して賑わったところ。
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その歴史を彷彿とさせる木造屋根(一部鉄骨)の架かるホーム。
当時の賑わいが目に浮かぶようです。
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跳ね橋「ブルーウィングもじ」。
関門海峡に面した門司第一船溜まりの周辺は
門司の観光施設が集中しているところで、
その船溜まりと海峡の境に橋を架けることで回遊性が高まり、
地域の活性化の一端を担っている歩行者用の可動橋です。
左手の親橋はワイヤーロープで巻き上げられ、
右手の子橋は油圧装置により上がっていくようです。
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その跳ね橋を渡って振り返ると、
対岸にイタリアの建築家アルド・ロッシ設計の門司港ホテルが見えます。
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渡った先には旧門司税関。屋根架構が美しい。
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そして関門海峡を連絡船で渡り、いざ下関へ。
天気が良かったらもっと美しい関門橋が見えたはず。残念。

虎屋菓寮京都店

虎屋とは・・・・
ずーっと東京の老舗和菓子店だと思っていました。
(虎屋さん、ごめんなさい・・・)
虎屋発祥の地、虎屋菓寮京都店。
室町時代には既に存在していたらしいとのことで
500年近くの歴史がある老舗中の老舗です。
代々御所の御用を勤めてきた虎屋は、
明治維新で朝廷が京都から東京へ遷ったのを機に、
東京にも店を構えたそうです。
そんな虎屋の由緒ある京都店が、内藤廣氏の手により
新しく生まれ変わったとのことで、出掛けてきました。
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開店時間をちょっとフライングしての入店。
大きな吹抜け空間となっている店内には客席の他、
和菓子や日本文化、京都に関わる本が置かれ、
自由に閲覧できるようになっています。
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客席からは庭が眺められます。
屋外にも長く伸びた庇の下に客席があります。
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虎屋の商標がモチーフとなっていると思われるペンダント。
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内部空間とは裏腹に、低く抑えられた庇を持つ外観が印象的です。
瓦屋根が美しい。
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いただいたのはコチラ。目にもおいしいお菓子でした。

カフェ・ハロー

京都に滞在すると必ず立ち寄りたくなるカフェ・ハロー。
繁華街から外れたところにひっそりと、でもありませんが、
街並みに溶け込んで建っています。
今回訪れたのは夜。10時近くだったでしょうか。
相変わらず立ち寄らずには居られない魅力を放っています。
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夜行ったのは初めて。お隣りにも新たな店(パン屋+ギャラリー)を展開しており、
同じ町屋ながら雰囲気のがらりと違う空間をつくり出していました。
2階のさり気ない窓の開き方が、とっても気になります。
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入ってすぐは大きな吹抜けとなっており、
改装している様子が目に見えてわかるおもしろい空間となっています。
2階席もありますが、吹抜け下の大きなテーブル席も案外落ち着きます。
昼には陽だまりとなって雰囲気が様変わりします。
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枝モノの生花がとてもよく似合います。
季節が変わる度に訪れてみたくなります。
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書斎のような一角。
本棚には写真集や美術、建築本などがぎっしり並んでいます。
自由に閲覧でき、時間が経つのを忘れて読みふけってしまいます。
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お隣りのパン屋+ギャラリーとは内部でつながっています。
余談ですが、いつも「ハロー行こう、ハロー。」と言ってるくせに、
正式名称を今回初めて知りました。正確には Cafe’ Bibliotic Hello! 。
「ビブリオティックって何だっけ?」と思い調べるのですが、
該当する言葉は見つからず。
もしかして?と思ったのはフランス語のbibliotheque 。
書庫とか図書館という意味で、これなら納得です。
う~む、スペル、あえてこうしてるのでしょうか?
前はHalloと書いてあったと記憶していて、
その時も、Helloと書かないのはきっと何か意味があるに違いない、
と踏んでいたのですが、いつの間にかHelloに。
お店の人に「前はHalloじゃなかったですか?」と聞いたところ、
「いえ、前からHelloです。」と答えが返ってきました。
ほんとかな~・・・?

雨の京都

さて、今日は京都の話題に戻ります。
JIA新人賞公開審査の次の日は、京都視察。
スタートは朝食を兼ねた早い昼食をいただきました。
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その日はあいにくの雨。しっとりとした京都の街を堪能です。
お店は「光泉洞寿み」。姉小路にある京都の家庭料理の店です。
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坪庭に降る雨の音を聞きながら、食事が運ばれるのを待ちます。
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坪庭をよく見ると、なんと、ウサギとカエルが相撲をとっています。
ナゼ、ウサギトカエル???
何よりも周りで笑い転げているウサギとカエルが気になります。
おかしくっておかしくってたまらないといった様子が実におかしい。
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運ばれてきたのは老舗「麩嘉」の生麩を使った生麩田楽付き定食。
見るからにヘルシーです。

旅の〆は・・・

旅の〆は食。
宇都宮と言えば・・・そう、餃子です!
帰りの新幹線の時間まで余裕があったので
満場一致で餃子のハシゴが決定されました(笑)
まずは『宇都宮みんみん』へ。
宇都宮で餃子と言えば?と地元の人に尋ねると
絞りきれないのか、あまりはっきりした返事が返ってきません。
それでも必ず出てくるお店です。
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宇都宮みんみんの焼餃子
おなかも空いていたし、あっという間にペロリと平らげました。
ビールとの相性抜群です。
そして二軒目へ。
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青源の餃子たち
いろいろ試してみましたが、ハネの大きい餃子が評価大。
ここで既に満腹気味だったのですが、二軒じゃハシゴにならないし
躊躇することなく三軒目へ。
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宇味家の焼餃子
おいしそうです。でも三軒目は不利です。
満腹すぎて味わう気持ちが薄れます。
個人的には一軒目をココにしたかった・・・
ハネが大きく、パリパリです。
ということで宇都宮で餃子食べ放題企画、大満足でした。