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「たまプラーザの家」撮影&取材

その日は秋晴れの撮影取材日和。
「新しい住まいの設計」の撮影と取材で
「たまプラーザの家」にまたまたお邪魔して来ました。
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お隣の畑では、野菜たちが収穫を今か今かと待っているかのように
生茂っています。葉っぱは虫食いだらけで無農薬ぶりが見てわかります(笑)
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カメラマンが小物類に気を配りながら、撮影アングルを決めていきます。
窓の外のイチョウ並木はまだ黄葉前でしたが、銀杏は既に収穫三昧。
おみやげとしていっぱいいただいてきました。(笑)
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パンづくりが趣味でいらっしゃる建主のSさん。
パンづくり風景ももちろん撮影対象に。
さすがの手際よさで、いつもつくられている様子がよくわかります。
これはベーグルをつくっているところ。
キッチンはトーヨーキッチンを入れていますが、
最大の特徴である3Dシンクをしっかり使いこなされていました。あっぱれ!
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出来上がったパンたち。
手前は「ピンツァ」(確か…)というレモンオイルを生地に混ぜ込んだ黄色いパン。
そのままだと甘い感じなのですが、サンドイッチによくあうとのことで、
お昼にごちそうになりました。ほんのり甘い生地との組み合わせがとても上品。
「ピンツァ」とはイタリア語で鋏(ピンチ)を入れるという意味。
生地を丸めて上面を鋏で切れ目を入れから焼くことで、
焼き上がった時のカタチがつくられます。(Sさん、あってますか?)
奥は先程のベーグル。手作りで焼き立てのベーグルは初めていただきましたが、
モチモチ感が絶妙で、歯ごたえといい、生地の甘みといい、実においしい!
ベーグルはもともと好きですが、どうかするとアゴが疲れるので
やや敬遠してしまったりしますが、これはかなりイケます!

「J本社ビル」 基礎断熱

現場定例を始める頃にはこんな感じだったのが↓
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途中、抜け出して見に行くとこんな感じになっていました↓
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基礎部分の断熱材をサクサク取り付けていました。
職方のみなさま、お疲れ様です。

「ポジャギの家」 地下床スラブ打設

「ポジャギの家」掘削から日が経ち・・・
擁壁が想像以上に頑丈で分厚かったりで、掘削に手間取りましたが、
なんとか地下の床打設にたどりつきました。
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「これ、地下?」って思うかもしれませんが、地下です。
でも外観上は半地下と言った方が正しいかもしれません。
敷地は道路面より2M近く上がっていて、ガレージスペースを設けるため
敷地の一部を道路面まで掘り下げる計画となっています。

J本社ビル 起工式

小雨の降る中、J本社ビルの起工式が行われました。
MDSにとっては初めての仏式です。
当日まで仏式とは知らされていなかったので
いつもと違う進行でちょっと戸惑いました。
お馴染みの神道での地鎮祭は
盛砂に対し、まず設計者が鎌で草を刈り、
施主が鍬、施工者が鋤を入れるのですが、
今回は施主が鋤、設計者が鍬、施工者がスコップ(?)。
当然、玉串奉天はなく、その替わりに五穀の儀がありました。
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五穀を盛砂の手前に掘られた穴に撒きます。
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未曽有の経済危機という時期に自社ビルを新築するJ社。
社長は僕と同じ歳ですが、学ぶところがたくさんあります。

JIA新人賞の公開審査に行ってきました。

JIA(日本建築家協会)新人賞の審査会に出席のため、京都に行ってきました。
若手建築家65名の中から1次選考で15名が選ばれ、
2次選考は公開審査で行われました。
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発表風景。15名が順番に発表7分、質疑4分で次々と。
MDSが発表したのは「鉄の家」(詳しくは、HPのWORKSをご覧ください)。
残念ながら一票差で落選。
公開審査会の後、全国の若手建築家が集まるU-40の会議に出席。
会場は前川國男設計の京都会館等の建つ岡崎公園の一角でした。
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前川國男設計・京都会館
そして、その後は、建築家の駒田さん、田井さんと夜の京の街へ・・・。
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一件目は田井さんのスタッフの方が予約してくれたSPOONというお店。
町屋を改装した内装で、京都を体感できるお店でした。
そこで昼の公開審査会の審査員の一人、北山恒さんが合流。
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二件目は北山さんオススメの鴨川沿いにある「ホテルフジタ京都」のバーへ。
吉村順三の設計で、バーから見える景色からカウンター席の細部に至るまで
そのきめ細やかさが伝わってきます。
建物は古いですが、客室の内装も吉村さんが設計した当時のままで、
開口部、バスルームが特徴的です。
朝目覚めて、東山を背景に鴨川の流れを眺めるのが最高とのこと。

「たまらん坂の家」、初訪問

「たまらん坂の家」に行って来ました。
住まわれてから訪問するのは初めてです。
いつも感じるのは、住宅は人が住んでからが
本当の姿だなーということ。
この先どんなふうに染まっていくのか楽しみです。
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帰り際、イヌのサラがつぶらな瞳で見送ってくれました。