日大の卒業設計講評会に行ってきました。
MDSのオープンデスクにも来ていた日野君の発表風景。
中村好文さん、泉幸甫さん、木下庸子さん、他そうそうたる講師陣に囲まれ、
質問攻めにあう学生たちですが、その回答が大きく評価に左右します。
日大も今年の理科大同様、全般的にプレゼンは良いのですが、
今ひとつ案の深さがないように感じました。。。



八ヶ岳の山荘 の2階のベッドルームでは、既存の家屋に付いていた「筬欄間(おさらんま)」をベッドルームと通路の間仕切りとして利用しています。欄間は和室の襖・障子等の間仕切りの上に付けられるもので、筬欄間は特に細い桟が並んだ形状のものをいいます。元々は横に付いていた欄間を縦にすると、純和風の欄間も、雰囲気がガラリと変わります。


色の薄い木部は今回新しく作ったもの。柱と柱の間に木目の美しい小梁を通して、その間にコマを噛ませて浮かせて設置しています。

透けのある間仕切りが風通しのよい空間つくり、爽やかな印象を感じられます。