理科大前期最後の授業に行ってきました。
連日、講評会+飲み会でちょっと大変(笑)。
ゲスト講師として、東京大学の加藤道夫先生、理科大の岩岡先生、
ノルウェーから一時帰国したヨシダミレイさんに来て頂きました。
まず、コルビジェ研究の第一人者の加藤先生に、
コルビジェの絵画と建築との関係についての講演をしていただき、
その話の延長線上にある(?)今回の設計課題の講評会という授業の流れ。
各班4名、24作品の優秀作品の講評後、
いつものように各先生が3票持ちで投票して順位を決めました。
今回の課題は表参道に建つ図書館で、
山名先生がフランス留学時の課題をアレンジしたもの。
30m角の2階建て、高さ、スパンも決められた中で、
プランを描かずに、透視図のみを描きながら、
壁、吹き抜け、トップライトなどの操作で、
いかに魅力的な空間をつくるか?というもの。
2年生の第二課題にしては縛りがきつく難しいと思われたものでしたが、
24の優秀作品はかなりバリエーションに富んだものになっていました。
山名先生同様、フランスに留学されていた岩岡先生にとっては、
この課題にはやはりなじみがあるようでしたが、僕には新鮮なものでした。
こちらは、僕が担当した班の小浦君の作品。一票差で惜しくも2等。
両側に吹き抜けをとり、ひとつはスリット状のトップライト、
そしてもうひとつは池越しに街と連続させたスリット状の地窓。
2階に屋上庭園をつくりながらも回遊できるとても魅力的な構成。
美術館的なつくりであるとの批評もあったものの力作だと思います。
今後がとても楽しみです。
講評会の後は、加藤先生と夜遅くまでお酒を飲みながら、建築談義。。。
とても楽しい一日でした。