• Archive

丹下健三、未発表の名作

先日、淡路島の「戦没学徒記念 若人の広場公園」に行ってきました。

巨匠、丹下健三の設計でありながらも、1967年竣工当時、ある出来事がきっかけで専門誌にも未発表で、阪神淡路大震災後は閉館されていて廃墟だったとのこと。そんな理由もあって建築関係者でもあまり知られていない作品なのですが、建築的に素晴らしいものなので最近注目されてきています。平面とは軸をずらしたボールト屋根が連続する内部空間、HPシェルの美しい慰霊碑、そして絶景の瀬戸内海と青い空。恒久平和を願いながら建築鑑賞をしたい必見の場所です。

K.Mori

滝沢健児の建築

長野にゆかりのある建築関係者の集まり、長野建人会の皆さんと一緒に滝沢健児の建築を見に行きました。滝沢健児?という方が多いと思いますが、私もその一人。昨年のこの集まりで金箱さんが滝沢健児の話をされたのがきっかけで、今年は 坂城の体育館 を見に行くことに。滝沢健児は吉阪隆正の流れをくむ方で1970年頃に長野に沢山の建築を作られたようです。

高校、大学の先輩、森清さんチョイスで各方面の重鎮から若手までがこの会には集まっていて、その後の懇親会では特に長野でご活躍されている方々から色々なお話が聞けて大変、勉強になりました。また次回が楽しみです。

K.Mori