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「八勝館」

名古屋市八事の老舗料亭「八勝館」に行ってきました。
「八勝館」で食事をしたのは初めてでしたが、
以前、近くに住んでいたので、大変懐かしくもありました。
それはさておき、
「八勝館」は北大路魯山人ゆかりの料亭として知られていますが、
建築界では堀口捨巳の設計した名建築として有名です。
docmomoにも選ばれており、近代以降の数寄屋建築として代表的なもの。
八事は名古屋における有数の起伏の富んだ高級住宅地ですが、
その地形を生かしたお庭もお見事です!
紅葉の美しさが時が経つのを忘れさせます。
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こちらの建物がエントランスとなります。
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こちらが有名な「御幸の間」です。
近代以降の数寄屋建築の最高傑作。
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ここも有名なカット。
庭と室内を曖昧につなぐ中間領域です。
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結婚式の前に見学させてもらいました。
そして、お庭を散策です。
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小雨が降っていましたが、石畳が濡れてこれはこれで良い感じ。
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少し疲れてきたので、こちらで一休み。
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滋賀県甲賀より移築した離れの「田舎家」も庭に花を添えます。
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こちらの縁側はこんな感じ。
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瓦を差し込んでいます。
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食事は3人だけだったので、こちらの小さな個室で。
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外気を取り入れるこの市松の建具。
日本の美意識に感服!さらに庭の方にいくと、
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庭とのつながりが素晴らしい!!
日本人に生まれて良かったと思うひとときでした。

「たまらん坂の家」My HOME+取材

久しぶりに「たまらん坂の家」に行っていました。
建築雑誌「My HOME+」の取材です。
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紅葉には少し早い時期でしたが、いつ伺ってもお庭が良い感じです。
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階段から見上げた1コマ。

八ヶ岳のアフガン

遠出の現場の楽しみのひとつはやはりごはんです。
「八ヶ岳の山荘」の現場を少し北上したところに
俳優の柳生博さんがオーナーで有名な「八ヶ岳倶楽部」があります。
そしてその並びに「アフガン」というカレー屋さんがあります。
ここは前から気になっていたお店でしたが、予約ができず、
いつも行列しているか、閉まっているかのどちらかで、
行きたいと思ってからかれこれ10年近くも経ちます。
今回はようやく「アフガン」のカレーにありつくことができました。
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紅葉が始まった八ヶ岳のカレー屋さん「アフガン」。
近くの八ヶ岳倶楽部の紅葉も美しく、
のんびりしたひとときが過ごせました。
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こちらは1階のエントランス。
平日というのに、30分ほどこちらで待って、
ようやく席につくことができました。
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天井を見上げたところ。
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これが待ちに待ったカレーです。
評判の「卵ベーコンカレー」1600円。
大きなベーコンがウリのようですが、ちょっと大きすぎ?
カレーじゃないみたいです。
期待があまりに大きかったこともありますが、
値段、待ち時間を考えると味はわりと普通でしょうか・・・?

「八ヶ岳の山荘」 祝!上棟

「八ヶ岳の山荘」が上棟し、
構造設計者と金物検査に行ってきました。
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今回は天候に恵まれ、北側には八ヶ岳。
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リビングからは南アルプスが望めました。

「東玉川の家」 配筋検査

「東玉川の家」の配筋検査に行ってきました。
敷地は田園調布から徒歩20分ほどのところです。
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壁の配筋を検査しているところ。
大きな修正箇所はなく、順調に工事が進んでいます。

「玉川上水の家」SUMAI no Sekkeiの取材

「SUMAI no Sekkei 」照明デザインの特集記事の取材のため、
玉川上水の家」に行ってきました。
照明デザイナーの戸恒浩人さんと、
照明計画をどのように進めたのかを紹介する記事です。
11月発売号の別企画で掲載が決まっている「荻窪の家」と共に、
MDSが設計した住宅が同じ号に二つ掲載されることになるようです。
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塀から緑あふれる「玉川上水の家」。

ポルトガルに行ってきました!

恒例の建築視察は今年はポルトガル。
僕は学生の時にリスボンに立ち寄ったことがあるので、
今回は20年ぶりのポルトガルということになります。
やや夏の暑さも弱まった9月上旬、2週間程行ってきました。
ポルトガルの建築家、巨匠アルヴァロ・シザの作品を見てまわる主目的が、
車でしか行けない人里離れた山岳地帯の集落を見てまわったり、
ポサーダ(古い修道院、城を改装した国営のホテル)に泊まることなど、
気がつくと、現代建築見学は全体の1/3くらいになっていました。
時を越える不朽の建築と街並みを訪れ、とても刺激になりました。
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アルヴァロ・シザの作品では、レサのプールが一番感動させられました。
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集落では大きな石に寄り添うようにできた不思議な街、モンサント。
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ポサーダはシト―派修道院を改装したポサーダ・アマレスと、
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城の石積みの痕跡が残るポサーダ・クラト
ポルトガルの遺産、ポサーダではネコがお出迎え。
写真が整理できたら、少しずつアップします。