「仙台坂の家」の地鎮祭がありました。
JR大井町の南側は海の近くなので、埋立地のようなイメージもありますが、
意外と起伏の富んだ地形で、敷地の近くに「仙台坂」という坂があります。
年内竣工を目指して、工事がはじまりました。
天候はあいにくの雨でしたが、「雨降って地固まる」という言葉もありますので・・・
投稿者: mds
JIA建築年鑑2010
JIA(日本建築家協会)の建築年鑑2010年度版に
『たまらん坂の家』が優秀建築選に選ばれました。
バリ7/長閑な風景をお散歩
ヴィラの周りには田園風景が広がっています。
朝靄が少し残る頃、ちょっと散歩に出掛けました。
とてものどかな風景ですが、犬が吠えるのが玉に傷。
バリにはたくさんの飼い犬がいますが、ほぼすべてが首輪なしの野放し。
のどかな田園風景。熱帯のインドネシアは米の収穫は3回。
日本より回転が速いのに、流れている時間はとてもゆっくり。
犬がたくさん。とびかかってくることはないけど、かなりうるさい。
バリの住宅ですが、一軒がとても大きい。
塀に囲まれた中に、用途別に部屋が分棟で建っています。
日本の学生で流行っているようなこの分棟スタイルは、
実はバリでは伝統的な住宅のスタイルです。
住宅の門扉。こんな感じのものが多い。
小学校の子供たち。女の子はみんなお花を持って通学していました。
いつものことなのか、特別なことなのか・・・・
このアヒルたちは食べられちゃうんでしょうね。
バリ6/ジャングルの中の朝食
レストランも茅葺屋根。大きな東屋といった感じです。
天井が高く、とても開放的。架構が美しいですね。
この角の席がお気に入り。毎朝、ここで食事をしました。
朝食のメニューはこんな感じで、なかなかおいしい。
でも、毎日だとちょっと飽きます(笑)。
バリ5/アユン川の渓谷
ヴィラから斜面を下りて行くと・・・
歩くこと数分でアユン川にたどり着きます。
上から垂れている縄のようなものは、樹木の枝(根?)。
ぶら下がるとターザンの世界です。
ほとりには東屋(?)があり、ビジュアルとしては良いのですが、
あまりに湿度が高く、心地よい感じがしませんでした・・・
バリ4/ジャングルの中のプール
バリはほぼ赤道直下の南半球。日本の夏は、バリの冬。
高地に位置するこのヴィラの夜は寒いくらい。
涼しげなプールに魅了されましたが、冷たすぎて断念しました。
そんな状況でも欧米人は泳いでます・・・人種が違うことを改めて認識。
ジャングルのプールはイメージ通り。水の冷たさは予想外。
プールのディテール。勉強になりました。
プールのすぐ上が泊まったヴィラ。
一見するとプライベートプールのようです。(笑)
バリ3/茅葺屋根のヴィラ
バリのヴィラといえば、やはり茅葺屋根。
茅葺屋根の連なりが美しい。
棟の部分にはこんな装飾が施されています。
茅葺屋根の天井から蚊帳のかかる客室。
バリのおもてなしのひとつが花。日本の「生ける」花とは違い、
切り花がや花びらを散りばめるという表現です。
ベット上も花で演出されています。
見上げると、萱葺屋根の裏面、萱葺(?)天井です。
ヴァナキュラーな構造の美学ですね。
こちらがディテール。しっかりと編み込まれています。
この編み込み方で萱葺屋根の格も違ってくるようです。
フラワーバスにゆったりつかりながら、ジャングルの絶景が眺められます。
各ヴィラには斜面に迫り出すようにテラスがついています。
ジャングルの音と匂いと潤いに身を委ねていると、時間を忘れてしまいます。
テラスからの風景は、木々が生い茂るまさにジャングル。
突然の来客が・・・。
間近で見る迫力と荒々しさにびっくり!
バリ2/長閑な・・・
入口の看板はこれだけ。驚くほどシンプルです。
長閑なあぜ道を歩き、
ニワトリの脇を通り過ぎ、
ヴィラまで階段が延々と続きます。
階段には様々なバリ植物が抜き取られています。
夜はこんな感じ。足元は明るく照らされていますが、
それを除けば真っ暗です。
バリ1/ナンディニ・バリ
屋内は節電で例年よりちょっと暑い気もしますが、
南国のバカンスを想像し、涼をとることとしましょう。
ということで、一昨年の旅ブログの続きを・・・(笑)
空港から車で1時間ぐらいの山間の村、ウブド。
バリでもリピーターが最も多いところではないでしょうか。
そのウブドからさらに車で数十分の渓谷にあるビラ、
ナンディニ・バリに宿泊しました。
人里離れたジャングルの斜面に点在するヴィラからの眺めは絶景。
ウブド周辺には有名な高級リゾートホテルが点在していますが、
中心部からちょっと離れていることもあり、リーズナブル。
ジャングルの斜面に点在するビラ全景
かなりの高低差なので、移動はゴンドラを使います。
体力に自信のある方は、階段でどうぞ。
ご覧のとおりのモノレール式ゴンドラ(?)
ジャングルの中を静かにゆっくり移動し、気分を高めます。
ゴンドラの操作も扉の開閉も、乗客自身で行います。
「深沢の家」 新建築住宅特集の撮影
「深沢の家」の新建築住宅特集の撮影がありました。
掲載号は未定ですが、MDSの”柱”プロジェクトとして、
「代々木上原の家」と抱き合わせで2作品が紹介される予定です。
カメラマンは今回も高橋さん。
下の写真は引渡し前に自分で撮ったもの。
ダイニングからリビングを見たところ。
方向を変えると、柱はまた違った表情を見せます。
床のレベル差に加え、V型の柱で曖昧に領域分けされています。
夜になると柱が浮き上がります。
照明デザインはいつもと同じく、SIRIUSの戸恒浩人さん。