「神楽坂の家」の地鎮祭に行ってきました。

地鎮祭は一般的には宮司さん一人がいらっしゃることが多いですが、
今回は雅楽を奏でる方と巫女さんのいる地鎮祭。

雅楽の生演奏。なかなか良い雰囲気でした。
RC3階建ての住宅です。
竣工は来年の夏頃になりますが、竣工が今から楽しみです。
カテゴリー: Work
しごと
晩秋の秋田出張
秋田に出張に行ってきました。
秋田は初雪が降ったというニュースを聞いていたので、
飛行機が飛ぶのかやや心配でしたが、無事に到着。
施主との打合せは午後からということで、
空港からタクシーですぐのところにある国際教養大学に行ってきました。

建築としては仙田満氏が設計した図書館が有名。
半円の階段状の大空間で、スチールと木架構がとても美しい。。。

見上げるとこのような架構になっています。
施主打合せの内容に大変ご満足していただき、
無事、次のステップに進むことになりました。
その後、秋田の美味しいご飯を食べて、最終便で東京へ。
有意義な一日でした。
「西谷の家」祝!地鎮祭
横浜「西谷の家」の地鎮祭がありました。

あいにくの雨でしたが、
雨降って地固まるということもありますので・・・
敷地は川に面していて、内部空間もとても面白くなりそうです。
竣工は来年の4月頃。竣工が楽しみです。
「赤塚の家」無事、引き渡し
「赤塚の家」無事、引き渡すことができました。

こちらが外観。
この住宅では、壁の 厚みやその配置の仕方、軒の出方や天井の形状、
床のレベルなどにより場をつくり、様々な距離感を持たせています。

大屋根の下に三つのリング状の壁が領域をつくっています。

水盤からの反射光が庇を照らし、夏は室内に涼を取り込みます。
屋根と壁、そしてガラス面の位置を操作することで、
外部と内部の関係性を多様にしています。

ソファもオリジナルでつくりました。

建物の中心の暗いところに、トップライトから光を落としています。

バスルームから寝室に繋がる廊下。

玄関から室内を見たところ。
夕方になると、より一層落ち着いた空間にかわります。

玄関周り。
内部と外部を連続させることで、空間の広がりが感じられます。

幻想的なホール。照明計画は今回もシリウスの戸恒さん。

夜の水盤も涼しげですね。
きちんと竣工写真を撮ったら、またご紹介します。
台風の中、秋田出張
台風がきているのが分かっているものの、
一ヶ月前から打合せの日程が決まっていたので飛行機で秋田へ。

プレゼンはうまくいきましたが、残念ながら帰りに台風が直撃。
午前中は飛行機が飛ばず、半日遅れで東京に戻りました。
夕方に東京に到着した時にはすっかり晴れていました。。。。
インターンシップ@工事現場
少し旅行ネタが続いたので、久しぶりの仕事のネタ。
「赤塚の家」の現場に学生を連れて行ってきました。

インターンシップの学生が現場監督さんに質問しているところ。
こちらの現場はいよいよラストスパート。
ところで、建主様のご厚意により内覧会をさせて頂く運びとなりました。
日時: 2013年9月7日(土) 13:00~19:00
場所: 東京都板橋区
内覧をご希望される方はお手数おかけしますが、
氏名、住所、連絡先、ご職業をinfo@mds-arch.comまでお送り下さい。
詳細をお送り致します。
「赤塚の家」真夏の工事監理
「赤塚の家」の工事監理に行ってきました。
工事の進捗状況は順調で、内装のボード張りはほぼ終わり、
これから塗装および左官工事に入ります。

まだ資材がたくさん置いてあるので、
全貌が見えませんが、なかなか良い住宅になりそうです。
建て主様のご厚意によりオープンハウスを来月させていただく予定です。
内覧をご希望される方はお手数おかけしますが、
氏名、住所、連絡先、ご職業を info@mds-arch.com までお送り下さい。
MDSが建築設計スタッフ募集
大学の講評会、そして学生は夏休み
帰国した翌日は日大、翌々日は理科大で、設計製図の全体講評会。
どちらの大学も2年生で課題は住宅。

こちらは日大の講評会。
一等に選ばれた田中君のプレゼンテーション。
模型に照明がしこまれていて、
先生方の点数が全体的にかなり高めに。。。

こちらは理科大の中村さんの作品。
屏風のような折れ曲がった壁が、
道路に対して正体した窓がないようにしていて、
内と外の連続性を大切にしつつ、
プラーバシーを守るといった案。
学校は夏休みとなりますが、インターンシップというものがあり、
7月後半から9月前半はMDSには多勢の学生が出入りします。
主に事務所で模型制作などをしてもらいますが、
現場見学や竣工した建物の撮影補助などもしてもらいます。
学校は休みだけど、授業は毎日あるという感じですね。
建築設計の楽しさと厳しさを体感して、
将来、建築家を目指してもらえるといいのですが・・・・
施主打合せ@モスクワ
新しいプロジェクトの打合せのために、
電車に3時間ほど乗ってサンクトペテルブルクからモスクワへ。

こちらがドイツ製の新幹線。
パスポートチェックを受けて乗車します。
ロシアでは免許証はIDとしては認められていないようで、
ロシア人もパスポートは携帯しておくことが多いようです。

打合せは夕方に終わり、ディナーまでの数時間が観光タイム。
モスクワと言えば、やっぱり「赤の広場」。

そして、赤の広場に隣接するポクロフスキー聖堂(ワシリー寺院)。
個人的に気になるのは、赤の広場よりこちらの方。
1560年にイワン雷帝によって建てられた当時はドームは地味で、
現在のタマネギ形になったのは17世紀頃だそうです。
9つのネギ坊主は、それぞれひとつづつが教会になっています。
ちなみに、サンクトペテルブルクの「血の上の救世主教会」は、
こちらの建築が原型になっていると言われています。

「血の上の救世主教会」はRC造、1907年竣工と実はとても新しく、
ポクロフスキー聖堂は木造であり、技術的にも歴史的にも全く別物。
ポクロフスキー聖堂は迷路のような廊下沿いに、
小部屋がいくつもはいりついているといった印象です。
とは言うものの、多くの人が区別がつかない(?)この二つの建築を、
以前から、体感してみたかったので、見学できて大満足!

中心部の最も広いところがこちら。

突然、賛美歌が建物内に響き渡り、厳かな雰囲気に・・・

そして、こちらがモスクワ大学。
スターリン・クラシック様式の建築の中で最大規模で高さ236m。
ニューヨークの摩天楼にコンプレックスを抱いていたスターリンが、
1950年代に7つのビルを建て、スターリン・クラシック様式と言われていますが、
モスクワでの別名は「7姉妹」「スターリンのウエディングケーキ」。
学生の頃の教科書「建築史(市ヶ谷出版)」を読み返してみると、
「建設技術は近代化していながら、意匠は過去の様式によっている特有な様式である。
この過去様式の巨大趣味の建築を、
第二次大戦後の西欧近代建築家が、近代にあるまじきものとして批判した。
これに対してソビエトの建築家は、
何が美しいものかを決める主人公は建築家ではなく民衆であり、
民衆が好む様式を用いて設計するのが建築家の社会的責任であると反論した。
この反論の基になる美学理論は社会主義リアリズムと呼ばれるもので、
社会主義国家の芸術一般に共通した創作方法論である。」と書いてありました。
20年前、学生の頃に勉強したスターリン・クラシックも、
時が流れ、建築家になってから読み返す文章の受け止め方は違いますね。
いろいろと考えさせられます。。。

近くに寄ってようやく人がいることに気がつきます。
実際にその場に行かないと体感できないとは思いますが、
とてつもなく大きいことが認識できますか?
建築的には賛否両論ありますが、圧倒的な迫力です。
また、建築のデザインの社会的責任という意味を考えさせられました。

時間がないので車の中からですが、外務省。
こちらもスターリン・クラシック!

そして、こちらにも!
ところどころに点在しているのですが、見つけるとうれしくなります。
東京で東京タワーが見えた時の感覚に少し似ているような・・・。

そして、こちらはロシアアヴァンギャルドが生み出した唯一の住宅。
ロシア構成主義の建築家メーリニコフの自邸です。
こちらのメーリニコフ邸は普段は見れないのですが、
ロシア語で交渉していただいて、なんとか外観のみ見学させて頂きました。
こちらは1929年竣工で、同年に竣工した有名な建物として、
ミース・ファン・デル・ローエのバルセルナ・パビリオンなどがあります。
レンガ積みの躯体に木造の床という工法ですが、
円筒を二つ組み合わせた平面に、六角形の窓という現代においても斬新なもの。
この住宅は前述のスターリン・クラシックより、
20年以上前に竣工していることになります。
ロシアが世界をリードした束の間の時代の重要な建築ですが、
ソ連時代はメーリニコフは冷遇され、人生を終えたとのこと。
建築と政治は密接に関係しているとつくづく思いました。
モスクワはとても短い時間でしたが、とても新鮮でした。
共産主義の街と言えばそれまでですが、
建築関係者は見ておいて損のない街だと思いました。
アメリカのハイウェイのように幅の広い道路と、
スターリンクラシックのような超高層ビル。
そして、ロシアヴァンギャルドの建築。
社会主義という激動を乗り越えたモスクワは、
きちんと勉強してから見学すると面白いですね。
また、近々、モスクワに行くことになりそうなので、
きちんと歴史を勉強しておこうと思います。
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