静岡大学教育学部付属の中学生が、MDSに職業体験にやってきました。
将来やりたい職業を見つけて、実際に会いにいくということですが、
先生や親の引率もなく、アポも自分で行います。
中学1年生だというのに大したものです。
学校で教わるお勉強より、なりたいという強い動機の方が重要なので、
このようなカリキュラムは良いですね。
希望の職業は政治家、銀行員、漫画家、モデル、アナウンサーなど様々で、
建築家は男女問わず、かなり人気が高いとのこと。
日本全国はもちろん、地元静岡にもたくさん建築家がいるのに、
なぜ3時間以上もかけてはるばるMDSに来たかったの?
という質問に対して、自分たちでいろいろと調べた結果、
MDSの建物が気に入り、どうしても我々に会いたかったとのこと。
中学生だというのに、うれしいことを言ってくれます(笑)。
事務所での仕事を紹介して、昼食がてら事務所周辺の表参道建築探訪。
施工中の現場にも連れて行きました。
熱心に工務店の現場監督さんに質問するので、
説明する方もついつい熱くなってしまいます。
中学1年生というのに、大学生顔負けの真剣さです。
彼らのような子供達が新しい時代をつくってくれると、
日本の将来は明るいですね。
カテゴリー: Work
しごと
「成瀬の家」工事監理
「成瀬の家」工事監理に行ってきました。
天井も張られて空間がわかるようになってきました。
大屋根の勾配天井が多様な空間をつくりだしています。
3月中旬頃にオープンハウスを行う予定です。
「東山の家」祝!上棟
「東山の家」が上棟しました!
クライアントのご厚意で、ダイニングとなるところで上棟式。
有難うございました!
「仙川の家」工事監理
「仙川の家」の工事監理に行ってきました。
2階の子供の勉強スペースになるところ。
このハイサイドからR天井をなめた光が、北側の1階リビングにまで届きます。
これから左官と塗装の工事に入ります。
「白金の家」祝!上棟
「白金の家」上棟しました!
いよいよラストスパートです。
「白金の家」コンクリート打設
「白金の家」いよいよ最後のコンクリート打設です。
勾配屋根かつ冬期の打設なので、難易度の高い工事になります。
まずは2階の壁の部分にコンクリートを流し込みます。
一部屋根のないルーフテラスがあるので、さらに複雑です。
勾配屋根部分の打設は、途中に小さい開口をつくってそこから流し込み、
蓋をしながら少しずつ上の方に移動していきます。
最後は尾根の部分からコンクリートを流し込みます。
そして、終了。コンクリート型枠を外すのが楽しみです。
職人の皆さまお疲れさまでした!
このように鉄筋コンクリート(RC)造においても、
日本の職人の高い技術に支えられています。どんな構造にしても、
複雑な形状の建物は職人技術の継承に必要なのかもしれません(?)ね。
「雪谷の家」竣工
「雪谷の家」がようやく竣工しました。
設計を始めてから3年。通常の倍以上の年月です。
2階の壁まで鉄筋コンクリート造で、屋根架構だけが木造です。
太く立派な丸太は建主自ら奈良の吉野で選んできたもの。
建主は台湾の方なので少し日本の建物と様相が異なります。
この住宅は二世帯で子世帯が1階、親世帯が2階。
こちらは2階の親世帯のエントランスポーチですが、
広い屋根付きテラスでお茶を飲めるスペースになっています。
どことなく中華風の雰囲気にしています。
ここは日本でいう仏間。右側はエントランスポーチ。
左側に台湾の神様をお祀りする予定。
木、左官など家の中で最も上質な素材を使っています。
台湾の方と言っても日本が長いので、和室もつくりました。
お庭はまだ工事中のため、竣工写真は春先に撮りに行く予定。
これまでのMDSの建物とは全く違ったテイストのものができあがりました。
「白金の家」配筋検査
「白金の家」の配筋検査に行って来ました。
鉄筋コンクリート造ですが勾配屋根なので、
最上階の配筋およびコンクリートの打設が難しく、
とても神経を使う部分です。
鉄筋の下に見える水色のものは断熱材。
外壁は杉板型枠のコンクリート打放し仕上げ。
配筋確認後、手前側にも型枠をして上からコンクリートを流します。
型枠を外すと木目が転写され、それが仕上げとなります。
「東山の家」工事監理
「東山の家」の工事監理に行って来ました。
電気屋さんが配管の真っ最中。
配筋配管後にコンクリートを打設しますが、
配管が集中してしまうときちんとコンクリートが流れないので、
程よくばらけるように配管してもらいます。
「岡崎の家」お宅訪問
新しいクライアントとの打合せで、愛知県岡崎市に出掛けてきました。
そこでこの夏竣工した「岡崎の家」に立ち寄ってきました。
片流れ屋根によるシンプルな勾配天井の空間において、
勾配に対して間仕切壁に平面上少しだけ角度を与えることで、
天井高さに大きな変化が生まれる特性を生かした住宅です。
ご両親が住む母屋(写真手前)の隣りに建つ子世帯の住宅で、
敷地の広さと高低差を活かし、床レベルが敷地なりの平屋にしました。
母屋の採光に配慮した建ち方になっています。
下部は高基礎としてコンクリート杉板型枠仕上げ。
上部の焼杉は、大屋根がしっかり雨から守っています。
写真の一番奥は寝室。夜になると照明の効果で奥行き感が増します。
2枚の斜めの壁が曖昧に領域を分けています。
寝室から中庭越しにリビング、ダイニング、キッチン、日本庭園と
少しづつ床レベルが下がっていきます。
詳しくはMDSのHPをご覧ください。