審査会の翌朝は、建築家の前田圭介さんと一路門司港へ。
門司港駅は九州の鉄道の玄関口として、
関門トンネルが開通するまで対岸の下関駅と共に、
関門連絡船を介して賑わったところ。
その歴史を彷彿とさせる木造屋根(一部鉄骨)の架かるホーム。
当時の賑わいが目に浮かぶようです。
跳ね橋「ブルーウィングもじ」。
関門海峡に面した門司第一船溜まりの周辺は
門司の観光施設が集中しているところで、
その船溜まりと海峡の境に橋を架けることで回遊性が高まり、
地域の活性化の一端を担っている歩行者用の可動橋です。
左手の親橋はワイヤーロープで巻き上げられ、
右手の子橋は油圧装置により上がっていくようです。
その跳ね橋を渡って振り返ると、
対岸にイタリアの建築家アルド・ロッシ設計の門司港ホテルが見えます。
渡った先には旧門司税関。屋根架構が美しい。
そして関門海峡を連絡船で渡り、いざ下関へ。
天気が良かったらもっと美しい関門橋が見えたはず。残念。
門司港
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