大学院の1年の時、研究室のみんなと周荘という小さな町の集落調査に行きました。上海と蘇州の間にあるその町は今はすっかり観光地ですが、当時は冷房のある建物は全くなくて、水しか出ないシャワーしかないようなところに寝泊まりしました。
東洋のベニスとも言われる周荘、蘇州。蘇州は周荘のような町が都市化されたと考えられていていますが、周荘の周りにはこの町の原形のような集落が点在しています。
この頃は、観光客は全くいない、とても静かな町でした。
お店は数軒あるだけです。
船に乗って、あちらこちらの集落の調査に行きました。
子供たちは上半身裸で裸足で走り回っているようなのどかな農村。古い建物に混じって、コンクリート造の建物も建ちはじめていました。
早朝の風景。この湖畔の宿に泊まりました。とにかく暑くて湿度が高く、蚊が多くて眠れず、、、、トイレもひどい状態でした(当時の中国のトイレ、ご存じの方も多いのではないでしょうか?はい、まさにそれでした!)。。。。そんなところでしたので、デリケートな人は次々と倒れていきました(笑)。とは言うものの、学生時代に友人たちと過ごしたこの経験は、とても貴重だったと思っています。