横山禎徳氏は元マッキンゼー東京支局長をやられていた経営コンサルタント。
今は社会システムデザイナーとして活動されていて、
東京大学(EMP)の教授でもある多忙な方ですが、元々は、建築出身の方で、
コモディティ化が進む社会における建築家の現状を嘆いて(?)のご登壇。
講演のお題としてあった「建築家のブランディング」という表現に違和感があり、
ブランディングの本質は顧客、あるいはクライアントへ自分が提供する価値を的確、
かつ、継続的に伝えるコミニュケーションであるとのこと。
そもそも「ブランディング」、「マーケティング」という言葉は、
経営のプロではない私たちにとってもなじみのあるものですが、
マッキンゼーでは使わないようです。
とても興味深い話が盛りだくさんで、とても勉強になりました。
ただ、表層的なところでわかったつもりでいるけど、
実際はとても深い話だったんでしょうね。