門司港から下関の唐戸市場まで船で移動。
高速船で九州と本州はたったの5分。
関門海峡は潮の流れが速いので、魚の身が締まっていておいしいらしい。
近年、温暖化の影響で宮崎、大分の魚もこのあたりで獲れるそうです。
関門橋の手前の建物が唐戸市場。
そして、その手前の船が門司港と下関を結ぶ関門連絡船。
唐戸市場の設計は池原義郎氏、構造設計は斎藤公男氏。
プレキャストコンクリートの屋根が圧倒的な力強さを見せています。
屋根見上げ。構造上生み出された文様に目を奪われます。
建築もいいけど、いちばんの目的やっぱり新鮮な魚。
旬のアジ、サバをはじめ、大とろ とらふぐ カマチトロ・・・・。
最後はふぐ汁で〆ました。関門たこに巡り会えなかったのが残念。
門司港
審査会の翌朝は、建築家の前田圭介さんと一路門司港へ。
門司港駅は九州の鉄道の玄関口として、
関門トンネルが開通するまで対岸の下関駅と共に、
関門連絡船を介して賑わったところ。
その歴史を彷彿とさせる木造屋根(一部鉄骨)の架かるホーム。
当時の賑わいが目に浮かぶようです。
跳ね橋「ブルーウィングもじ」。
関門海峡に面した門司第一船溜まりの周辺は
門司の観光施設が集中しているところで、
その船溜まりと海峡の境に橋を架けることで回遊性が高まり、
地域の活性化の一端を担っている歩行者用の可動橋です。
左手の親橋はワイヤーロープで巻き上げられ、
右手の子橋は油圧装置により上がっていくようです。
その跳ね橋を渡って振り返ると、
対岸にイタリアの建築家アルド・ロッシ設計の門司港ホテルが見えます。
渡った先には旧門司税関。屋根架構が美しい。
そして関門海峡を連絡船で渡り、いざ下関へ。
天気が良かったらもっと美しい関門橋が見えたはず。残念。
2010年度 JIA新人賞公開審査
先週、日本建築家協会(通称JIA)の新人賞審査会のため、
北九州の小倉に行ってきました。
昨年に続き、67作品中の15作品のひとつに選ばれました。
建築家の場合、40代は新人、若手という感じなので、
ちょっと他の業界の方からすると違和感があるかもしれませんね。
審査会場は北九州国際会議場。設計は磯崎新氏です。
67作品すべてが展示してありました。
1次通過をしていないけど、雑誌などでよく見かける作品もチラホラ。
手前に見えるのが、MDSの「たまらん坂の家」のパネルです。
発表5分、質疑応答4分の持ち時間9分、13番目の発表でした。
審査員は東利恵さん、梅沢良三さん、吉松秀樹さんの3名。
今年も残念ながら最終には残りませんでした。
「たまプラーザの家」に招かれて・・・
夏休みのある日、
お食事に招かれ、「たまプラーザの家」に伺いました。
お隣の栗の木は実もたわわに、今か今かと旬の季節を待っていました。
バルコニーから手を伸ばせば、うっかり収穫できてしまう近さです。(笑)
なんと、棒々鶏に柿の種がたっぷり!
この食感、たまらなく新鮮でおいしかったです!
話が尽きないというか、話し出したら止まらない性分で、
夜の家の雰囲気を楽しむ間もなく、喋り続けました。
写真もこの2枚のみというのが物語ってます・・・
喋っていても、写真を撮る間はなくても、
お料理はしっかりいただきました。
とってもおいしかったです。
楽しい時間をありがとうございました。
中空スラブの現場
鉄筋コンクリート造の住宅の工事現場。
今回は一部中空スラブの計画となっています。
中空スラブの中でも等方向性タイプのもので、
球形の発泡スチロールがスラブ内に埋設されます。
白いボール状の発泡スチロールがお行儀良く並んでいます。
ここにコンクリートが流されて、構造的には発泡スチロールの部分が
中空になるというわけです。
構造設計と打合せをする中で工法が決まっていきますが、
このタイプの中空スラブの利点は様々で、
長いスパンを小梁なしでとばして空間の高さ寸法を確保できたり、
遮音性や断熱性、施工性に優れているなど、いろいろです。
夏の盛りのたまらん坂
夏の盛りの「たまらん坂の家」。
日本建築学会の作品選集審査のため訪れました。
真夏の様子を撮影しようと思っていたのですが、
審査を受けるのと、その後のくつろぎタイムで
すっかり写真を撮り忘れ・・・
当日の写真ではありませんが、前庭の植栽が程よく生い茂り、
窓に切り取られる借景の緑濃く、とてもよい感じに年月を重ねていっています。
近いうちに奥の庭もできあがるようで、また訪ねる楽しみがひとつできました。
隅田川の花火とスカイツリー
ブログ、相当サボりましたが・・・・・、再開です。
まずは季節柄、花火のお話。
毎年恒例、隅田川花火大会。
この時だけ発足する花火部の部員として、部活動してまいりました。
もう10年以上続いている部活(?)で、特等席での観賞です。
今年はなんと、工事中の東京スカイツリーと同じ視界で満喫。
再来年のこの日には、東京スカイツリーのライトアップと共に
花火を観賞ということになりそうで、それは楽しみです。
闇に浮かぶ真っ暗な東京スカイツリーと花火の組み合わせは
来年までということで、貴重な瞬間です。
MyHOME+ 2010年冬号「七里ガ浜の家」
そして3冊目。MyHOME+2010年冬号に「七里ガ浜の家」が掲載されました。
MDSが手掛けた「七里ガ浜の家」が掲載されました。
上質の素材を使った大人の空間です。詳細はこちらです。
住まいの設計3月号「たまプラーザの家」
新建築住宅特集2月号 「たまらん坂の家」
今年になっていくつかの雑誌にMDSの手掛けた住宅が掲載されました。
ちょっと遅くなってしまいましたが、
新建築住宅特集2月号で「たまらん坂の家」が紹介されました。
MDSが手掛けた「たまらん坂の家」が掲載されています。
書斎のテーブルは床のフローリング。
不思議な構成になっています。詳細はこちら!