昨年春に竣工した「七里ガ浜の家」。
久しぶりにお伺いしてきました。
敷地は遠くに江ノ島を望むことのできる高台の住宅地にあります。
建物の形はシンプルな切妻。(上の写真は桁側。)
内部は少し複雑な断面構成になっています。
玄関までのアプローチ、植栽がよく手入れされています。
妻側の外観です。
この日は秋晴れの素晴らしい天候に恵まれました。
角の大きな窓からは江ノ島が見えます。
玄関。外部とは裏腹に、抑えた色調にしています。
玄関を違う角度から。
色調を抑えているからこそ、窓の明かりが際立ちます。
階段を上がり、ダイニングへ。
ダイニングからリビングを見たところ。
スキップフロアで緩やかにつながっていますが、
雰囲気の全く違う二つの部屋になっています。
リビングからは家の中がこんなふうに見えます。
半層上にルーフテラス、半層下にダイニングがあります。
明るく立体的な空間となっています。
リビング。
切妻の屋根形状を生かした空間となっています。
左手に江ノ島の見えるルーフテラスがあり、正面の縦長の窓からは富士山、
右手の横スリット窓からは竹林が見えます。
夜はこんな感じになります。
ルーフテラスから江ノ島を望む景色は素晴らしいのですが、
家の中を振り返っても、楽しい眺めになっていると思います(笑)
リビング見返し。奥に寝室があります。
リビングとは扉により間仕切ることもできます。
建物の中でもいちばん陽のあたらない部分にあえて和室を。
静かで落ち着いた雰囲気になりました。
右手のスリット窓の外には和の坪庭が。
左手の壁には、以前より所有されていてお蔵入りしていた
銅版でつくられた屏風を加工し、壁にはめ込みました。
今まで眠っていたものが蘇り、和室に趣を与えてくれています。
浴室です。窓の外には現在育成中の竹林が。
まだまだお隣さんと目があってしまいそうですが、
ゆくゆくはライトアップされた竹林を眺めながら入るのが夢。
ルーフテラスからは江ノ島から富士山、丹沢まで望めます。
夏には冷たいビールを片手に、江ノ島の花火をゆっくり堪能できます。
ああ、羨ましい・・・
「七里ガ浜の家」
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