今年の夏に竣工した「つつじヶ丘の家」のご紹介。
家の中に幾つもの家型が連なります。
キッチンからリビングを見たところ。
こちらがリビング。夜になると昼とは違った趣に。
玄関から入るとバスルームまで見通せるプランは、
建て主のリゾートホテルのビラのようなイメージを具現化したもの。
小さな家には固定観念にはとらわれない発想の転換が必要です。
バスルームからベッドルームが見えます(勿論、閉じることもですます)。
視線の行き止まりをつくらないように「抜け」を随所につくっています。
ベッドルームはまさにリゾートホテル!
小さな敷地に駐車場を確保することでL型の建物配置となり、
家に入りやすくするためにさらに建物の幅を縮めるといった感じで、
使い勝手を考えながら意図的にガタガタの平面としています。
そのガタガタなプランだからこそ、
その平面形状にあわせた小さな屋根が連続します。
外観から天井、そして家具、レンジフードの小さなスケールまで、
家型のデザインがシームレスに連続しています。