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表参道の新緑

ブログをしばらくサボっていたら、すっかり新緑の美しい季節。
特筆するまでもなく、表参道の並木は美しい。
表参道ヒルズの斜向かいに、
オランダの建築家集団・MVRDVが設計した商業ビルがある。
その建物にはブルガリカフェやMOMAショップなど、
話題の店がいくつか入っている。
ちょうど並木の上のレベルにはいくつかのレストランがあり、
緑のじゅうたん越しの眺望が最高だ。
昼のランチは1200円くらいからあり、比較的リーズナブル。
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新緑が美しい表参道のケヤキ並木
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オランダの建築家集団MVRDVが設計した商業ビルGYRE
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ニューヨーク近代美術館・MOMAショップ
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レストランからケヤキ並木の新緑が見える。
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レストランの床レベルがちょうどケヤキ上部。
見晴らしが良いのは表参道ヒルズが、
ケヤキ並木の高さより建物の高さを抑えたから。
皮肉にも斜向かいの商業ビルのお店は快適であるが、
建築家の安藤忠雄の強い思いに脱帽だ。
先日まで地下深くにあるギャラリーでは、シルクドソレイユ展が行われていた。
代々木公園で公演が行われていたこともあり、一、二度観にいったことがある。

中村キース・へリング美術館

八ヶ岳山麓に新しくキース・へリングの美術館ができた。
北川原温さんが設計した現代アートのような建物だ。
キース・へリングという名前を聞くと学生の頃を思い出す。
落書きを現代アートに昇華させたアーティストだが、
31歳という若さでエイズでこの世を去った。
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カラマツ林の小道を歩いていくと見えてくる。
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現代アートのような建物
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黒い壁の内側は石庭になっている。
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受付、休憩スペースから石庭を見る。
壁は車の視線を切り取り、カラマツ林と空のみが見える。

西沢渓谷

GWは久しぶりにトレッキングに行ってきた。
コースは秩父山系の西側に位置する西沢渓谷
久しぶりということもあり、お手軽な3~4時間コースだ。
新緑の美しい渓谷沿いを歩くため、途中飽きることがない。
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いちばんの見所(多分) ”七ツ釜五段の滝”
連続するエメラルドグリーンの滝壺が美しい

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”七ツ釜五段の滝”の五段目(いちばん下)の滝
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滝好き(?)にはたまらないコース。新緑と共に清清しい
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”二股吊り橋”より。 渓流釣りを楽しむ釣り人の一人舞台(?)

八ヶ岳美術館

八ヶ岳連峰に抱かれた標高1350mの高原に、
建築家・村野藤吾が晩年に設計した小さな美術館がある。
1979年に竣工した建物だが、今見ても古さを感じさせない名作だ。
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カラマツ林の中にひっそりと佇む八ヶ岳美術館
工期短縮とコストを抑えるため
ドーム型の屋根はプレキャストコンクリートでつくられている。
合理的な工業化を進めている一方で、
内部の天井はレース地の布で覆われ、柔らかく優美な空間となっている。
今回、以前から気になっていたメンテナンスについて、
館長さんに尋ねてみた。
布は12年に1回クリーニングしているそうだ。
クリーニングにかかる費用は1回で\200~300万程で、
オープン以来2回行っているらしい。
照明は布より上に設置されているが、電球の取替えは一部布を切って、
交換後に再度繕うという。
再来年の春には床のカーペットと共に天井の布も一新されるそうで
村野さんの原型を維持しつつも、
メンテナンスを考慮したものにつくり変えたいそうだ。
その費用は約\2000万。
今回はその理解を求めるため、村野さんの図面をはじめ、
模型や当時の工事写真、メンテナンス風景のわかる写真が展示されていた。
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八ヶ岳美術館の内部。独特の雰囲気が漂う

アメリカ西海岸17 イチロー

アメリカの文化を知る上で重要なもののひとつが野球。
シアトルと言えば、マリナーズ。
マリナーズと言えば、イチロー。
地元でのイチローの人気は予想以上で、
日本人としてはうれしいものです。
イチローの盗塁は見れなかったものの、
ヒットを打って、走るところ、余裕の守備、
イチローらしさを堪能することができて満足でした。
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SAFECO FIELD 屋根オープン時
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屋根を閉じた状態。
屋根柱脚部に大きな滑車ついていて、雨天時に屋根を閉じることができる。
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イチローの番になると球場内は盛り上がる。

レストラン・キノシタ

事務所の最寄駅は小田急代々木八幡駅(千代田線は代々木公園駅)。
ひとつ新宿よりが参宮橋という駅で、歩いても行けない距離ではない。
その参宮橋の駅の近くに、キノシタというフレンチレストランがある。
最近の情報は疎いが、以前は予約の取れない店の代表格と言われていた店だ。
平日のランチは1900円と普段の昼食としては高いが、
料理の内容と比較すると、かなりリーズナブルだ。
グルメの方々の間では味に関して賛否両論があるようだが、
近所にこんな店があるのはうれしい。
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前菜のテリーヌ。濃厚な味にクスクスの歯応えが加わる絶妙な取り合わせ
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メインディッシュ。この日は牡蠣と白身魚のカレーバルサミコ風味のナントカ?
カリっと素揚げされた素材が香ばしい

アメリカ西海岸16 ボーイング社見学

シアトルにはマイクロソフト、アマゾン・ドット・コムなど、
コンピューター関連企業と並んでもうひとつ重要な産業がある。
シアトル郊外のエヴァレットにあるボーイング社だ。
ここに世界中のトップレベルのエンジニアが集結している。
飛行機の工場見学ができるのは、世界にもそう多くない。
工場内の写真撮影は残念ながらできなったが、
777や747といった大型機の製造過程が見学ができた。
いくつも飛行機が並んだ大きな工場で、
そのスケールの大きさと人類の英知にとても感動した。
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この大きな工場の中で、いくつもの大型機が並んでいる
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内部の撮影ができたのはここだけ(工場に入る前のギャラりー)
その日はDream Lifterが駐機していた。
次世代中型旅客機ボーイング787のための部品輸送用として
ボーイングの中古貨物機を改造してつくられたすごい飛行機らしい。
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これに遭遇できたってことはすごいことらしい

アメリカ西海岸15 知人宅

シアトル郊外の街に住む知人のお宅に伺った。
眼下にピュージェット湾、遠くにはオリンピック半島が望める高台にある。
日本の家とは比較にならないほど家が広いのは言うまでもない。
残念ながら天候が悪く、外でのバーベキューは中止。
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緑の多い高台にある閑静な住宅地。湾を船が行き来している。
夕日が向こう岸に沈む予定だったのだが・・・・

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天気が良ければここでバーベキューのはずでした(涙)

アメリカ西海岸14 ベルビュー美術館

シアトルの郊外にベルビューという街がある。
以前は湖に面した単なる美しい高級住宅地であったようだが、
マイクロソフトの急成長とともに、
その本社ビルのあるこの街も都市化が進んでいるようだ。
その街の中心部にベルビュー美術館がある。
設計はスティーブン・ホールだ。
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コンクリートに着色した外観。
建築家のスティーブン・ホール氏のこだわりが細部にまで感じられる。
隣は高層ビル。周辺は高層化が進んでいる。
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エントランスホール。
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展示室に上がる階段。
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展示室は設計当初、ハイサイドライトの自然光が差し込む予定だったが、
現在は暗幕で塞がれているため、いまひとつ。