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コペンハーゲン06/ブラック・ダイアモンド

運河沿いに建つ現代建築、デンマーク王立図書館。
新館は黒い花崗岩の外壁で、通称、ブラック・ダイアモンド。
設計者はシュミット・ハマー&ラッセン。
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旧館と道路をまたいで建つ新館。
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運河沿いの壁面が微妙に傾いています。
見学に来るのはマニアックな人だけなので、落ち着いた雰囲気。
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1階はモダン・デニッシュ料理のレストラン「ソーレン・K」。
運河沿いの絶好のロケーションのテラス席もあり、
価格もそれほど高くないのでおすすめです。
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道路の上のブリッジの部分の内観。
このブリッジが旧館と運河を繋いでいます。
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対岸は趣があるレンガ造の建物。新旧の対比が良いですね。
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こちらが、建物内の新旧の接続部分。
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旧館は歴史が作り出す深みのある空間。
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ブラック・ダイアモンドのすぐそばの船着き場から、
船に乗って運河沿いの現代建築見学へ。

コペンハーゲン05/グルンドヴィ教会

ヨーン・ウッツォンのバウスヴェア教会から、
コペンハーゲン中心部に戻る途中にグルンドビィ教会があります。
設計はイェンセン・クリント。
1921に工事がはじまり、1940年竣工と長期間の工事だったため、
途中から息子が後を引き継ぎだとのこと。
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パイプオルガンを模したユニークな外観ですが、
どことなく古典的な雰囲気も醸し出されいますね。
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シンメトリーの外観の入り口にもちょっとした工夫が・・・
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両サイドの小さな入り口は片側のみに段が設けられています。
わずかな操作ですが、スパイスが利いています。
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そして、内部の開口部のディテール。
この教会はレンガののみでつくられた禁欲的な意匠ですが、
このような細かいところにも工夫が見られます。
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中に入ると、縦強調の天井の高い空間が広がっています。
レンガのみの禁欲的なデザインが、心に響きます。
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こちらのパイプオルガンは北欧では一番大きなもの。

コペンハーゲン04/バウスヴェア教会

建築家ヨーン・ウッツォンが設計したデンマーク国内の建築の中では、
バウスヴェア教会が最も有名なのではないでしょうか?
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コペンハーゲン郊外、バウスヴェア駅からバスで5分のところにあります。
一見するとラック倉庫のような質素な外観ですが、
やはり、何かしら他とは違うオーラを感じます。
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中に入ると雲から連想したという美しい天井が心を清めます。
シンプルな柱も特徴的ですが、
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その反対側には、ウッツォン設計のパイプオルガンがあります。
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廊下もトップライトでとても明るく、学校のような雰囲気です。
北欧の教会は荘厳というよりは、気持ちの良い空間が多いですね。

コペンハーゲン03/キンゴー・ハウス

オーストラリア、シドーに言えば、オペラハウス。
その有名な建築を設計したのは、
デンマークの建築家ヨーン・ウッツォン。
コペンハーゲンから電車で北へ50分。
ヘルシンオアという小さな街にウッツォンの初期の作品があります。
その街ははシェークピアの「ハムレット」の舞台になったところで、
ユネスコの世界遺産に登録されているような街ですが・・・・
ヘルシンオア駅から10分程バスに乗り、
ウッツォンが設計したキンゴー・ハウスという集合住宅へ。
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外部は殺風景で、とても閉鎖的なつくりですが、
建物の間を抜けると・・・・・
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低層の伸びやかな集合住宅が広がっています。
この集合住宅の最大の特徴は、
一住戸は専用庭を取り囲むようにL字形の建物があり、
それが起伏を馴染ませるように雁行した配置となっている点です。
ところどころにベンチやブランコがある原っぱで、
子供にとっても楽しい場所なんでしょうね。
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内部空間には入れなかったのが残念でしたが、
日本では見られない配置計画を体感することができました。
このキンゴー・ハウスがその後の集合住宅に、
大きな影響を与えたと言われています。

コペンハーゲン02/ルイジアナ美術館(内部編)

昨日のルイジアナ美術館の続きです。
起伏を生かした低層の建物が公園内に広がっています。
建築的な構成は力強いものではないですが、
緑と海を取り込みながら気持ちの良い空間が連続しています。
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緑を見ながら廊下を進みます。
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展示室は天井の高さ、床のレベル差に変化があり、
上の階から見下ろすと、作品越しに池が見えるところあります。
そして、知らず知らずのうちに地下のレベルにいるということも・・・
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途中で休憩。その先は海。絶景です。
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カフェは庭と連続していて、海が一望できます。
一日中、ここでのんびり寛ぎたいところですが、やはり、忙しい日本人(笑)。
ルイジアナ美術館からさらに北、スウェーデンとの国境の街ヘルシンオアへ。

コペンハーゲン01/ルイジアナ美術館(外部編)

先月のロシア出張の帰りにデンマークに立ち寄りました。
フィンエアはヘルシンキ経由となりますが、
ヘルシンキとコペンハーゲンは飛行機で1時間半程度。
往復でも数万円ととてもリーズナブル。
ただ、デンマークの物価は高いけど・・・・
コペンハーゲンは行きそびれていた街のひとつで、
ルイジアナ美術館は以前から行きたかった美術館でした。
建築家の間で、「建築的に」どこの美術館がトップか?
という話はよくしますが、ここを挙げる人がかなり多い。
そのような場合、実際に行ったことがあることが前提になるので、
これまではルイジアナ美術館は僕の場合はランキング外でした。
評価は主観的なものですし、評価の指標でランキングは変わりますが、
僕はルイス・カーンのキンベル美術館(フォートワース/アメリカ)、
日本では金沢の21世紀美術館がトップだと思っていましたが、
実際にルイジアナ美術館を訪れてみて、やはり素晴らしい美術館でした。
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コペンハーゲンから電車で数十分のところにあるルイジアナ美術館。
美術館といっても海が見える公園の中に、
低層の建物が木々の間にポツポツと建っているという佇まい。
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敷地全体に起伏があり、植栽が日陰をつくります。
コペンハーゲンは湿度が低いのか、日陰は涼しくとても快適。
子供連れの家族から老夫婦まで、様々な年齢層の方々が、
思い思いに芸術に囲まれながらくつろいでいます。
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鉄板の芸術。リチャード・セラの作品。
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坂の下から見ると階段は見えないのですが、
坂の上から見るとこんな感じです。
斜面にうまく調和しています。
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対岸はスウェーデン。天気もよく最高です。
ここのカフェでランチを食べるために、
コペンハーゲンに来たと言っても過言ではありません(笑)。
長くなったので、今日はここまで。内部空間はまた明日!

「赤塚の家」真夏の工事監理

「赤塚の家」の工事監理に行ってきました。
工事の進捗状況は順調で、内装のボード張りはほぼ終わり、
これから塗装および左官工事に入ります。
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まだ資材がたくさん置いてあるので、
全貌が見えませんが、なかなか良い住宅になりそうです。
建て主様のご厚意によりオープンハウスを来月させていただく予定です。
内覧をご希望される方はお手数おかけしますが、
氏名、住所、連絡先、ご職業を info@mds-arch.com までお送り下さい。

MDSが建築設計スタッフ募集

MDSでは建築設計のスタッフを募集しております。
サンクトペテルブルクのプロジェクトがフル稼働するにあたり、
語学が堪能な方(英語またはロシア語)、CGが得意な方を探しております。
ご希望の方は、下記HPからご連絡下さい。
http://www.mds-arch.com/site/recruitment

ドイツの雑誌「AD」他に掲載されました。

最近、MDSが掲載された雑誌のご紹介。
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ドイツの雑誌「AD」にMDSが設計した「八ヶ岳の山荘」が掲載されました。
ドイツ語がわかないので、何が書かれているのかわかりませんが・・・
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「住宅インテリア究極ガイド(エクナレッジ)」に、
MDSが設計した「目白の家」「ポジャギの家」が掲載されました。
こちらは書店に平積みされいると思いますので、ご覧になって下さい。

積水ハウスの広報誌にMDSの講評文が掲載されました。

今年の春、積水ハウスの審査会に特別審査委員として招待されましが、
その時の講評および講演などが掲載された冊子が届きました。
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積水ハウスの竣工した数ある住宅の中、
私たちが選んだ年間トップの住宅数件が掲載された広報誌です。
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元「都市住宅」編集長の植田実氏とMDSの講評文が掲載されています。