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戸恒浩人@JIA建築セミナー

僕が実行委員を勤めているJIA建築セミナーに、
戸恒浩人さんをお呼びして講演をして頂きました。
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建築家協会のホールで、照明デザインという視点ではなく、
「グローバルに活躍する」というカテゴリーで話して頂きました。
講演の終わりの質問はいつもはあまりないのですが、
今回はかなり多く、濃密なレクチャーだったように思いました。
戸恒さんとはLPA在籍時からの付き合いになりますが、
今までに聞いてなかったことも意外と多く、
個人的にも新鮮な、面白いお話が聞けて良かったです。

遠山記念館に行ってきました。

日興證券の創立者・遠山元一がお母様のために建てた邸宅が、
川越にほど近い、川島町に遠山記念館として公開されています。
今回は新木場、原木組合の方々と見学に行ってきました。
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建築史家の松本裕介さん(一番左側)には建築意匠について、
伊勢戸銘木店社長の伊勢戸正也さん(一番右側)には、
木の専門家としての解説して頂きました。
この門だけで数十分の解説。奥の深さを感じました(笑)。
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昭和11年に竣工した邸宅が、ほとんど増改築されないで、
そのまま保存されている昭和を代表する貴重な邸宅だそうです。
こちらの東棟は生家を再興したことを象徴する豪農風。
中棟は貴顕の来客を接待するための格式のある書院造り、
西棟は母のために数寄屋造りの座敷があります。
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こちらは普段は非公開の2階の応接室。
特別に拝見させて頂きました。
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一枚板からつくったこのような扉や、
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竹でつくった細い桟の障子など、工芸品のようなもので溢れています。
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こちらは3つある茶室のひとつ。
墨差し天王寺という濃淡模様がでた土壁、
東と南に1間半の開口をもうけて、
庭の景色を呼び込むという個性的な座敷です。
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こちらは続き間の広間です。
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この縁側で、吉田茂と囲碁をしながら、
日本の行く末について度々語り合っていたとのこと。
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貴重な体験をさせていただいて、大満足で敷地を出ると、
門の外の塀沿いに美しい蓮が・・・・
その良さがわかるようになったということは、歳をとったのかな?(笑)。

レーモンドの新スタジオ@軽井沢

東京は例年以上に暑い日が続きますね。
ということで、避暑も兼ねて軽井沢に行ってきました。
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こちらはdocomomoにも選ばれている「軽井沢の新スタジオ」。
アントニン・レーモンドが晩年に設計した建物です。
以前から、見学させて頂きたかった建物ですが、
念願かなって、今回初めて拝見させて頂きました。
レーモンド事務所の元所員だった北澤興一さんが所有されています。
ちょうど茅葺き屋根が使えない法規ができた1962年の竣工で、
ガルバリュウーム鋼板を茅の下に敷いて許可が降ろしたそうです。
茅は一度やり変えたそうですが、やはり少し無理があるそうで、
やむなく数年前に茅をとってしまったそうです。
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不思議な形をした屋根のトップは、暖炉の火が茅に移らないように、
曲った部分に雨水がたまるようになっているとのこと。
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よりによってこの大事な時に、、、、、
カメラが壊れてしまいました。特に広角側が・・・・最悪!
でも、空間は最高でした。
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中心の暖炉は構造体になっていて、
その上部に細い丸太が架かっています。
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スパンがとんでいるからと言って太い材を使うのは野暮とのこと。
確かに、その組み合わせ方がとても美しいです。
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壁がラーチ合板。レーモンドは好んで使ったそうです。
安くて丈夫で、枠材もラーチにすると一体感を増し、
経年変化で色が美しく濃くなるのが好きだったようです。
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いぐさの縄で編んだ椅子は長持ちするそうです。
家具はすべてレーモンドの作品です。
ピントがボケていますが、
左から北澤さんと建築家と宮さん、阿部勤さん。
レーモンドが設計した住宅には、
他のデザイナーの家具は一切置かせなかったとのこと。
時々、自分が設計した住宅に行って、自分が設計したもの以外は、
所員にすべて外に出すように指示を出していたらしい(汗)。
さすが、巨匠です!
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奥の主寝室の天井は、とても複雑な接合になっています。
いろいろと質問するさせていただくと、
北澤さんにとってもお気に入りのところだそうで、
熱く接合部について語っていただきました。
緑の中の佇まい、架構、簡素なインテリアなど、
50年の時を超えた素晴らしい建築でした。

マレーシアの雑誌「CREATIVE HOME 」に掲載されました

マレーシアの雑誌「CREATIVE HOME 」に、
MDSが設計した「八ヶ岳の山荘」が掲載されました。
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八ヶ岳の山荘」がかなり大々的に掲載されています。
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八ヶ岳の家」は海外で人気が高いようです。
特徴的な形をした外観と日本的な内観がウケるんですかね?
今、建築デザインの業界においても世界的な日本ブームのようですね。

「新建築住宅特集」に「成瀬の家」が掲載されました。

MDSが設計・監理を行いました「成瀬の家」が、
建築専門誌、新建築住宅特集の最新号(9月号)に掲載されました。
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今月号の特集は「平屋的な建ち方」。
その特集の中でMDSが設計した「成瀬の家」が掲載されています。
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撮影がちょうどロシア出張で立ち会えなかったのが残念。。。
東京郊外の住宅地に建つ、大屋根がつくる平屋住宅の提案です。
建築専門誌を扱っている書店では平積みされていると思います。
是非、お手に取っていただければと思います。

インターンシップ@工事現場

少し旅行ネタが続いたので、久しぶりの仕事のネタ。
「赤塚の家」の現場に学生を連れて行ってきました。
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インターンシップの学生が現場監督さんに質問しているところ。
こちらの現場はいよいよラストスパート。
ところで、建主様のご厚意により内覧会をさせて頂く運びとなりました。
日時: 2013年9月7日(土) 13:00~19:00
場所: 東京都板橋区
内覧をご希望される方はお手数おかけしますが、
氏名、住所、連絡先、ご職業をinfo@mds-arch.comまでお送り下さい。
詳細をお送り致します。

コペンハーゲン10/ホテル・アレクサンドラ

コペンハーゲンの後半は運河沿いとは雰囲気が違う、
中央駅の近くのホテル・アレクサンドラに移動しました。
ヤコブセン、フィンユールなどの名作家具が堪能できるホテルです。
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こじんまりとしたホテル・アレクサンドラ。
我々が泊まったのは3階の角部屋のヤコブセン・ルーム。
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ロビーや階段には名作家具がズラリ。
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こちらはフィンユール・スイート。
5階の角部屋の唯一、ルーフテラスのある部屋で、
フィンユールの家具だけでなく、外のテラスも魅力的。
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色々な部屋を見せて頂きましたが、
結局、我々が泊まったのはヤコブセン・ルーム。
ヤコブセンの家具でコーディネートされています。
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出窓のところには、エッグチェアが置かれています。
白夜の夕暮れ時にビールを飲みながらのんびり過ごすのは最高です。
センスは良いが頑張り過ぎていない、
こじんまりしたアットホームなホテルでした。
家具に興味がある方におすすめです。

コペンハーゲン09/アドミラルホテル

1787年に穀物倉庫として建てられた建物を改装したホテル、
コペンハーゲン・アドミラルホテルに泊まりました。
言うまでもなく、横浜赤レンガ倉庫よりはるか昔の建物で、
残念ながら、石とレンガの文化は欧米と日本は比較になりませんね。
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ニューハウンやプレイハウスに隣接する運河沿いにあり、
対岸にはオペラハウスが見える好立地のホテルです。
テラス席もあるこちらのレストランは予約で一杯の人気店。
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昔は倉庫だった名残が外観のこんなところにも。
歴史が作り出すレンガの風合いもよいですね。
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歴史を感じさせロビーまわり。
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迫力のある丸太の存在が、特徴的な空間をつくっています。
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勿論、客室にも露出しています。。。。
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壁もレンガに漆喰を塗ってあり、微妙な凹凸がつくる光が美しい。
立地もよく快適なホテルでした。おすすめです。

コペンハーゲン08/ニューハウン

現代建築がやや目に付く運河沿いですが、
少し中に入ると歴史のある街、コペンハーゲン。
プレイハウスからすぐのところに観光名所のニューハウンがあります。
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色とりどりの建物が運河沿いにひしめいて建っています。
レストランも観光客でいっぱいですが・・・
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僕にとってはこちらの倉庫を改装したホテルの方が興味深いです。。。
この雰囲気は歴史のある建物だから出せる味ですね。
我々が泊まったのはここからすぐ近くのアドミラルというホテルで、
やはり倉庫を改装したところでした。詳しくはまた、後日!

コペンハーゲン07/運河沿いの大規模開発

オペラハウス(北向き)に行こうと思ったら、船は南向きに。。。
少し遠回りになってしまいましたが、とても気持ちの良いひとときでした。
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こちらの建物はフューチャー・システムズの設計。
ブラックダイアモンドから南の方は建設ラッシュで、
運河沿いにも集合住宅が次々と建っていました。
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オランダの建築家集団MVRDVの集合住宅も船から見学。
外観だけ見ても、ほとんど心に響きませんね。
30分程でブラック・ダイアモンドに戻り、ようやく北上。
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プレイハウス越しに、対岸のオペラハウスが見えます。
プレイハウスの設計者はLundgard&Tranberg。
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プレイハウス を通り過ぎて、オペラハウスへ。
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対岸のプレイハウスからオペラハウスを見たところ。
オペラハウスの設計者はヘニング・ラーセン。
ところで、コペンハーゲンはサハリンの最北端と同じ緯度なので、
なかなか夜になってくれません。
北欧の照明も見たいのですが、夏は無理ですね。