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サンクトペテルブルグ視察/運河めぐり

クライアントのボートに乗って、
サンクトペテルブルグの運河めぐりをさせて頂きました。
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まずは打合せも兼ねた夕食を船着場のレストランで済ませて•••
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クライアントのボートへ。
この位のボートが小さな運河もめぐれるので良いのだとか。
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出発したのは夜の10時頃。
空はまだまだ明るく、日本の夏の夕方の感じですね。
運河沿いに高級住宅地がひろがっています。
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クライアント自ら操縦。カッコいい!
ストレス解消に一人で乗ったりもするそうです。
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運河からは車が見えず美しい!
道路レベルは路上駐車が都市景観上深刻です。
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運河の街なので色々な橋がかかっています。
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バレエやオペラの名門、マリインスキー劇場。左は建設中の新館。
片持ちのブリッジで右側の既存劇場と繋げるようです。
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ロシア的な教会「血の上の救世主教会」です。
運河からの眺めは格別です。
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日本の建築家はほとんどロシアでは仕事をしていませんが、
建設中のこのスタジアムは今は亡き黒川紀章の設計です。
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美しい街のシルエット。深夜0時頃の白夜の空に感動!
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時速100kmで急いで戻ります。
しかっりしがみついていないと飛ばされそう。。。
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船着場に戻ったのは夜の1時頃。
白夜で時間の感覚が狂ってしまいます。
時計を見ると急に眠気が襲って来ました。

サンクトペテルブル視察/敷地見学

サンクトペテルブルグから帰国して、
あっという間に1ヶ月が経ってしまいましたが、
少しだけこちらのブログでご紹介します。
先月、サンクトペテルブルグに行った主な目的のひとつが敷地見学。
1日では廻れないので3日間でまわりました。
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ブログ掲載の許可を得た唯一のプロジェクト。
フィンランド湾に面した木々に囲まれた素晴らしい敷地。
ここには個人邸とスパを建てる予定です。
個人邸と言っても、日本のそれとはスケールが違い、
ホテルや企業の保養所のような規模の計画です。
日本とは全く異なる気候風土や文化、そして広大な敷地で、
どのようなものが出来るか今からとても楽しみです。

東京理科大学の授業@「ポジャギの家」

MDSが設計監理した「ポジャギの家」の某建築賞の現地審査がありました。
あいにく(ちょうど?)大学の授業と重なってしまったため、
建て主のご厚意で学生を呼ぶことにしました。
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僕の班のほぼ全員の16名が来たので、家の中は超満員。
学生にとって建築家が設計した住宅を見学する機会があまりないので、
とても勉強になったのではないでしょうか?

東京建築士会主催 「住宅建築賞 入賞作品展」

東京建築士会主催「住宅建築賞 入賞作品展」のオープニングに行ってきました。
この住宅建築賞は若手の登竜門の名誉ある賞のひとつと一般的に言われています。
今年の応募は101点。2次審査に残った入賞5作品の模型が展示。
MDSが設計監理に携わった「深沢の家」も展示されいます。
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日本橋駅のDICカラースクエアの1階に展示されています。
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こちらがMDSが設計監理に携わった「深沢の家」。
今回の展示用に1/20の模型をつくりました。
大きな模型はやはり雰囲気がよくわかります。
7月2日~7月16日の間、日本橋のDICカラースクエアで展示されていますので、
お近くにお越しの際は是非、お立ち寄り下さい。
詳細はこちらをご覧下さい。

祝!「岡崎の家」が竣工しました。

「岡崎の家」無事、引き渡しすることができました。
この住宅は片流れの屋根によるシンプルな勾配天井の平屋空間において、
間仕切壁に少しだけ角度を与えることで、
天井高さに大きな変化が生まれる特性を生かしました。
それに加え、周辺の高さレベルの違う既存の畑・日本庭園等に、
内部の床レベルも連動させています。
広さとちょっとした高低差のある敷地の中で、二つのシンプルな操作が、
プラン上にも天井高さ方向にも変化に富んだ内部空間をつくり出しています。
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外壁は焼杉材。玄関扉の右側にベンチを設置。
鍵を開ける時に棚として使えて、とても重宝します。
エントランスから徐々に高くなり、
また先に行くと徐々に下がって行きます。
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一番奥のキッチンからエントランスの方を見たところ。
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屋根の梁の架け方に特徴があります。建て方風景はコチラ
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梁と梁の間に照明を入れて、
梁の側面のみを照らすことで梁に陰影を与えます。
照明デザインを担当したのはいつも通りシリウスの戸恒浩人さん。
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床レベルが一番高いのは寝室で、
日本庭園側に緩やかに下がっています。
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エントランスからの見え方も、昼とはまた違った趣があります。
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一番奥の日本庭園側からの外観。
屋根の架構が美しく浮かびあがります。
家具が入ってどのように住まわれるのかとても楽しみです。

サンクトペテルブルグへ・・・

サンクトペテルブルグへ、施主打合せと現地調査に行ってきました。
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フィンランド航空に乗って、ヘルシンキ経由でサンクトペテルブルグへ。
成田とヘルシンキの最短距離になるのか、利尻島を通過しました。
飛行機から見る富士山も良いですが、海に浮かぶ利尻富士も美しい。。。
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サンクトペテルブルグは、北のヴェニスと言われている美しい運河の街。
詳しくは、また後日。

「東京スカイツリー+10」展

いよいよ今年オープンする東京スカイツリーの照明デザインをされた、
戸恒さん率いるシリウスの展覧会に行って来ました。
MDSでもよく一緒に仕事をしていただいています。
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東京スカイツリーの照明計画の考え方はもちろん、
どのように照らしているのかを実際の器具を使って
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「八ヶ岳の山荘」無事、引き渡し

「八ヶ岳の山荘」 無事、引き渡しをすることができました。
建物の手前の外構は引越し後の工事となりますが、
クライアント自ら野菜を育て食する畑と共に、
建物の魅力をより一層引き立ててくれることでしょう。
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太陽の光を最大限取り込めるよう建物形状を南に開いた扇型とする一方、
夏の強い日差しと西陽を遮る3つの門型の庇を連らねた形態としています。
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リビングからダイニング方向を見たところ。
障子を通して入る光が、やさしく室内を包みこみます。
リビングの障子を開けると畑越しに、
南アルプス、甲斐駒が望むことができますが、
その方向の写真は畑ができるまでしばらくお待ち下さい(笑)。
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フレーム壁とフレーム壁の重なりを表現しました。
壁厚の重厚感が、空間の質を高めます。
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ダイニングからリビング越しに畑を見たところ。
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暖炉の炎は、眺めているだけでやさしい気分にさせてくれます。
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和室からダインニング越しにリビング見たところ。
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タモ材を使用したキッチン。
シンクの先に裏庭、そしてその先に八ヶ岳が望めます。
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2階の寝室も落ち着いた空間になりました。
手前がベットを置くスペース、窓際が書斎スペースとなっています。
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書斎スペースのとても長~い机。
1階の暖炉の煙突が2階を通りぬけているので、2階もポカポカ。
ゴールデンウィークに畑に苗を植えるそうです。
夏にはすばらしい野菜畑になっていることでしょう。
とても楽しみです。

「深沢の家」現地審査

ある賞の現地審査のため、久しぶりに「深沢の家」に行ってきました。
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審査員長の塚本さん他8名をご案内しました。
審査結果が出ましたら、またこちらのブログでお知らせします。